【花嫁修業より】現世で結婚したけりゃ、やるっきゃない【メンヘラドッヂなど】
<<これは2024年2月スタート「メンヘラハッピーホーム2024」の記事です>>
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私がまだメンヘラだった頃、その時々の恋愛にしがみつくことに必死で、誰か1人と穏やかに何十年も生活を重ねていけるなんてイメージが持てなかった。若すぎたということもあるけれど、そんな感じだったから「結婚」については現実味がなく「なんなら来世かな!」と思っていた。
それはいつかはしたいけれど、遥か先のような。
だけど! そんな私も現在は結婚して二人の子を持ち、リア充の頂点です。
今日はそんな私が、結婚に向け踏み抜いたステップと相手選びの考え方をご享受するね勝手に。
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夫とは、2007年、フジテレビの新卒採用試験の面接で出会った。
それは私がラスボスとの戦いに破れて、メンヘラ脱出を決意したばかりの、ボロボロの頃だった。
私は名古屋から、彼は神奈川から、お台場に面接を受けに来ていた。我々はその日、同じグループで面接を受けることになった。今思えば恥ずかしいが、面接後、面接ハイで盛り上がった私たち4人は、お台場駅のホームでワイワイ記念写真を撮った。
7年後の同じ日に、婚姻届を出し、同じ駅のホームに夫婦2人で写真を撮りにくるなんて、考えもせず!
その日解散するとき、ゆりかもめを降りた新橋駅で、4人のうち、私と夫だけが2人きりで同じ方向に歩いた。時間にしてほんの30秒だったと思う。
そのとき背中に太陽の光を受けながら、強風のなか、地球の何よりも真っ直ぐに立つ彼を見ながら私はハッキリと、この人と結婚したら幸せになると強く思った。その翌日わたしは友人たちに「結婚相手に出会った」と語った。
メンヘラの「運命!」なんてほぼ口癖だが、そのときの感覚はあながち間違っていなかった。彼はメンヘラ女子の相手としては、割とベストな要素をたくさん持っていたのである。
結婚したけりゃメンヘラドッジで見極めろ
結論から言おう。結婚相手を捜すには、ドッヂボールをするのが早い。メンヘラ女子の交際相手は、大抵、メンヘラホイホイである。彼氏が途切れることがほとんどないメンヘラ恋愛史は、駅伝のように、メンヘラホイホイからメンヘラホイホイへと伝統のタスキが受け継がれ、滅多にその歴史は止まらない。それを繋いでいってそのままラストホイホイ氏とゴールテープを切るのもアリだ。
でも、激しすぎる戦いのような恋とは違う、穏やかにゆっくり味わうような結婚がしたいのならば、思い切って駅伝引退してアテネの平和の象徴を背負うような聖火ランナーとなるべく心機一転ベストな相手を捜すのも手かと。
そんなメンヘラの結婚においての「ベストな相手」とは?
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