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私らしく愛そう。

 はじめましての方も、いつも仲良くしてくれている方も、こんにちは彗(すい)です。
推しのセンイルの前に、防弾を推し始めて1年が経つ前に、noteを初めて書いてみたくなりました。思い立ったらすぐ行動!!ということで、防弾との出会い~のことを記憶の新しいうちに備忘録として書き留めておこうと思います。6割ほぼ自分の話しかしてないと思います笑 こういう文章を書くのは不慣れなので、すごく長くなってしまうと思いますが、時間があるときに読んでもらえると嬉しいです。
※一部考察・批評的な部分もあるので、苦手な所は飛ばしながら読んでください。


【防弾への沼落ち】

 私が防弾に沼落ちした最大の理由は、簡潔に言うと失恋。
よくある話なのかは分かりませんが、失恋でぽっかり空いてしまった穴を埋めてくれたのは新しい恋ではなく防弾でした。
(結果的には以前よりも随分心を豊かにしてくれました。)
彼とは遠距離で、私は学生、彼は社会人。年の差や経済力の差はいろんな問題を生んで、たくさんぶつかりましたが、私史上一番深く長い恋愛でした。障害はあったもののそれなりに仲良くさせてもらっていたのですが、世の中はコロナに襲われ、県外への移動を自粛するように要請される中、私たちの会いたいという気持ちだけで行動することはできませんでした。コロナでさらに深まった距離の溝と、積もる不満にお互い耐えられず、お別れは後味の良いものではありませんでした。互いに依存的な関係だったこともあり、独りで過ごすことに耐えられない日が続きました。

 ある眠れない夜に観たのは、MMA2019の防弾のパフォーマンスでした。すさまじい熱量と圧倒的なパフォーマンスの実力、白熱した歓声。私にとっては未知の世界でした。
(少し前からDynamiteが好きでよく聞いていたし、日プseason1を見ていたときに使用されていた楽曲(DNA FIRE)は本家も見に行っていましたが、ライブ形式のパフォーマンスは見たことがありませんでした。)
約30分のパフォーマンスの間、7人から目を離すことができませんでした。彼らは「アイドル」であることと同じように「アーティスト」であることをパフォーマンスで体現してくれているように感じました。K-POP(特にナムジャドル)には疎い私にとって、アイドルといえばジャニーズだったので、歌唱力、ダンスの実力、表現力が私の想像を遥かに超えるものでした。
韓国語なんて全然わからないのに、終盤のMikrokosmosを聴きながら大号泣したことはずっと忘れられません。MMA2019のパフォーマンスは私を防弾の沼の奥底に引きずり込むには十分すぎるくらいでした。

【ジミンさん】

 MMA2019の中で、短いソロパフォーマンスがメンバーそれぞれありましたが、私の心がぐっと持っていかれたのは、ジミンさんのI NEED U。スカーフを使った舞踏的なスタイルを披露したパフォーマンスでした。軽やかで滑らかな動き、ゆっくりと止まっているかのようにも見える空中姿勢、儚さを感じさせる表情、表現力。そのすべてに目を奪われて、息をのんだことを鮮明に覚えています。今も時々見返すくらい、ずっと大好きなパフォーマンスですが、ジミンさんのソロは何度見ても、初めて見た時の感情が蘇るようなそんな感覚になります。

そんなジミンさんのソロを見てからというもの、どうしてもジミンさんのことを目で追ってしまい、気付いた時にはとんでもなく大きな愛を育てていました。空き時間や深夜にもYouTubeでジミンさんのFocusやLIVE映像、タリョラを見漁り、ジミンさんについて知ろうとずっとスマホにかじりついていました。特にジミンさんの自作曲「약속(約束)」は、私の傷に寄り添って癒してくれました。夜に聞きながら何度泣いたかわかりません。どんな時でも、ずっと変わらずこの曲のことが大好きです。
比較的涙もろい私ですが、ジミンさんの写真を見るだけで泣く日もあったくらいに、私にのなかでジミンさんの存在がどんどん大きくなっていきました。



【新規】

 Twitterのアカウントを開設したのは、防弾沼落ちから約一か月後のことでした。それまでリア垢のストーリーをうるさく荒らしていましたがさすがに荒らしすぎて笑、何も考えずにバカでかい愛を吐露する場所として、彗のアカウントを作りました。
作る前に比べると、圧倒的に情報が入りやすくなり、思う存分愛がつぶやけるようになってすごく快適なオタクライフを過ごせるようになりました。タイムリーな情報がどんどん入ってくるので、推したちが今この瞬間生きていることを実感することもできました。
 しかし、新しいことを始めるには問題はつきものなようで、いろいろと思うところがありました。

 K-POP全体に言えることだと思いますが、ファンとアイドルの距離がすごく近い。あまりにも近いので、私と彼らが対等な関係だとよく勘違いしそうになります。私がハッとしたのは、OUTタグを調べた時です。(苦手な方は飛ばしてください。)完全に怖いもの見たさというか、好奇心から調べたのですが、そこは私の想像とは少し違っていました。タグを使っている人の多くは、防弾のことをよく知る古参またはペン卒したアミたちでした。そんな方たちが書く言葉には、知らず知らずのうちに脳内お花畑になっていた私を現実に引き戻すようなリアルな説得力がありました。そこの書かれていたこと全てが正しいとは思わないけれど、少なくとも痒い所に手が届くような、そんな内容も多かったです。詳しい内容は伏せますが、「もし推しが反日だったら」「もし彼女がいたら」嫌だしアイドルなんだからそんなの許されないでしょ なんて思ってしまっていた私の脳内のお花畑はしっかり散っていきました。7人も1人の人間で、ただの少年(青年)で、私と彼らはファンとアイドルで、彼ら自身の内面的な思考に干渉する権利はないと気づかされました。友達にだってそんなこと思わないのにどうして画面を通すとわからなくなってしまうのか、こうして文章にすると当たり前に思えるのに、忘れてしまいやすいことだと思います(自戒の念を込めて)。踏み入りすぎは厳禁。彼らのプライベートは彼らのものであり、仕事との境界線は必ずなければならないもの。彼らが防弾で、私がアミである限り、私は彼らを愛するために彼らを消費するしかないということをいつも心に留めておかなけらばならないと、個人的に考えるようになりました。

(何についてのnoteかだんだんわからなくなってきましたが、あくまで自分のための備忘録だと言い聞かせて進めます笑)


 この章のタイトルを、【新規】としましたが、それについてそろそろ書こうと思います。先ほども書いた通り、私はK-POPには疎くて、今までお金を出して追いたくなるような推しに出会ったことはありませんでした。アミとしてもオタクとしても、まだまだまだまだ新規です。
私には趣味もツボも好みも合う、長年アミをしている友達がいました。私が防弾を好きになった時には、彼女から歓迎するメッセージを受け取ったり、まだ気になっていた時には、「彗も沼に落ちたらいいのに~」なんて話もしてくれ、私はてっきり私がアミになったことを歓迎してくれているのだと思っていました。しかし、どうやら実際は違ったようで、私がアミになって数か月経った頃、偶然見つけてしまった彼女のTwitterアカウントには、かなり辛辣な私への批判がツイートされていました。ツイートの数自体は多くなかったものの、かなりショックでした笑
彼女がいなければ防弾に興味を持つこともなかったので、尊敬して慕っていた分ダメージは大きかったです。私の何が彼女にとってよくなかったのかというと、主には私がストーリーでよく投稿していた長文の感想や独り言の内容だと思います。(実際のストーリーのスクショが載せられれば載せておきます。)

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 彼女のツイートの内容は、簡単に言うと「盲目ペン」「ライブに行ったことないくせに語るな」「話してても薄い情報しか出てこない」…みたいな、そんな内容でした。防弾を好きにならなければ、と考えてはならないことを考えそうになった瞬間もありました。
(防弾に出会えた幸せに比べたらこんなことどうってことなかったですよ!!)
彼女の発言は棘はあったけれど、全部正しいような気もして、今見ても正論も多い。だからこそ、考えさせられました。
この界隈に来てから身をもって実感しましたが、新規と古参にはやっぱり適切な距離と接し方が必要なのだと思います。私には、いままでの8年以上の活動を巻き戻して一緒に過ごすことはできないし、8年の思い出も記憶もありません。振り返って眺めて、調べて、知ることはできても、過ぎた時間をともに過ごすことはできないのです。
いまだに円盤は持っていないし、7人と過ごした時間も僅かしかない私が、調子に乗っていたのは事実で、今思えばこんな投稿、誰に不快な思いをさせてもおかしくないんじゃないかと思います笑 まだ20年も生きていませんが、私は私のことが大好きだし、よく見栄も張るし、自己顕示欲の塊だということは身をもって知ってきたつもりでした。知っていることと行動は伴わないものなんだなと実感した出来事になって、自分の立場に見合った行動が素直にとれる自分でありたいと考えるようになりました。
新規だとか古参だとか気にせずやっていけたら本当はいいのかもしれないですが、そうもいかないのが現実笑 でも、私の行動で嫌な思いをさせないようにすることはできると思ってます。
手探りで、全然上手くはいきませんが、素直でいないより楽しいオタクライフがきっと待ってるはず!
 


 新規という肩書きの私ですが、私が防弾と出会いは、あの瞬間がベストで最高の出会いだったと信じています。やっぱりもっと早くからアミである方々のことを羨ましく思うこともありますが、それでも私は、私として、私なりに彼らを愛し、彼らと共にこれからを過ごすことで、これまでよりも豊かになれれば、きっとそれが一番いいんじゃないかと思います。
だって、幸せが1番ですから。
私は私自身を愛することができるように、防弾と一緒に歩いていきます。死ぬまで味方でいようと、心に誓って。

 

(あとがき)
 このnoteが需要があるかはわかりませんが、思い切って(調子に乗って?)私自身についてを中心に書かせていただきました。いきなり終わりますが、こんなに長くてつまらない文章に最後までお付き合いくださってありがとうございました。また時間があれば、今度はジミンさんについてかけるといいなと思っています。


(沼落ちがあと1か月早ければ最愛の推しのセンイルをお祝いできた、という事実がいつまでも心残りです!)

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