本と夏の逃避行へ。「本」から選ぶこの夏のおすすめホテル

いつもと違う夏がやってくる。それは、今までのように気軽には遠くへ行けない夏。それでも、少しくらい羽を伸ばしたい。そんなあなたに向けて、「HOTEL SOMEWHERE」がいろいろな「夏の逃避行」を紹介します。

今回は、「HOTEL SOMEWHERE」が選んだこの夏にオススメの文庫本をピックアップ。そして、それらの本にぴったりな夏のホテルを紹介しています。本から旅先を選んで、この夏の逃避先にしてみようという企画です。

今回は、一人で安全に楽しめる、この夏のおすすめ逃避先として、いくつかのホテルをご紹介します。

しかも、それらのホテルが、ここでしか買えない特別な「1泊2日の逃避行」旅行券を用意してくれました。全て10枚限定です。自宅からもそう遠くなくて、安心して一人で過ごすことができるホテルたちをぜひお楽しみください。

※「夏の逃避行」宿泊券には全て、このページで紹介している本がセットになっています。実際に宿泊券を購入し、宿泊の予約をすると、あなたのお家にその本と今回のための製作した特別な「旅の栞」が届きます。
※宿泊券の販売期間は7/3〜9/3、利用期間は7/13〜9/13を予定しています。
※利用日は宿泊券購入から7日目以降となります。

野尻抱影・山口誓子「星戀」

星の和名収集研究で知られる野尻抱影と俳人・山口誓子。二人が天空を眺めながら交わしあった文章を読むには、きっと満天の星空が似合うはず。

箱根リトリート före
（神奈川県）

広大な森の中に佇む、北欧スタイルの温泉リゾート。箱根散策の拠点として便利な仙石原に生まれた「スモールギャザリング」のための贅沢なホテルで、空を眺めながら至極の夜を。

森博嗣「朽ちる散る落ちる」

ミステリィ小説では絶対に外せない森博嗣。グラフィカル表紙とは裏腹に、サイクリングのような疾走感が魅力的な本格ミステリィをぜひこの夏に。

コナステイ伊豆長岡
（静岡県）

伊豆長岡の地で50年続いた老舗旅館をリノベーションした「コナステイ伊豆長岡」は、自転車を持ち込める客室やサイクルツアーが特徴のホテル。ミステリィが好きなあなたにはきっと、爽快感のあるホテルが似合うはず。

須賀敦子「霧のむこうに住みたい」

作家・須賀敦子が愛したイタリアのなつかしい家族、友人たち、思い出の風景をまとめたエッセイ。優しく静かな時間が霧の向こうにあります。

Winerystay TRAVIGNE
（新潟県）

一面に広がるぶどう畑を抜けて、ワイン造りの現場に触れる。ワインとお料理を愉しむ大人のオーベルジュ「Winerystay TRAVIGNE」には、本物の非日常があります。須賀敦子が見た霧の向こうの世界がきっとここにも。

よしもとばなな「海のふた」

ひと夏の女性2人の物語。主人公は故郷に戻り海辺で自分の好きを集めてかき氷屋をオープンします。日々を繰り返しながら、丁寧に毎日を積み重ねていく大切さと愛おしさを感じる、夏のはじまりにぴったりの作品。

Hotel Noum OSAKA
（大阪府）

1日の始まりが良ければ、その日はきっといい日になる。そんな朝に着目した「Hotel Noum OSAKA」を紹介します。光の差し込むカフェラウンジで、朝食を食べながら気持ちのいい1日の始まりを。

村上龍「限りなく透明に近いブルー」

最後はなんとも真っ青な一冊を。人の心はもしかすると限りなく透明に近いブルーなのかもしれない。それはまるで目の前に広がる海のような広くて深いものかもしれません。

HOTEL KARAE
（佐賀県）

最後は海の向こうに西陽をのぞむことができる城下町・唐津の商店街に生まれた「HOTEL KARAE」。誰もいない静かな海岸線と村上龍はとっても相性がいい。

以上です。さあ、ぜひあなたも、本の世界へ逃避行をしてみませんか。

CHILLNNには、このほかにも200以上の素敵な施設が紹介されています。ぜひ、お気に入りのホテルを見つけてみてくださいね。