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HOTEL SHE, KYOTO、新プロジェクト”泊まれる演劇”をスタート

みなさまはじめまして。

HOTEL SHE, KYOTOの花岡と申します。
春まで東京の広告会社で働いてましたが、最近京都のホテルに華麗なジョブチェンをしました。フロントでお客様をお迎えしつつ、最近はWEBサービスの設計をしたりサウナフェスの企画をしています。

さて、まずは私たちが働くホテルについて簡単に紹介させてください。


「最果ての旅のオアシス」、HOTEL SHE, KYOTO

HOTEL SHE, KYOTOは京都駅から南に徒歩10分、地下鉄九条駅からは徒歩2分のブティックホテルです。今年3月に全面リニューアルをおこない、一階にはアイスクリームパーラーが併設されています。
可愛いアパレル商品やキャップなど、プライベートブランドの販売なんかもしています。(つい最近、その破壊的な可愛さでTwitterでバズりました🙌)


そんな愛すべきホテルのコンセプトは「最果ての旅のオアシス」。

京都駅の裏に広がる東九条エリアのほとり、
京都の中央を貫く烏丸通のロードサイドにひっそりと佇む
旅の果てのオアシス“HOTEL SHE, KYOTO”
見ず知らずの土地から土地への移動で乾いた旅人の心を潤し、
孤独な街を人肌の暖かさと豊かな生活で満たしていきます。

喧騒の地から離れ、世界中から訪れるゲスト同士が交流できる場所でありたいと願ってのコンセプト。プロデュースは弊社代表の龍崎翔子です。


新プロジェクト”泊まれる演劇”

前置きが長くなりましたが、「最果ての旅のオアシス」のコンセプトのもと、HOTEL SHE, KYOTOでは新たなプロジェクト ”泊まれる演劇” をスタートします!

泊まれる演劇とは
建物全体を一つの舞台として捉え、訪れたゲスト(=観客)はホテル内で役者の演じる作品劇を鑑賞します。
鑑賞といっても従来のミュージカルのような座席はなく、ゲストは自らの足で歩いて一晩かけて物語を観て回ります。
演劇はホテル内で同時多発的におこなわれるので、一人で物語のすべてを掴むことはできません。一緒に来た友人と別々で行動したり、他のゲストと交流をすることで、物語の断片をパズルのように重ねて、物語の全容を知ることができるのです。


・・・・ちょっと難しいですね。。。

この演劇形態はイマーシブ・シアターと呼ばれ、2000年代にロンドンから始まり、ミュージカルの本場NYのオフブロードウェイや上海でも人気が高まりつつあります。
イマーシブ・シアターで最も有名な作品『Sleep No More』はシェイクスピアの三大悲劇作品の『マクベス』をストーリーのベースとしており、実在する廃ホテルを使って演劇がおこなわれているそうです。

HOTEL SHE, KYOTOではイマーシブ・シアターの要素を取り入れつつ、「最果ての旅のオアシス」を体現できるような作品制作をおこなっていきます。


第一弾作品テーマ

….とは言え、まだ具体的なイメージのつかない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

なんとなく演劇に詳しそうな雰囲気でここまで記してきましたが、私自身観たことある作品は劇団四季さんのライオンキングくらいで、実際に役として演じたのは幼少期の桃太郎まで遡ります。(メインキャラを演じた記憶はないので恐らく『鬼ヶ島の岩』の役です。。。)

今まで演劇やミュージカルと聞くと、なんだか敷居が高くて、物語の時代背景などの前提知識がないと十分に楽しめないものが多かったように思えます。
ですが、私たちHOTEL SHE, KYOTOではどのお客様にもフラットにお楽しみいただき、前提知識がなくてもすぐに物語の世界観に没入できるような作品にしたいと考えています。

そのような経緯もあり、まず第一弾は『ミステリー』をテーマに作品制作をおこなっていきます。


The Eaglesの名盤をモチーフにしたミステリー

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舞台はHOTEL SHE, KYOTOを使った架空のリゾートホテル「ホテル・カリフォルニア」。70年代アメリカを代表するロックバンド:The Eaglesの同名作品の世界観をモチーフに、ミステリーの王道を踏襲しつつ魅惑的なストーリーが繰り広げられます。

どこからか香り立つ気だるいほどの甘い香り、
夜が深まるに連れて噛み合わなくなる隣人との会話、
何日間もチェックアウトする人のいないホテル。。。

実際にあなたの足で現場検証をおこない、不審に感じた隣人やホテルマンの行動を追い、直接彼らに語りかけることで謎を紐解き明かしていく。

そんな幻想的なホテルに実際に宿泊しながら、夜明けを忘れるくらい物語の世界に没入できます。(もちろん寝ることもできますが、その時は部屋のドアに鍵をかけることを忘れずに。。。)

そんな予測不能な ”泊まれる演劇” 第一弾作品は、2020年3月(日程未定)に初演を予定しております。


誰も観たことのない新しい体験を一緒に作りませんか?

現在、”泊まれる演劇” プロジェクトはホテルや演劇が好きな仲間と企画運営を進めておりますが、当プロジェクトに賛同いただける方たちと共に更に作品制作を盛り上げていければと考えています。
世界観に強く共感し、狂気的なアクションを起こして下さる方を募集しています。

弊社ホームページ下部のお問い合わせフォームより内容記入の上、送信いただければと思います。


最後に

ホテルは世界中さまざまな場所からゲストが訪れ、一つの建物の中で幾多の物語が生まれる唯一無二の場所です。
本来は交わるはずのなかった物語が交差し、知り合うはずのなかった隣人との会話が生まれる。
そんなソーシャルで人間味のある体験を、ホテルという箱を通して作りたいと考えています。

<プロジェクト詳細>
# 運営会社
 L&Gグローバルビジネス
# 設立
 2015年4月8日
# 住所
 〒601-8041 京都市南区東九条南烏丸町16
# メンバー
 龍崎 翔子
 花岡 直弥
 永田 諒


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