VOICEROID劇場を半年にわたり投稿した所感


1.はじめに

 この記事は初投稿から約6か月くらい劇場動画を投稿した感想になります。結論は「実際に視聴者から投稿者になってみて」にあるので、時間があまりにもない方はそちらだけで完結できます。
 今後劇場動画を投稿する人、現在している人に役立つかもしれません。
 また、ウボァーさん主催「ぼすきー Advent Calendar 」2023/12/20の参加記事となります。

 本記事の執筆者は以下の者です


2.VOICEROID劇場とは

 いまさら説明する必要はないかと思いますが、各種ソフト等を用いて会話させてる感じの動画を劇場と称しています。
 そして、劇場でも会話のみの劇場について本記事では取り扱います。

毎日投稿されている劇場について

 タグ「Voiceroid劇場」で調べると毎日20-30程度投稿されています。実況に比べたら少ないですが、毎日ですので十分安定しているエリアなのかなと。今後は音楽的同位体のトークやA.I.VOICE2の登場により、今以上に盛り上がりそう?思っています。

3.私の投稿について

 ここからは実際に投稿した動画についてです

6月-7月に投稿した動画

 ニコニコで見たつのせの声が良すぎて投稿しました。初投稿はテンプレ紡乃世詞音でした。なんなら初お迎え。(フィーちゃんとイアちゃんと同時だけど)

 最初期の動画はどれも迷走していた感があります。地の文無しを作るのが初めてで、そもそも劇場に何が必要なのかすら理解していない、まさに勢いで作ったものでした(今も?そうかも……)。
 内容を見れば、誰に影響を受けたかがはっきりと分かるものばかりです。つのせのはモロそうですね。

7月下旬-9月上旬に投稿した動画

 おそらく、このあたりからは見たことある人が数人いるのではないでしょうか。当時の私は、今まで以上の伸びに喜んでた思い出があります。この時期からある程度動画の方向性、台本の作り方が固まってきたかと。

 見たいものを台本に出力しているタイプでしたが、初めに比べたらうまく形できるようになったと思います。
 台本に関していえば、動画化すると違う感じなる場合もあるので、数こなすのは大事だと思いました(調声する段階で修正すると思いますが)。経験による部分も多い、と感じたので作る→分析/修正を繰り返していくのがいいのかなと。

9月中旬-10月に投稿した動画

 ここ半年で一番伸びがすごかった時期です。おそらく、この記事を見ている人も視聴している可能性があります。
 コロナ治った後にウナときりたんで作りたいなーとか思って作ったのがこちら

 寝込んでる最中に思いついたネタを盛り込んでアレコレした感じ。というかボイスピはコッショリ禁止なのでそれに合わせた内容です。
 超特大広告をしてくれた方がいたので、ボイスピウナの初動と合わせて伸びたんじゃないかなーと思います(凄まじい伸びだったので続編作りましたそちらもぜひ)。

 それらの後に出したのは原石祭です。

 ランキングが出るタイプの投稿祭は初めてなので緊張していましたが、なんと非実況部門2位でした!!!!!!!!!!
 これもきりたんがかわいいのと、いいねコメントマイリス広告をしてくれたおかげです。この場を借りて感謝申し上げます。

 編集的なアレコレは、私より詳しい方々がいると思うのでおまかせします。実際、原石祭の投稿動画には編集技術の素晴らしいものもあるので、参考にするならそちらかなと。

10月以降の投稿

 原石祭終わりは、ボイスピウナの投稿が少ないことから、結構な頻度でウナが登場する劇場を作っています。需要に対して供給が少ない、というよりほぼ0に等しいと言えるのため少しでも増えたらいいなと……(あまり増えた気はしませんが)
 自分が作るのもいいですが、やっぱり人が作った動画も見たい派なので。もう少し増えて♡という心境です。
 ほかには茜ちゃんのとか、つくよみちゃんのを投稿しました。最近は出してるキャラが固定化してきているので、そろそろ別の子のを作りたいなとか思っています。

4.実際に視聴者から投稿者になってみて

制作面のこと

 まず、3-5分の劇場動画を作る大変さですね。当たり前に見ていた動画にかかる労力、これが身に染みて体感できました。作ってみないと分からない視点なのかなと。
 その後、20分、30分の劇場を作ってる人を見ると「すごい」というより「畏怖」の感情が湧きます。継続力はもちろん、台本の整合性や長時間の動画なので飽きさせないための編集等々。視聴者だけではなく投稿者の目線も入ったことから、新たな知見を得ることができました。

 毎度のことですが、台本のネタ出しが一番の難所でした。いい題材が出ればスラスラ続きも書けますが、書きにくいネタになってしまうと結構苦労しますね。完成間際の台本書き直しも何回かしたので、今後はしない様に気を付けたいです。
 きりたんとウナはボイスピは規約で特に気を使う必要があるため、ライン越えしないように意識していました。ギリギリをせめてライン越えーは嫌なので余裕を持った動画を作りたいです。

現状の劇場(タグ)の課題

 課題なんて堅苦しいですが、キャラの需要と供給があまりにも釣り合っていない、と感じました。
 例えば、上で出たウナがいい例で、「ウナきり」はそこそこ投稿されているが「ウナマス(or非ボイロ)」はほぼ無い、と言ったように。「ウナマス」の需要はあるにも関わらず、明らかに投稿されてません。
 需要が満たされていないならブルーオーシャンであり、伸びしろがあるためいいのですが、如何せん投稿者の方が不足なので今後の新規投稿者に期待です。みなさんも投稿しませんか?

5.一人称劇場について

 ボイロ×ボイロの劇場を作るのは難しそう、ボイロ×マスターが好きなんだ!という方には必見の内容です。
 簡単に言えばADV風の劇場になります。ボイロがいて話しかけてくる感じで。各種ソシャゲのストーリー、みたいな形式なのでみなさんになじみの深いかなーと思います。
 ニコニコのタグ「ボイロ一人称劇場」で気軽に視聴できるのでぜひどうぞ。そして、投稿も心よりお待ちしております

6.今後の展望

 この記事を書いた段階で、ニコニコのフォロワーは約1100人でした。ですので、来年は2000人を目指したいと考えています。
 台本の生成速度や品質の向上、編集能力の上達といった技能面も伸ばしていきたいですね。これの成長が一番なのかなと思う次第です。

7.あとがき

 今年は動画投稿を始めたり、ぼすきーで様々な情報を得てボイロに対する知見を深めることができました。また、ぼすきー繋がりでアドカレに参加しましたが、中々難しいですね。精進する必要がありそうです。来年は投稿祭やイベントに参加したり、他投稿者さんと交流することを抱負とし、筆をおきたいと思います。
 
 ここまでの長文、読んでいただきありがとうございました。
 来年もよろしくお願いします。

 

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