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もうすぐ寒露。

地球温暖化が世界的な社会問題として認知されて等しい中、今年も日本は猛暑続きの予報だったにも関わらず、二十四節気の白露あたりからしっかり気温が下がり始め、今日はもう寒露の風情を漂わせている。日程では8日が寒露だから、季節の先取り状態だ。
窓の外の方が断然涼しいので、風通しをよくしたい午前中にも関わらず、窓を閉め切り部屋の温もりを感じながら過ごす。今年は順当にこのまま秋を深めていくのかな?

地球を取り巻く気温を眺めていると、北極圏の氷河が急速に溶けている状態がわかり、この寒気は溶け出した氷河(寒流)が北から赤道に向けて降りてきていることから起きているのではないか?と私は想像する。ここ最近、欧州や北米でも極地的に気温が急速に冷えている地域があり問題化している。地球温暖化が終わった訳はなく、一時的に寒気流の影響で寒さが到来しているだけ。この現象が一過性であれば、再び北半球は暑さに見舞われることになる。北極に氷河が消えてしまえば、冷却する術を失うと思う。専門家や研究家の方々に聞いてみたい。

南半球の永久氷土すら溶け出している情報が時々ちらつく。永久氷土が溶け出したら海水面の上昇は確実に起きる。今ある小さな島はやがては海底に沈んでしまうかもしれない。北半球に比べて南半球のオセアニアは人の数も限られているし、硬質な資源と食材を生産できる二つの大陸が仲良く並んでいるに過ぎないので、とてもシンプルだなと地球儀を眺めながら羨ましく思う。北半球は本当に複雑なのだ。

親しい友人や家族と、手づくりの温かい食事を囲んで楽しく語らう。
そんな時間を過ごしたいものだと、忘れかけていた心の内にある思いに気付く。
窓の外は霧のような雨が降り続いている。今日は一日雨予報だ。

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