sasami

社会人によるわりかし自己満足note ・ 文章(随筆/感想文など)書いたり、絵を描いた…

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社会人によるわりかし自己満足note ・ 文章(随筆/感想文など)書いたり、絵を描いたり、写真を撮ったりします ・ 小説にチャレンジしてみたい

最近の記事

朝から車を走らせ映画を観に行く

最近は朝から映画館へ行き、映画を観るのにはまっている。 車を走らせて家から15分ほどの映画館へ向かう。 休日朝8時の道路は空いており、すいすいと車を運転していく。 猛暑日が続く毎日だが、朝はまだそれほど気温も高くなく過ごしやすい。 とは言っても日差しは強いので、日光に晒されている右腕を気にしながら運転する。 朝の時間帯に上映される映画は人の数がまばらで、私のほかには5人いるかいないかくらいだ。 私は先日の夜にネットから購入した、前方が通路に面した座席に座り足を伸ばした。 こ

    • 自分を貫いた行動の責任をとりたい/映画「エリン・ブロコビッチ」感想

      シングルマザーの社会進出の難しさみたいなのを描いた作品なのかな~と思っていたら、それ以上のものが描かれていた。 最近いろいろと他人の些細な言葉に心が揺らいでしまっていたけれど、なんかもう、どうでもよくなった。 もう私は他人の言葉になんて揺らがなくて済むような気がする。 この映画を見終わって、そう感じた。 他人になんと言われようと、 自分を信じて、自分を突きとおして、自分のやるべきことをちゃんとやっていればいいんだ。 他人の言葉によって揺らいだ自分がとった行動も、 自分

      • カーテン越しの未来あるいは幻想/映画「死ぬまでにしたい10のこと」感想

        横になるアンがビーズのカーテン越しに、 自分と同じ名を持つ女性が旦那と二人の子どもと楽しそうに笑いあっている姿を眺めている。 この光景は、アンが亡くなったあとの来たるべき現実なのか、あるいはアンだけが望んでいる幻に過ぎないのか。 余命宣告って、許可状のような感じだと思った。 「もう死んでもいいんだよ」って言ってもらえているような。 別に死にたいわけじゃない。 でも、死が間近に迫っていることは逃れようのない事実だし、 私だってアンが考えるように、苦い薬を飲んで、管

        • メモに残っていた言葉。 使い道が無さそうなので投稿して成仏。

        朝から車を走らせ映画を観に行く

        • 自分を貫いた行動の責任をとりたい/映画「エリン・ブロコビッチ」感想

        • カーテン越しの未来あるいは幻想/映画「死ぬまでにしたい10のこと」感想

        • メモに残っていた言葉。 使い道が無さそうなので投稿して成仏。

          誰にも気づいてもらえなきゃ、本当の自分なんて居ないのと同じ

          たとえ中身に素晴らしいものが詰まっていようと、 それを外に見えるようにしていなくちゃ、 ないものと同じ。 言葉にしなくちゃ伝わらないし、 行動を起こさなきゃ見てもらえない。 たとえそれが偽りの言動だったとしても。 偽善だってなんにもないよりはいい。 出してしまえば、それが他人にとっては本物になる。 他人が自分のことをどういう人間だと判断するか。 それがすべてだと思う。 本当の自分を圧し殺したくなんかない。 でも本当の自分なんて誰も分かってくれないんだから、 他人に自

          誰にも気づいてもらえなきゃ、本当の自分なんて居ないのと同じ

          ビニール傘がすき

          ビニール傘が好きだ。 大きな雨粒が当たる音。ぼとぼとと雨に撃たれていく。 雨音しか聞こえない世界は 自分の存在を浮き彫りにする。 夜になって街中に明かりが灯りだす。 ビニール傘越しに見る明かりたちは、 雨粒によって滲んでいた。 目に涙を溜めたときのように 光が広がる。 この景色を見ているのは、ビニール傘のなかにいる私だけ。たった一人。 このうつくしくて儚い景色を一人占めしている。 隣を横切る車たちは 傘をさす歩行者を迷惑そうに避けていく。 横切るときゆっくりとスピード

          ビニール傘がすき

          雨と帰路とバスとハザード

          日が長くなったと言っても、18時30分になればあたりは真っ暗だ。 それに加えて雨雲が余計に周囲を暗くさせていた。 目の前を走るバスの車内が、暗がりのなか無機質な光を放っている。 無機質な光を放つ空間は、そこだけまるで別世界のように見えた。外の空気よりも青くて、冷たい。 バスは青く冷たい空気を運んでいく。 バスが揺れると、密封された空気も同じように揺れた。 天気予報が予測できなかった雨は午前10時から降り続いていた。 車のライトの光が雨粒で滲んでいる。 信号待ちの手持ち無沙汰

          雨と帰路とバスとハザード

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          おはよう

          おはよう

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          山茶花と少女

          山茶花と少女

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          ことばを食べたい

          忘れたくないと、 ずっと憶えていたいと、 記録したことも 記憶したことも いつのまにか忘れている いざというときに 口からなにも出てこない 暗記パンみたいに食べてしまえれば、 自分のものにできてしまえれば、 忘れたくないことば ぜんぶまとめて食べちゃいたい 自分の血となり肉となればいいのに 自分の身体を淀みなく巡っていてほしい 自分の身体を形成していてほしい だけど人間の身体には 拒絶反応が備わっていて 異物は追い出してしまうから 他人が生み出したことばや考えを 自

          ことばを食べたい

          チョークマーカーなるものを買いました。 これからまたしばらくお籠り生活になりそうなので、練習しよ~~

          チョークマーカーなるものを買いました。 これからまたしばらくお籠り生活になりそうなので、練習しよ~~

          虹色のセイウチ

          虹色のセイウチ

          冬の夜

          2ヶ月前にAmazonで電気ヒーターを買った。そして4日前壊れた。 短い命だった。 電源ボタンに触れても動かない。 業者への問い合わせメールは3日前に送った。 返信はこない。 身長20センチばかりの電気ヒーター。 口を開けたまま、ただただ無言で私を見つめている。 期待をかけてたまに電源ボタンに触れてみるけど、相変わらず反応はない。 動かない電気ヒーターというのは、なんにもない状態よりも寒さを助長させる。 着る毛布は実家に置いてきたし、大判ひざ掛けは洗濯中だし。 仕方なく

          冬の夜

          私は自分を見限ることができない

          生きやすく生きたい。 たとえば、 自分を早々に見限ってしまって生きていくのか、 自分に期待をかけて生きていくのか。 たとえば自分の至らなさを痛感したとき、 「結局私はこの程度だ」と駄目人間の自分を受け入れていくのか、 まだ成長の余地があるんだと言い聞かせてもがきながら進んでいくのか。 たとえばなんにも成し遂げられなかった1日が終わるとき、 今日も生きてて偉いねがんばったと自分を誉めるのか、 まだまだやれることはあるのだ怠るなと自分を叱咤するのか。 どちらのほうが気楽に

          私は自分を見限ることができない

          [備忘録]理想の自分を考えてみた

          最近はげしい自己嫌悪に陥った。 自己嫌悪はわりかししている人間なのだけど、 今回のはそれを珍しく他人に吐露した。 自己嫌悪って結局自分のなかで起こっている問題だから、 いい意味でも悪い意味でも 他人の言動によってどうにかなるものではない。 誰かの言葉によって自己嫌悪を抜け出すことはないし、 誰かの行動によって自己嫌悪に陥ることもない。 いつだって自己嫌悪がはじまる原因も終わる要因も自分自身のなかにある。 だから、ふだんは自己嫌悪している自分なんて絶対に表に出さない。出

          [備忘録]理想の自分を考えてみた

          うぬぼれの海におぼれてしね

          うぬぼれの海におぼれてしね