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パワーストーンは意味より働き

バワーストーンとして石を選んでいる時、よく質問されること。
「この石はどういう意味があるんですか?」

(  ̄- ̄)…意味ってどういうことだろう?
私の頭の中はいつも戸惑う。
由縁、謂れとか?

それならアメジスト(アメシスト)は面白い意味がある。アメジストという名称は月の女神に仕えていた女官の名前。
酒神バッカスが酒に酔って、家来の獣に「次にやってきた人を食ってしまえ」と命令する。そこへ通りかかったのがアメジスト。あわや、というところで危機を察知した月の女神はアメジストを小さい水晶へ変えてしまう。

アメジストは獣に襲われずに済んだが、そのまま美しい水晶になってしまった。酔いがさめたバッカスは、その水晶を見て猛省し、自分が作ったぶどう酒を水晶へ注いだところ、水晶は紫色に染まったという。

それがアメジストの伝説。
そこから、アメジストを持って居ると酒に酔わないという言い伝えが生まれた。

(  ̄ー ̄)…そうかなぁ?私は持ってても酔うけどなぁ…

さらに「人生の悪酔いから覚める」なんて意味もあるそうで。

(ーωー)人生の悪酔い…なかなかのユーモアですね~。


さて、これらの言い伝えや意味。パワーストーンを選ぶ時にどう役立てましょう?

一方、最近のスピリチュアル系で石について書かれているものだと、霊性を高める~、高次の自分と繋がる~、など素晴らしい事が書いてあります。

(  ̄- ̄)酒に酔う云々とはかけ離れてます

(´Д`)人生の悪酔い状態から抜ければ、霊性が上がるってこと?

(;^∀^)ってことは悪酔い状態が前提か?

まぁ、そんな事になってしまうんですよね。意味とか由縁とかにこだわっちゃうと。まあ、それがピッタリくることもあるかもしれないけど適応範囲が狭すぎではないかと。

私がやっているストーンリーディングとは、石がその人の持ち物になった場合にどのように働くか、どのように作用するかを読み解くこと。

石もモノです。
モノは、使う人間の目的や意識によって使われ方も変わるし働きも変わる。善くもなれば悪くもなる、ハサミや包丁と同じように。

石をパワーストーンとして持つなら、意味より働き。それも持ち主が持った場合の、です。




新しい目標は、他店で購入されたブレスレットのメンテナンスもできる店になること。商売的には難しいことですが、それがちょっとでも「山を守る」ことになれば…