社長の報酬の検討

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会社に利益が出ている時の社長の報酬は、基本的には以下の範囲であれば黒字の限り大きくすべきである。

社長の社会保険率+社長の所得税≦会社の実効税率

その上で必要に応じて社長から会社へ貸付を行えばよい。

黒字分には実効税率がかかるため、もし社長の報酬を大きくしなければ社長と会社の財布から支出される税類の額が大きくなってしまうのである。

では

社長の社会保険率+社長の所得税=会社の実効税率

としてもなお黒字の場合には報酬をさらに増やすべきだろうか?

この答えは基本的にはNoである。

これ以上に社長の報酬を増やすと会社への実効税率よりも社長の報酬への税類率が大きくなってしまい、全体としてのキャッシュアウトが増加してしまう。

したがって、十分に黒字な時も会社を成長させるという観点では社長の報酬を

社長の社会保険率+社長の所得税=会社の実効税率

とするのが適切である。

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