スミス理論〜四戒〜

残り3

この書が示すのは、人が効率的に自らを動作させるための効果的な習慣である。
これを守ることを意識することで、あなたの生活を効果的に過ごすことを期待して良い。


目的を明らかにせよ

何の為に生きるのか

「自分は何の為に生きているのか」それを考えたことがないのであれば、すなわちあなたは機械であると言える。

機械は「自らが何の為に存在しているのか」を考えなくて良い。
それは使う者が決めるからである。

もしあなたが「自らが何の為に存在しているのか」を考えたことが無いのであれば、あなたの存在意義はあなたを使う者が決めるのである。
すなわちあなたはいわゆるところの奴隷であろう。

ただし、あなたは必ずしも「自らが何の為に存在しているのか」を決めなくても良い。
それを自ら考え、または自ら探している限り、あなたは奴隷ではないのである。

何の為に行うのか

あなたは何かへ取り組む時には必ず「何の為にそれをするのか」を認識すべきである。
これがなければその行いは極めて非効率を極め、時にはむしろあなたが見失っている本来の目的に対して逆効果の行動となってしまいかねない。

自身が何故その行為へ取り組むのかが分からない時は、人へ尋ねると良い。
たとえ直接的に答えが聞けなくとも、多くの人に聞くことで見えてくるものがある。

たとえば、あなたはミーティングの前にその目的を明らかにせねばならない。
目的が不明確であれば、全てに参加者のその時間は極めて非効率となり、世界にとって多大なる損失となるであろう。

この世の原理を意識せよ

人は生きる上で、一つの原理系のもたらすひとつなぎの構造の中に閉じ込められていることを認識せねば容易に暮らすことはできない。
逆に、原理を一つ理解すれば、それだけ生きることの難しさは減る。

自らの喜びを認識すべし

人は常に自らの喜びを認識せねばならない。

喜びを認識しない者は、もはや生きている必要性がない。
こういう者は他者へ害をもたらす可能性に溢れており、
実際に他者へ害を及ぼすこととなれば、やがて排除される。

《朝》

朝起きた時には、新たな1日の持つ可能性を改めて認識し、想像し、その喜びを認識すべし。

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