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7月24日(水曜)★遠路はるばる葛飾区のライブハウス『立石ベース』に初見参。多重人格の天才・金剛さんのセカンドライブ『金剛シングス』開催。

8時起床。

郵便局へ。
献本、戻ってきたものを
同じ住所で2回目のところへ。

散髪へ。最近は半月に一回ペース。

久々にヤクルトおねぇさんから「ヤクルト1000」を購入。

玄関でヨーグルトの瓶を割ってしまう。
小一時間、清掃作業。靴の中まで念入りに。

難病天才多重人格イケメン芸術家の金剛さん。
来宅。

数日前、突然「眠り期」に入ったので、
下見も打ち合わせもリハーサルも無いまま、
今日を迎えた。
開催までが綱渡りの興行だ。

眠り期が何時なのか、予定がつかない。
金剛さんの罹患する、
クライネ・レビン症候群のやっかいなところだ。

昨日、覚醒したばかりなのだが、
話してみても、まだ体調は悪そうだ。
心配しつつも、今日は本番だ。

原田専門家来宅。

原田くん運転で、葛飾区立石を目指す。

環七を北上して、橋を超える。

風景が一変する。

最終的に下見に行けなかったので、
初めて訪れる場所だが、
果たしてお客さんが訪ねられるのか?
心配になる。

なんと会場は民家だった!?

鉄筋コンクリートのモダンなライブハウスを
想像していたので、
あまりにもこの入口は意外だった。

ここで音楽ライブが出来るの?
なんとブリキ工場を居抜きで改装したらしい。
最初から防音設備があったとのこと。

内装は仲間たちと一緒に全てDIYで。
今、ボクにもシェアハウス構想があるので、
一番興味があることなのだが、
とにかく、ひと目で気にいる。

日本家屋特有の風の流れがあり、
エアコン一台で、ここまで涼やかになるのか。

映像研の福井くんと鈴木さんは先乗り。
配信はないのだが、映像は抑えておく、将来のために。


谷崎潤一郎『陰翳礼讃』の世界だ。

このライブハウスは経営するのが、井口さん。
もともと音楽家。
そしてアシストしているのが、
偶然にも井口さん。
アーティストで様々な写真や工芸をやっている。

ふたりは、偶然、台湾で出会った。
W井口の二人にも俄然、興味津々。

リハーサルが続く間、
近辺にあるセンベロの名店、
倉井ストアーへ。買い出し。
井口兄が案内してくださる。

お客さんサービスに名物の叉焼。
スタッフにお弁当を購入。

立石在住のゲストのターザン山本さんと付き人の志村さん、
早めに入る。

派手なTシャツを派手なTシャツに着替える。

本番前のメークは眉毛を塗るだけ。

うむ。左右非対称ではないか。

78歳のターザン山本さんとの四方山話。
この時間、大好き。

出版社設立計画を話すと、
俄然、スイッチが入る。

ターザンさんは、一軒家を売った後、
立石の6畳ひと間に一人暮らしだ。

今はエアコンもなく、扇風機だけで
過ごしているとのこと!!

入場終了、観客は6人。
最初から赤字興行は確定しているのだが、
プロレスで言う、地方巡業を、
ヤングライオンの試合のために組んでいる。

関係者を含めて少人数なので、
客席の声も相互に漏れ聞こえ、
和気藹々の雰囲気。

計15人ほどが見守るなかスタート。

金剛さんのセットリスト。
春夏秋冬で構成しながら、
冬春秋夏の順で歌われる。

ジャズのスタンダード・ナンバーが中心に、
全てがアレンジとミックスしている。

19時ちょうどに、金剛さんが歌い出す。

「冬」終了後に司会で入る。

井口さん弟。

井口さん兄。

休憩時間の前にアドリブで弾いた、
伊福部昭アレンジの『ゴジラ』が見事だった。

終了後に批評トークショーだが、
さすがのターザン山本。
焦点を絞って話し始めると、
批評言語と喩えが素晴らしい。

金剛さんのモチーフに
円、月を見出しているところが流石。

70代、60代の老人が、
若者に継いでいるものはバトンなのだ。

入場のお手伝いをしていただいた、
杉原白秋さん。
十条でライター活動とともに、
パステル画を描いている。

立石ベースのW井口&杉原白秋さんと。

ライブ終了後のお客さんとのトーク。
そして、その後、ボクのスタッフと
運営さんとのトークも面白く、
この場を去りがたし。

メモ。原田くんに借金。

帰途、鷺ノ宮の『猫ノ眼時計』へ、
『本業2024』を置いていく。

すっからかんの財布に現金が戻る。

金剛さんは再び「眠り」に入る気配。

iPhoneを見失い、寝ていた細君に
鍵を開けて貰うが、
後から、カバンの中から出てくる。

明日からはこちらに全集中する。

25時就寝。


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