【24年7月20日のエッセー】 「金剛」さんとは何者か? 多重人格の天才クリエーターとは?
7月6日に阿佐ヶ谷のクロチェットでライブを開催した。
タイトルは「金剛夜叉」(こんごうやしゃ)
サブタイトルは、
「2人合わせて11人!?」
意味不明なタイトルだが、
これは金剛さん(25歳)が、
多重人格者で10人の人格を
ひとりの肉体に宿しているからだ。
紹介するボクが人格はひとり。
合わせて11人。
多重人格者は世界的に大ヒットした小説、
『24人のビリー・ミリガン』以降、
世間に知られたが、
多くの映画や小説でサイコ的な人格として、
恐怖や主人公の悲劇をまとうようになった。
金剛さんと出会った時に、
移動のクルマの中で着物姿で、
「多重人格者」と聞かされた時は、
鼻じらんだものだが、
付き合いを深めて、
段々と「ホンモノかもしれない」
と思うようになっていったのだが、
最近では、「ホンモノに違いない」と確信に変わった。
(彼の場合はあまりにも人格が顕著なので、
昔から多くの研究医からも注目されている)
と、同時に攻撃的、サイコ的な人格はいない、
という話も信憑性を帯びた。
金剛さんは基本、過剰なほどに古風で、
親切で礼儀正しい。
ライブの内容は——。
10人の人格を持つ解離性人格障害(多重人格)者で
難病罹患者(クライネ・レビン症候群=居眠り病)で
生活保護受給者でもある天才マルチアーティスト、
金鋼さん(25)とボクとの出会いを語り、
その数奇な人生と10人の人格を紹介した。
金剛さんは、シンガー、ピアニスト、ギタリスト、
バーレスクダンサー、書道家、
日本画家、バーテンダー、アロマテラピスト
などなどの人格の実演を客前で、お披露目した。
クロチェットカフェを自作の日本画で飾り立て、
自分が調合した、アロマオイルで匂いの演出。
休憩時間に飲むお酒も自分で名前を名付けて配合していた。
されには一曲を複雑に多重録音していき、
自分の生演奏を重ね合わせた。
多重人格者の生・多重録音歌謡。
自分が今までに書いてきた
日本画は壁に貼った。
全部の役割を金剛さんが手掛けた自作のミュージックビデオ。
10人格を自分でアニメ絵にして、パワポを使って
10人の性格を紹介した。
番号のフリ間違いで9人になっているが、本当は10人だ。
この日の絵も文章も台本も全て自分だ。
この文章で気になった人は、
7月24日に見に来て欲しい。
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