2024/08/03(土)
モグガーデン
ダルメル なでる
幼生シーモンク つつく デニズアナス
幼生ウラグナイト 大声
幼生ウラグナイト2 大声
チョコボ育成
65日目
お世話 見守る
65日目でのステータス
力 : なかなかありそう
持久力 : 標準クラス
判断力 : なかなかありそう
感受性 : 標準クラス
今日からチョココインを使っての特訓で、
力 : 最高クラス
持久力 : 標準よりありそう
判断力 : 標準よりありそう
感受性 : 標準よりありそう
を目指していく。
いよいよだな、ついにここまできたか、と厩舎を取り囲む者たちは期待と興奮と誇らしさが入り交じった面持ちで、厩舎から出てくるSuicamaオーナーを今か今かと待っていた。
数分後、オーナーが厩舎から姿を現すと、人々の興奮はさらに増したが、待ちに待ったその発表を聞き逃すまいと次第に場は静まり返っていった。
厩舎の奥からチョコボの鳴き声が聞こえる。
オーナーは人々を見回し、
「特訓は、また後日にやる」
それだけ言い残し厩舎を後にした。
その場にいた者たちは一様に事態が飲み込めず、辺りは水を打ったように静まり返った。しかしその静寂はすぐに悲鳴と怒号に塗りつぶされた。「何故だ」「何故今すぐ始めないんだ」足早に去っていくオーナーの背中に怒りをはらんだ問いが次々と浴びせかけられる。その場に泣き崩れる者もいた。
多くの者たちが彼を追いかけ、しがみつくように質問した。
「何故です?納得できません。何故やらないんです?」
オーナーは早口に答える。
「チョコボの健康状態などを鑑み、第三者委員を交え協議した結果、そういう決断に至りました」
「チョコボは健康そのものです。チョココインの数に不安があるんですか?特訓しながら集めることだって可能なはずでしょう?」
オーナーはそれには答えず、歩みをさらに早めた。投げかけられる疑問はさらに増すばかりだ。
すると、そのうちの一人がおずおずとこう尋ねた。
「……もしかして……めんどくさいんですか?」
それを聞いたオーナーはぴたと足を止め、人が変わったかのように怒鳴り散らした。
「そんなわけないだろう!失礼じゃないかキミ!やらないとは言っていないじゃないか!『また後日』って言ったろ!だいたいねぇ、めんどくさいんですか?ってなんだよ!聞いちゃだめだろそんなこと!もうこの話はおしまい!」
そして彼は、人々を払いのけログアウトしてしまった。
取り残された一同は呆気にとられ、それぞれ顔を見合わせながら同じことを思った。
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