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2024/05/26(日)

ワークスコール
PIO 進路確保 シルダス洞窟
SCT 地脈調査 シルダス洞窟
PIOがアーティストに、SCTがアドバイザーに。

ヴァナ・バウト
・アンバスケードをクリアする
・300以上回復
・500以上火属性ダメージ
・トラの牙
・モンスターのお世話
・マジックバースト回数
・連絡船に乗って
計120プローディットを得て、合計1090プローディットに。

虎といえばジャグナーかバタリアしか思いつかなかったので、思いのほか時間がかかってしまった。今にして思えば、ボスディンのほうがいっぱいいたような気がするし、なんならアビセア-ウルガランに行ってもよかったか。


以下、とりとめない昔話
当時、白魔道士メインだったころ、レベル30を超えた辺りで立ち塞がってくる一つの壁がイレースだった。サチコメに「イレース〇」と書けるのが、あの時代の白魔道士として一種のステータスだった。
習得できるレベル帯の割に入手難度も高く、競売でも高値で取引されていて、世の中の白魔道士たちは、高嶺の花よろしく、羨望のまなざしで、いつかその魔法を入手する瞬間を夢見ていた。
私が手に入れたときは、確か50万ギルだったと思う。
今でこそ50万ギルも比較的簡単に手に入るようになったが、その当時は金策手段も乏しく、全プレーヤーが押し合いへし合い、殺伐とした駆け引きの中で、高額で売れるアイテムを落とすモンスターの取り合いが日常だった。
そんな血みどろの抗争に、レベル30程度の白魔道士が出来ることなどたかが知れている。弱いモンスターのドロップ品をひたすら集めて競売に出すか、換金率の高いクエストを繰り返すか、の二択である。
ある日は西サルタバルタでワイルドオニオンや絹糸。ある日はギデアスで蜂の巣のかけらやヤグードの数珠。たまに調子に乗ってモンスターシグナ狙いでNMの張り込みの真似事もしたりした。
そんな金策の日々の中で、一番時間を費やしたのは、やはりトラの牙だろう。
麻痺にも負けず、大ダメージにも負けず、とにかく狩った。ジャグナーとサンドリアの往復に心の底からうんざりしながらも狩った。逆に狩られることもあった。いつも顔を合わせるライバルに友情を感じるひとときもあった。現代風の言葉で言えば、「タイパ悪すぎて草」といったところだろうか。しかし、そのときの私は頭が若干おかしくなっていたので、なんか、もう、止まらなくなっていた。ランナーズハイの一種かもしれないし、違うかもしれない。長きに渡り、ファングの称号を戴き続けた。
そうして、なんとかかんとか貯めたギル。いざ、イレースを落札する段になって「え?まじで買うの?」などと、まるで意味の分からない、本末転倒な気持ちにもなったが、私はついに、イレースを落札した。そして、敢えて人の目につきやすい、ジュノ下層の競売所のやや後ろ、商工会議所の前に立ち、満を持してイレースを習得した。いやらしい。でも、周囲にいた人たちから「おめでとー」という声がいくつかかかった。「今からPT行きますか?w」なんて声もあった。嬉しかった。とにかく嬉しかった。なんて言ったらいいのか分からないけれど、嬉しかった。ありがとう、トラ。

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