1/5 明け方の若者たち 2.5

今年は映画やライブに行ったらここに日記として書こうと思う。最初はその作品の感想だけ書こうと思ってたけど、結局全てにおいてミーハーの僕にはそれだけで繋げれるほどの文章力も無いし、作品を人以上に主観的に、前後の出来事なんかを重ねてしまうのでその日の日記として書く。だから映画の感想ではないし、もしかしたら映画の後に行った居酒屋の感想の方が長いかもしれない。

あいつに振られて仕方なく違う女と観た、花束みたいな恋をした以来の映画だった。数ヶ月前、主演が黒島結菜というだけで観たいと思っていたが、マカえん好きの友達にこんな映画があるって見せられるまで完全に忘れていた、くらいの気持ちだった。元々映画はあまり観ない方だ。Netflixで観ても途中何回か止めて違うことするし、映画館はトイレが近くなるのでお酒を控える、だからあまり気が乗らない。しかし、今の彼女とは居酒屋以外あまりどこにも行っていなかったし、その事も悪いと思っていたので、映画デートもいいなと思い行った。いや、1人でも行っていたけど。高島屋の上にあるすごく小さい映画館で、こじんまりとした雰囲気。ポップコーンは機械故障でないし、アルコールはそもそも販売してない、スクリーンもすごく小さく、スピーカーもその辺の小金持ちの家にありそうなタイプのもの。でもこの映画にはすごく合っていたし、何よりこう見えてこういう地味なところが結構好きなので気に入った。また、入ってみると同年代は1人ほど、あとは中年男性や女性が5人ほどだった。確かに映画館も映画も派手ではないにしろ、予告を観るに最近流行りのエモい系にも見えたし、出演者や主題歌を考慮してもこんな層なんだと驚いた。

映画中身の感想としては、登場人物のワードセンスには感涙したと同時に正直雑だなと思った。流れる音楽と年代設定に違和感はあったし、例えるなら、ちょっとセンスのある人がSNSに載せる用に作った音楽に乗せた映像の終点だと感じた。また、フラグの立て方もあからさまだと思った。主人公の服装や話し方の割には時折遊んでそうなシーンもあり、どういう立ち位置のキャラなのかも掴めなかった。しかしそれが逆にリアルなのかもしれない。ただ、シナリオ自体は面白かったし、好きな音楽が良い音響設備で聴けたし、黒島結菜は可愛かった。何より主人公の楽しそうな描写には憧れた場面もあった。オチには驚かされたし、分かりやすいフラグ回収が全くの素人の自分にはこれくらいが分かりやすくてよかった。

その後は居酒屋に行った。1度行って美味しかった居酒屋に入るとラストオーダーまで30分ほどだと嫌な顔をされたが入った。店員のおばさんに雑に指さされた席に座るとそこじゃないと怒られたがその時はそんな事は気にならなかった。その後食べた刺身やあん肝、もちろんビールもすごく美味しかった。その後は2軒目に行き、結局お腹いっぱいで〆のラーメンも食べず終電に飛び乗った。

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