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恋せぬふたり 高橋さんの「僕、接触が苦手なので」のセリフに思うこと

一ノ瀬スイです。

私は「恋せぬふたり」のドラマが好きで、1年間で3回通して視聴しました。今回は物語の中でとくに印象的だったセリフについてつらつらと話していこうと思います。


劇中で高橋さんが「僕、人との接触が駄目なので」と言ってるシーンが、自分にとって印象深かったです。

もちろんAロマAセクの人全員が接触が苦手なわけじゃないとは思うんですが、高橋さんがそう公言したことで自分も救われました。


私も接触が苦手なタイプ

というのも、私はパーソナルスペースというものがかなり広いタイプみたいで、女性同士の親密なスキンシップも苦手でして。

私はもともと1人で過ごすのが好きなタイプなので、女性の友達や会社の女性と仲良くするとその後どっと疲れてしまいます。逆に男性が相手だと、異性だからこそ距離感を置いた付き合いができるので負担になりづらいです。

自分は男女その他どの性別に対しても異性のような距離感でいられるのが一番心地良くて、女性同士での「仲良しだね!」みたいなスキンシップも男性からの性的な接触も私にとっては心地悪いみたいです。


そういうときのうまい断り方がわからなかったから、自分はなんとなく受け入れる感じでやっちゃっていました。同性同士でも、会社にいるちょっと距離感おかしい人相手でも。

変に「触らないでください」と言っても「気にしすぎだよ」「悪気はないんだよ」と言われるのは目に見えてるし、こっちが神経質だと思われちゃうと仕事がやりづらくなるから。

たとえ女性相手でも「ごめん、人に触られるの苦手なんだ」と伝えるのはなんとも難しいなと思います。


「触らないでください」だと角が立つけど

恋せぬふたりで高橋さんが言ったように

「私、(誰が相手であっても)接触が苦手なので」という言い方ならまだ比較的届きやすいのかも、と感じました。

自分と他人の価値観が違うという概念がない人には伝わらないけど、ふだん自分の話をきちんと聞いてくれる人が1人でもいれば少しは気持ちが楽になるのかな。

次にそういう場面に出くわしたときに、その人が見てたら助け舟を出してくれるかもしれない。


自分の話をきちんと聞いてくれる相手であっても伝え方には悩むところなんですけど、「○○さんに悪気がないのはわかってるけど、私がどうしてもダメで…」だとすんなり伝わったことがあります。

このセリフは別にAロマAセクでなくても使える言葉だと思っています。


「接触が苦手で…」と伝えるのも勇気がいるけど、私は次から高橋さんのセリフを丸パクリして相手の反応を見てみようと思います。

もちろん次がこないのが一番なんだけどね。

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