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想念と言霊(「気候と天候」御教え掲載)

11月4日(水)、6日(金)、10日(火)、11日(水)、12日(木)、それぞれ窓に◯にチョン、主の御文字を拝見させて頂いた。
(以下の写真は11日に撮影)

今、大事なこと。

『想念と言霊』

最近、私は今まで以上に気を付けている。

片方の人から聞いた話(特に悪口にあたるようなもの)は、なるべく、もう片方の人から話を聞くまでは、話半分で聞いている。

また、そのような話を聞いた時は「ふーん」と言ったような、あいまいな返事をしている。

なぜなら、私は神様ではないから良し悪しの判断がつけられない。
神様がその人を使って、わざとそうさせているのかもしれない。
もしそうだとすれば、結果は何年後、いや、自分が生きているうちにわからないかもしれない。

そのような曖昧なことを鵜呑みにして、自分の身魂を曇らせたくはない。
そして、自分が発した言葉(言霊)で相手の身魂を曇らせたくはない。
自戒のためにも、以下の御教えを掲載させて頂く。

気候と天候(信仰雑話 昭和二十三年)

 気候と天候に就て霊的解釈をしてみるが、科学的解釈に馴(な)れた現代人には、私の説は首肯出来兼ねるかも知れない。然し乍ら之は神示によるもので、私としては確信を以て発表するのである。先ず一口に言えば、気候の変化も、天候の好し悪しも、人間が作るという事である。 というと甚(はなは)だ不思議に聞えるかも知れないが、之から私の説く処を玩味されたいのである。
 吾々が吾々の五感によって知り得る現界以外、霊界からの影響も読者は大体認識されたと思う。これに就て先ず気候の変化の原因をかいてみるが、冬の寒さから夏の暑さに至るま でを四季に分けられているが、その時々の流れに従う気候の変化が順調に推移するのが本来であるに拘(かか)わらず、時によると異変する事がある。それは何の為かというと、全く人間の想念が、霊界に反映するからである。例えば人間大多数の想念が正しく温和であれば、気候もその如く温和順調であるが、平調を欠く人間が多い場合、即ち愛の熱に乏しく冷やかな人間の想念は、その時あるべき気候よりも寒冷となり、その反対に何かの出来事に昂奮し、情熱の適正を欠く場合、その時あるべき気候に対し温熱が過ぎるという結果となる。以上の外に人間が悪に属する想念、即ち不平不満、呪い、自暴自棄等の多い場合、それが霊界に反映して、何となく陰鬱の気が漂うのである。
 次に人間が発する言霊であるが、之も頗(すこぶ)る重大なる影響を与えるもので、悪に属するもの即ち他人の悪口、不平、愚痴、偽り等の言葉は霊界を曇らせる事夥(おびただ)しいのである。以前私の友人であった或宗教者は、人の発する言霊が見えるので、例えば悪に属する言霊を発する時はドス黒い煤(すす)のようなものが、煙の如く口から出るのが見えるが、善に属する言霊の場合は、白色の薄光りのようなものが見えるそうである。此悪の言霊から発する煤の如きものが霊界を曇らすので、之が増量し、或程度を越ゆる時、それを払拭(ふっしょく)消滅すべく自然浄化作用が発生する。恰度(ちょうど)家の内外に塵埃(じんあい)が溜れば、人間がそれを掃除するのと同様の理で、豪雨、台風、雷鳴や洪水、大火、地震などもそれであって、拭き払い洗い流し、焼却するという訳である。それには分担さるる神々があって行うので、神道で唱(とな)える祓戸(はらいど)四柱の神で、気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)、瀬織津比売神(せおりつひめのかみ)、速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)、速佐須良比売神(はやさすらひめのかみ)の御名によって、世界的浄めの業を行い給うので、何(いず)れも多数の龍神を使役(しえき)せらるるのである。
 茲(ここ)で、阿波の鳴戸に就て解説してみよう。前述の如く風水火の浄化によって集溜されたる汚物は、如何(いか)に処理せらるるかというに、各河川を通じて海に流れ、阿波の鳴戸の海底深く沈下さるるのである。勿論全世界の汚穢(おえ)であるから、その量は蓋し驚くべきものがあろう。然るに地球の中心部は学者もいう如く、巨大なる熱塊、所謂(いわゆる)地熱であるから、鳴戸の海底深く沈下せる汚物は、 絶えず此地熱によって焼尽される訳で、日本は世界の汚物焼却場といっても可(よ)い訳である。
 人間が以上の如き理を知ったなら、悪の想念や悪の言霊は出来るだけ無くすよう、心掛くべきである。

以上がメシヤ様の御教えである。

毎年、節分祭で奏上する祝詞『神言』。
特に今年は、祓戸四柱の世界的浄めの業を行い給う部分について、涙を流しながら奏上させて頂いたことを思い出した。

何千年、幾度となく生まれ変わり、罪を犯さない人間は幾人いるのであろうか。

今の自分にできることは、人間が犯してきた罪をお詫び申し上げ、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、善い言霊で自ら変えていく。
自分が変わり、相手が変わり、「和」を繋ぎ拡げる。
そう願い、日々、善言讃詞を奏上させて頂く。

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