【ライブレポ】ばってん少女隊 「九祭」リリイベ@ららぽーと立川立飛〜「九州の愛が詰まってます」と、上田理子は言った〜
本日は、ららぽーと立川立飛にて行われた、ばってん少女隊「九祭」リリースイベントを観て来ました。
会場のららぽーと立川立飛は、新宿から電車とモノレールで約40分ほどの郊外にあるショッピングモール。
約2ヶ月前、ばってん少女隊最新シングル「虹ノ湊」のリリースイベント (2022年 7.9) がココで行われたのは記憶に新しいです。
あの日は暑かったなぁと、ライブレポを読み返すと「最高気温33度」だったと書いてありました。
本日の最高気温は28度。
あんなに暑かった夏も、もう終わっていくんだな。。。なんて、ちょっとおセンチな気分で電車に揺られながら、9月最後のばってん少女隊イベントを観るため、モノレールを乗り継ぎ、ららぽーと立川立飛に向かうのでありました。
■第1部
概要 (セットリスト)
12:02開始 ミニライブ約20分
観客約400人 (優先エリア約250人)
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セットリスト
1. OiSa
MC 自己紹介 、『九祭』よろしくお願いします。
2. わたし、恋始めたってよ!
3. 無敵のビーナス
4. さがしもの
告知、10/9の『地方創生』ライブ生配信します!
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●会場の様子
感染症対策はほぼいつも通りでした (マスク着用、入場時の検温、消毒、声出しNG、優先観覧エリア内には、立ち位置を示すマーカーあり。入場の際に、事前に登録しておいた、本日のタワレコイベント参加登録メールを見せる必要あり) 。
7月同様、上手側に女性・お子様優先エリアがあって、さらに今日は、その横に、(おそらく一見さんの) 子ども連れの家族を迎え入れる "一見のお子様連れ歓迎エリア" (←勝手に名付けました) も、設けられていました。
ところで、今日のイベント広場は「影ができる場所」が、ほぼありません。夏の終わりとはいえ、「日焼け止めを必要とするレベル」で直射日光が照りつけてきます。
すみません。「28度」をなめてました。
全然暑かったっす。
そんな、日常に堕落したおっさんの体力が、ガシガシ削られていた本番前の11:49、大変な光景が目に飛び込んできました!
何が見えたと思いますか?
九祭衣装に身を包んだ、ばってん少女隊6人の姿です!
普段は11:00頃にやる公開リハーサル、今日は直前までやる気配がなかったので、「リハなしかな?」と思っていたところに、"巫女" を想起させる九祭衣装の6人。
先日の特典会 (9.18@サンライズビル東京) で披露がありましたが、ライブでは今日が初となります。
詳しくは本番のレポで記載しますが、九祭衣装、すごくイイ!
上田「ばってん少女隊です。公開リハーサル、よろしくお願いします」
「おっしょい!」「わたし、恋始めたってよ!」をそれぞれ1番だけやって、各自確認事項をチェックし、リハーサルは終了。
上田「リハーサルありがとうございました。この後すぐ、12時から本番です。よろしくお願いします」
●ライブレポ
定刻から少しだけ押した12:02、本日の1曲目は「OiSa」(MVはこちら) でした。
"祭り" というより "祀り" という感じの九祭衣装と「OiSa」の相性はバッチリ。最初から、この衣装とともに「OiSa」が作られたのではないかと思うほど、作品の世界観がめちゃくちゃ合う、幻想的な「OiSa」が披露されました。
【MC】
上田「みなさん、こんにちは! 私たち、ばってん少女隊ぃいいい。。。」
6人「だぁー!!! よろしくお願いします!!!」
(一人ずつ名前のみの自己紹介を行なって)
上田「いや〜暑いですね!」
希山「夏が返ってきたね」
上田「スタッフさんから暑いと聞いたので、急いで日焼け止めを塗ったんですけど。。。」
春乃「今日の衣装、足先くらいしか日に当たらない (笑) 」
観客「 (笑) 」
上田「は〜い(笑) 、この会場に来るのは7月ぶりですね」
瀬田「『九祭』の衣装でライブやるのは、今日が初めてです」
上田「九州の祭り、と書いて『九祭』という意味で、私たちは普段、九州を拠点に活動してるんですけど、NEWアルバムには九州各県の良さを感じられる曲が入ってますし、今披露した『OiSa』も入っていますので、みなさん是非チェックしてください!」
上田さんの、とても自然で流暢なトークでNEWアルバムの告知を経て。。。(←上田さん、本当に "しゃべり" が上手くなりましたなぁ)
2曲目「わたし、恋始めたってよ!」(MVはこちら)
リハーサルで演った時点で、多くの方が感じていたのではないかと思うのですが、長崎・壱岐島 (歴史的に非常に神聖な土地とされ、島内には150以上の神社がある) で撮影されたMVの世界観と、九祭衣装がベストマッチです!
この衣装でもう一回壱岐島で撮影やってほしいと思うほど、美しさが際立つ「わたし、恋始めたってよ!」でした。
3曲目「無敵のビーナス」(MVはこちら)
「終わらない夏がほしい」からの「私ひとり泳ぐ 夏の向こう」という歌詞の通り、夏の爽やかさの中に、どこか切なさが宿る、今の季節にぴったりな、素晴らしいパフォーマンスが披露されました。
上田「さぁ次は、『九祭』の曲をお届けします! さがしもの!」
(『さがしもの』は、まだ音源は発表されていませんが、一部だけ聴ける公式ツイートはこちら)
第一部最後に、めっちゃ楽しいやつが来ました!
春乃「クラップー!」
イントロが始まるとすぐに、リズムに乗ったクラップが気持ち良いくらいピタッとそろって鳴り響き、会場が1つに!
春乃「さぁ、みなさんご一緒に『S』を作りましょう。右手が上、左手が下です~」
●会場の様子でも書いた通り、今日は "一見のお子様連れ歓迎エリア" がありました。
で、公開リハーサルから、小学生くらいの女の子2人組が、そのエリアからばってん少女隊のステージを観ていて、本番も、最後の「さがしもの」まで観続け、『S』のポーズも、しっかりとやってくれていました♪
どうもありがとう! これから隊員になってくれると嬉しいなぁ。
上田「すごく盛り上がってくれてありがとうございます! この後は特典会、第二部は、16:00からです」
続いて、アルバムリリース、そして11/26@中野サンプラザでのライブ告知を行なって。。。
上田「それでは以上、私たち、ばってん少女隊ぃいいい。。。」
6人「だぁー!!! ありがとうございましたー!!!」
6人は手を振りながら退場、しかけたところで。。。
春乃「みなさん! お知らせを1つ忘れてました! 今日12:00に公開されたんですけど、10月のいぎなり東北産との『地方創生ライブ』の生配信が決定しましたー!」
観客「 (おおお!) 」
上田「昨日、仙台で行ったライブですけど、福岡では内容がまた少し変わるので、是非チェックして下さい!」
■第2部
概要 (セットリスト)
16:00開始 ミニライブ約20分
観客約400人 (優先エリア約250人)
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セットリスト
1. おっしょい!
MC 自己紹介
2. 虹ノ湊
3. 和・華・蘭
4. OiSa
告知、最後のあいさつ
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●ライブレポ
夕方になり、気温もほどよく涼しくなってきました。
定刻直前、会場内に流れていたBGM「でぃすたんす」(ライブ映像はこちら) のinst盤のボリュームが大きくなり、お客さんから自然とクラップが起こって「いよいよ第二部だ!」と気持ちが高まったところで、「でぃすたんす」はフェードアウト。
時刻がちょうど16:00になり、「おっしょい!」 (MVはこちら) のアゲアゲなイントロが鳴り響き、ばってん少女隊6人が元気に走って登場しました!
瀬田「みなさん、こんにちはー! ばってん少女隊です! 第二部も楽しんでいきましょう!」
初手「おっしょい!」で、スタートから盛り上がりは最高潮!
りるあ口上「みなさん、一緒に楽しんでいきましょう! (昨日まで悪かった) 天気が良くなって、良かったー!」
【MC】
(第一部同様の流れで自己紹介を行なって)
上田「第二部は『おっしょい!』から始まりましたー!」
瀬田「リリイベって感じがするね」
上田「始まる前、ウチの最年長の愛ちゃん (希山愛) が、"テンション上げていこう!" ということで、列を作ってくれまして。。。」
観客「 (列?) 」
瀬田「今ここでやってみる?」
上田「いや〜、ばってん少女隊オフィシャルサポーターのきいな (春乃きいな) が、列の1番後ろから、その様子を撮ってくれてたので。。。」
春乃「あがったら、観てください」
観客「 (おお、ジラすの上手い! 絶対観まーす!) 」
2曲目は「虹ノ湊」(MVはこちら)
サビで会場全体でワイパー♪
まだ明るい時間帯だったので、ペンライトを持ってる人はいませんでしたが、腕を振り上げて、"手のひらのワイパー" も "屋外" って感じがして、素晴らしい光景でした。
ちなみに、第二部も "一見のお子様連れ歓迎エリア" があり、最前の子どもたちが大きな隊員さんたちと一緒に、"手のひら" でワイパー!
なんと可愛い光景だったでしょうか。
今日も日本は平和です!
続いて3曲目は「和・華・蘭」 (音源等未公開)
最後の4曲目は「OiSa」
前半とは打って変わった、"祀り" の世界観のパフォーマンスが披露され、「OiSa」の最後、会場全体が "博多手一本" でフィニッシュ。
「おっしょい!」で始まり「OiSa」で終わる、ばってん少女隊の "陽と陰" 、両方の世界観を魅せてくれた、見事なステージでした。
上田「ありがとうございました~! 披露させていただきました『虹ノ湊』『和・華・蘭』『OiSa』の3曲は、10/19リリースの4thアルバム『九祭』に収録されていて、九州の愛をギュッと詰め込んだアルバムになっています」
そして、以下の告知を行なって。。。
・11/26の中野サンプラザでのワンマンライブ
・10/9のいぎなり東北産と地方創生ライブ、配信あり
上田「それでは以上、私たち、ばってん少女隊ぃいいい。。。」
6人「だぁー!!! ありがとうございました!!!」
この後、柳美舞さんが体調不良のため、第二部の特典会を、お休みすることとなりました。
会場でアナウンスがあったとき、私はレポを書くため、一時的に現場から離れていた時間でした。
以下、現場にいた隊員さんからの伝聞をもとに記載します。
第二部特典会開始まで、少し時間がかかってから、会場のお客さんに向けて、以下がアナウンスされたそうです。
体調不良のため、特典会は柳美舞さんがお休みとなること
これに伴う今日の特典券について、返金対応はできかねること
そして、ちゃん瀬田 (瀬田さくら) から一言。
瀬田「美舞ちゃんに伝えたいことがあったら、私たちに言ってくださいね」
会場のお客さんからは、拍手が起こったとのことでした。
(ちなみに、その後のお手振り会は、スタッフさんの "はがし" が、いつもより緩やかだったそうです)
以上、伝聞終わりです。
19:05、特典会が終わり、本日全てのイベントが終了となりました。
最後まで残った約100人のお客さんに5人からご挨拶。
上田「みなさん、遅くまで残っていただき、そして急な変更にもご対応いただきありがとうございました。これからも私たちはリリースイベントが続きます」
そして、以下の告知を行なって。。。
・10/9 地方創生ライブ (生配信あり)
・10/19 NEWアルバムリリース
・11/26 中野サンプラザワンマンライブ
最後に5人が、マイクを使わずに声をそろえて
「それでは以上、私たち、ばってん少女隊ぃいいい。。。だぁー!!! ありがとうございましたー!!!」
■雑感
"アイドルの健康管理への理解" については、竹中夏海『アイドル保健体育』(シーディージャーナル、2021年) に、詳しく記されています。
日本では、アイドルに対して、体調面でのケアが、昔から十分ではなかったそうです。
そして、2010年代にリリースイベントが頻繁に行われるようになり、時にプロスポーツ選手と同じくらい激しい運動量が求められるにも関わらず、"アイドルの健康管理への理解" が不十分なまま「ストイックにアイドルをやり切ること」への美学が加速し続けたそうです。
柳美舞さんの体調不良、金曜日から3日間、神奈川→仙台→東京と移動続き、立て続けのライブで疲れがたまっていたのかもしれません。
第一部、第二部ともセトリが4曲で、いつもより曲数が少ないな、とも感じていたのですが、これも、もしかしたらメンバーの体調面での配慮があってのことだったのかもしれません。
来月のNEWアルバム「九祭」リリースを控えて、「夏は終わるけど、 私たちの "祭り" は、これからじゃー!」みたいな、「ばってん少女隊のこれから」を感じさせてもらうのに十分な、最高のパフォーマンスでした。
ただ、体調が悪いときに「休みます」と言えることが、本当に大切なことだし、本人が言葉にしなくても、周りがそのことに気づいてあげられることが大切です。
今日は、そのことが、きちんと実行できていたのだと思います。
発声は、体が楽器です。特に美舞ちゃんは「ばってん少女隊の歌姫」の一人なんだから、無理をしないで。"怪我を防いだり、疲れを残さないライブ前後のケア" を、これからも行なっていってください。
本当にお疲れさまでした。美舞ちゃんの体調が早く良くなることを祈っています。まずはゆっくりお休みください。
いつも通り、愛ちゃんのブログがアップされのを少し待って、それを読んだら寝ます。
おやすみなさい。
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