フィーチャーセットとテスト条件

ISO/IEC/IEEE 29119-2のテスト設計プロセスにおいて、フィーチャーセットとテスト条件という用語が出てきます。理解が難しい用語なので、個人の理解を書いておきます。

まずは定義の引用から。

feature set

>logical subset of the test item(s) that could be treated independently of other feature sets in the subsequent test design activities
>NOTE This could be the set of all features for the item (its full feature set), or a subset identified for a specific purpose (the functional feature set, etc.).

論理的なテストアイテムのサブセット、ということですね。特定の目的ベースで捉えたフィーチャーたちがフィーチャーセットとなるようです。


test condition

>testable aspect of a component or system, such as a function, transaction, feature, quality attribute, or structural element identified as a basis for testing
>NOTE Test conditions can be used to derive coverage items, or can themselves constitute coverage items.

あるコンポーネントやシステムにおける、テスト可能な一側面。とのことです。機能やフィーチャー、構成要素なども含まれるようです。フィーチャーセットがあらゆるビューポイントからみた要素を抜き出したもので、テスト条件はそれをテスト可能なひとかたまりとしてあぶりだしたようなイメージですかね。

・A機能の仕様適合性を確認する

・Bコンポーネントのインターフェースの性能効率性を確認する

・C画面の静的なアクセシビリティを確認する

などなどがテスト条件に該当すると思われます。ここから逆にフィーチャーセットを捉えると、

仕様適合性/機能リスト(A含む)/コンポーネントリスト(B含む)/インターフェース/性能効率性・アクセシビリティ/画面(C含む)

などが該当するのではないでしょうか。

あまり自信はないですが、、、


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