社内でソフトウェア・システム品質特性の話をした

先日、社内の勉強会的にソフトウェア・システム品質特性(以降品質特性と呼びます)の話をしました。題材的には25010+ちょっとだけ25012を取り上げまして、みんなで理解を深めよう、という場にしたかったのが当初の意図でした。

結論:説明と議論込みだと2時間じゃたりない…

対策:ある程度副特性の説明ぐらいまでは読んだことがある人を集めている場合は、2時間議論のみとする

副特性の説明をそれぞれ細かくやってしまうとそれだけで3時間ぐらいかかります。。定義とかを深掘りするような研修の場合は、受講者の制約をかけないとつらいですね。


あとは、オープンな議論の場の作り方にも失敗しました。みんなが知っている製品の仕様を品質特性に分類してみよう!という題材としたのですが、バックグラウンドも共通ではないので議論が全く進みませんでした。

対策は2種類あって、一つは何か特定の仕様を与えてしまうことです。ネガティブなのはちょっと仕様理解に時間がかかることですね。もう一つはこの品質特性について考えてみよう!と限定することです。やっぱり8特性全部だと広すぎるんですよね。なので、例えば信頼性とその副特性に絞って議論するのがよいかな、と思いました。この場合は、共通の製品にする必要は必ずしもないですが、どちらかというと共通のモノをイメージして議論ができると盛り上がるかもしれないです。今回は、クルマと飛行機、を題材にしてみました。


近年稀にみる「失敗研修」でしたが、次に同じような場を作るときは改善できると思います。

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