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すぐき漬けの食文化を絶やさないプロジェクト

授業をきっかけに社会課題として展開

皆さんすぐき漬けというものを知っていますか?もしかしたら、「知らない」、「食べたことない」という人がいるかもしれません。

実はすぐき漬けとは、京都の三大漬物なかの一つなのです。今、すぐき漬けの消費量は減少しておりこのまま減少をつづけるとどうなることかと心配されています。このすぐき漬けの食文化を絶やさない、リバイブ!というゴール設定でプロジェクトを私たちは立ち上げました。振り売りという昔ながらの良き文化も衰退してしまった今、もう一度京都の伝統的な食文化に目をむけ、本当に良いものとは何かを私たち自身に問いかけつつ、プロジェクトを展開して行っています。

 このすぐきプロジェクトが始まったきっかけは、同志社中学校での授業フレームから出発します。技術家庭では、生物育成、栽培、調理を通して生活の質的改善と維持という観点からつながります。また、他教科でもマーケティング、ブランディング、商品流通、地域創生、ソーシャルイノベーションなど、つながるきっかけはたくさんありますので、それぞれの授業のコンテンツをそれにコミットしていける道筋を柔軟に準備したいと思っています。

しかしながら、授業の枠内に現実的課題をフィックスしようとすると、そのテーマはどうしても”第二の現実”といういうべき感覚になってしまいます(もちろん、伝統的文化遺産の伝達という側面をベースにした「教材」概念の一長一短を理解したうえで)。高校生が良く言う「なんちゃって設定のプロジェクト」から本物の社会課題にアプローチしていく”すぐき漬けプロジェクト”にぜひ多くの知恵や工夫を集め、みんなでアプローチしていきたいと思っています。

現在「YouTube」「デジタルブック」「すぐきパンの販売」「すぐき漬けを使ったレシピ開発」「ドキュメンタリー映像の作成」など色々な活動を私たちはしています。これから更にプロジェクト、そしてすぐき自体を盛り上げていけるよう頑張っていきますので何卒応援の方よろしくお願いします!


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