ケーキの切れない非行少年たちの続き
さて、昨日のケーキの切れない非行少年たちの続きです
置き去りにされた非行少年たちは
どうすればいいのか?
これはもう小学校のうちから
対策するのが一番( ・ω・)
彼らのシグナルは小学生のうちから出ています
ADHDなど診断されればいいですが
そこまでいかないと対症療法しかないのが現状
(;´A`)
でも彼らは
感情のコントロールが難しく
何でも思い付きで行動し
自分の問題点も分からず
人とのコミュニケーションも苦手
まず家族が気付くことが第一
そして諦めない
見捨てないこと
彼らが悪い道へ進むのは
そちら側の方が受け入れてくれるから
しかし結局それは搾取だったりするわけで
この本にあった言葉で
適切な自己評価は
他者との適切な関係性のみで
育つ
というのがありました
まずここからなんですね( ゚A゚ )
この障害は4段階に分かれるそうで
まず障害そのもの
次に周囲の支援がない
次に矯正施設の厳しい指導(一層悪化)
次に社会に理解されない(偏見)
そして周囲に馴染めず仕事も続かない
その結果再非行化にループしてしまう
少年院や刑務所には
彼らのようなタイプが20%はいるそうです
以前は知能障害の定義はIQ85以下でした
しかし今は引き下げられてIQ70です
このIQ84~71に問題があったとしたら?
知的に問題ないは問題アリなんです
学校では社会面を教えてはくれません
昔のように近所付き合いも減った現代では
周りに教えてくれるおせっかいな人もいない
この本には
子供の心に取っ手が付いてるとしたら
それは内側にしか付いてない
という言葉がありました
彼らにも周囲にも気付きのスイッチ
を与える機会を増やせれば
非行化を防ぐのはもちろんですが
年間1人300万円かかる刑務所の経費が減り
社会復帰して税金を納める人が増える
もし周りにそれっぽい子供がいたら
コグトレで調べてみてください
この本が世界中で読まれたら
もっと平和になると思います😌
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