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ペットの医療介護に挑む【すごい会社】
我が国においては65歳以上の5人に1人が認知症になると予測されているほど、実は身近な病気です。予防のために、治療のために、介護のために、周知のために、さまざまな【すごい会社】が活躍しています。
1.(株)RABO(東京都渋谷区)
2022/04/10(日)には、データや技術の活用でペットの健康を守る「ペットテック」スタートアップの(株)RABO(東京都渋谷区)を紹介しました。
同社は重量計「Catlog Board(キャトログボード)」を手掛けています。飼い猫用トイレの下に置くことで排せつ量や回数などを記録、飼い主のアプリに通知して体調変化に気付きやすくするそうです。また、行動を記録する首輪型機器「Catlog(キャトログ)」も販売しています。水を飲む回数が増えると頻尿になり、泌尿器系のトラブルを疑うことができるそうです。
2.ペットの医療介護に挑む【すごい会社】
令和3年(2021年)「全国犬猫飼育実態調査」(一般社団法人ペットフード協会)によれば、我が国で飼育される犬は約710万頭、猫は約895万頭となっています。近年、犬が緩やかな減少傾向にあるのに対し、猫は増加傾向にあります。人間と同様に犬猫の平均寿命も延びており、ペットの医療介護のさまざまな局面で、【すごい会社】が活躍しています。
例えば、(株)日本動物高度医療センター(川崎市高津区)は、1次診療を手掛ける「かかりつけ病院」からの紹介のみを受け付け、脳や内臓などに重度の疾患を抱えた犬と猫に専門的な医療を施す「2次診療」の病院を川崎市と名古屋市で運営しています。東京証券取引所グロース市場上場企業で、動物病院の上場は極めて珍しいそうです。
また、動物アレルギー検査(株)(相模原市緑区)は人間向けでなく、飼い犬向けの検査で発展してきている会社です。血液などから皮膚病の原因となるアレルゲンを特定する精度の高さが評価され、全国で約6000の動物病院の支持を集めています。
ペット医療に関するビジネス以外にも、介護や予防医療にかかわるビジネスに取り組む企業も現れています。また、ペットの医療や介護に要する費用が高額化していることもあり、ペット保険も充実しています。人間だけでなくペットにも優しい社会が作り上げられていくよう、【すごい会社】の取り組みに今後も期待しつつ注目していきたいと思います。
3.今週の【すごい会社】
この会社を含め、今週は以下の【すごい会社】をご紹介しました。
★No.2476☆(株)アプリシエイト(茨城県水戸市)。リアルタイムで経営するクラウド対応型勤怠管理システム「iTime」を販売開始。時間外労働時間や有給休暇の取得状況を早期に確認し、社員に注意を促せる。⇒詳細はこちら。amba.to/3NOnUvr
★No.2477☆カメヤ食品(株)(静岡県清水町)。ワサビ加工品の製造販売を手がける。1947年創業。4つの自社農園を持ち、生産から加工販売までまかなう。欧米の需要を開拓し、輸出額は2年間で2倍に膨らんだ。⇒詳細はこちら。amba.to/3NT3zoH
★No.2478☆(株)オールインワン(香川県東かがわ市)。全国に製造・販売のネットワークを持つ日本で唯一の牛専用飼料メーカー。22年1月期の売上高は前年度比18%強の増加で、過去最高の売上高を達成した。⇒詳細はこちら。amba.to/3JxUYVr
★No.2479☆セレンディクス(株)(兵庫県西宮市)。住宅系スタートアップ。慶應義塾大学の研究機関と連携し、3Dプリンターで平屋住宅「フジツボ」(延べ床面積49平方メートル、高さ4メートル)を建設する。⇒詳細はこちら。amba.to/3xj6zVE
★No.2480☆(株)RABO(ラボ、東京都渋谷区)。重量計「Catlog Board」を手掛ける。飼い猫用トイレの下に置くことで排せつ量や回数などを記録、飼い主のアプリに通知して体調変化を知らせる。⇒詳細はこちら。amba.to/3jlkSAL
次回もまた、【すごい会社】の数々をお伝えしていきます。どうぞお楽しみに。
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