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読んだ本リスト(2021年11月編)
こんにちは、杉山真太郎です。
10月から無職になってから、はや2ヶ月が経ちました。いつの間にか11月も終わってしまい、2021年最後の31日間を迎えています。
11月は人と会うことができた期間でした。新型コロナウイルスの感染者は都心ですら10人前後の日々だったので、この騒動時代が収束に向かっていると誰もが思っていたでしょう。実際に前職の人とお酒を飲んだり、知人友人とご飯を食べに行くことができました。これは多くの人が、コロナ騒動も終わるだろうと思っていたからできたことです。
僕の職については、まだ考えているというのが現状です。今は本を読む日々を過ごしています。
ただ僕が参加している「企画メシ」という講座の課題や講義、自主企画、また11月からはじまったぶんしょう舎(ライターセミナー)などなど。やることはあるため、毎日パソコンを起動させて何かしらの作業をしていました。
これがあまり良くなかったようです。
有休消化期間の9月から、休みの日という概念が無くなってきていました。無職なので、あえていうなら、すべての日が休みの日ということになります。しかし、実際には何かしらの作業をしている日がほとんどでした。だから、すべての日が休みの日であり作業の日でもありました。
それがたたって、今は少し体調を崩しています。今まで仕事とプライベートを完全に分断させる生活をしていたため、それらが溶け合った生活、悪く言えばメリハリのない生活をしていたツケがきているようです。
仕事を辞めてから、とんでもなく大きな不安にかられる時があります。普段からも、ふとした瞬間に不安が浮かんできます。無職になってから、僕と不安の距離は間違いなく縮まりました。
このネガティブな思いは、僕を何かしらの作業へ駆り立てていました。パソコンに向かって文章を書いたり、勉強のための本を読んだりしていないと、止めどない不安が押し寄せてくるのです。
だから毎日、なにかしらの作業に追われていました。
しかし、以前からライティングのコンサルをしていただいている中村洋太さんにフリーランスの働き方を質問したときに、このようなアドバイスをいただきました。
「フリーランスとして活動し始めの人も、最初は不安から仕事しすぎてしまうことがあります。しかし健康第一なのは間違い無いので、しっかり自分と相談して活動した方がいいですよ」
今の僕の活動はお金を稼ぐそれではないのですが、自分の健康をおろそかにしていたことは事実です。
やりたいことをやって未来を模索しようと仕事を辞めたはずなのに、不安から逃げるため作業をしすぎていたことに気づきました。これでは本末転倒です。
12月からはちゃんと自分の体調と向き合いながら、今しかできないことを体験していきたいと思います。
miku / 未来『幸運は大胆な人が好き 私らしい夢の見つけ方・育て方 FORTUNE FAVORS THE BOLD』KADOKAWA
KADOKAWA出版、miku / 未来さん著『幸運は大胆な人が好き 私らしい夢の見つけ方・育て方 FORTUNE FAVORS THE BOLD』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) November 3, 2021
彼女が大好きなYouTuberの本。
全てのバズは、バズったのではなく、バズらせたものなのかもしれない。
ロジック、実験と検証を積み重ねる大切さを学んだ。 pic.twitter.com/gsc6Ub1IAO
小松 成美『中田英寿 鼓動』幻冬舎
幻冬舎出版、小松成美さん著の『中田英寿 鼓動』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) November 4, 2021
ライターコンサル中村さん@yota1029 のおすすめ本。
深淵に触れている感じ。膨大な取材の量とそれを文章にする圧倒的な力、そして真摯に向き合う誠実さを感じました。震える。
帰ってきたい本がまた増えてしまった。 pic.twitter.com/2wnQZlW1I0
佐藤 友美『書く仕事がしたい』CCCメディアハウス
CCCメディアハウス出版、佐藤友美さん著の『書く仕事がしたい』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) November 7, 2021
書く仕事の姿が見える本。確かに、書くことの本はあるけど、書く仕事の本ってあんまりないなぁ。
書く仕事への憧れが出てきました。取材者への憧れはもっと出てきました。
また1冊、帰ってきたい本を読んでしまいました。 pic.twitter.com/JRK64Ey7bf
阿部 広太郎『待っていても、はじまらない。』弘文堂
弘文堂出版、阿部広太郎さん著の『待っていても、はじまらない。』を再読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) November 9, 2021
企画メシも残り2回の講義になってしまったので、もう一度読んだ。
阿部さんの多動の源泉が少しわかってきたような気がする。最初に読んだ時よりも、言葉たちが自分の中に入ってきてくれて、読んでいて気持ちがよかった。 pic.twitter.com/VvKtZv2iDI
阿部 広太郎『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』ダイヤモンド社
ダイヤモンド社出版、阿部広太郎さん著の『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』を再読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) November 12, 2021
テクニックじゃなくて、アティチュードの本。
企画メシの講義を受けてから読むと、より沁みてくれる。
今の僕なら「I LOVE YOU」を「アルフォート、買って帰るね。」と訳すかな。 pic.twitter.com/uP3k8gAnkW
阿部 広太郎『それ、勝手な決めつけかもよ? だれかの正解にしばられない「解釈」の練習 』ディスカヴァー・トゥエンティワン
ディスカヴァー・トゥエンティワン出版、阿部広太郎さん著『それ、勝手な決めつけかもよ? だれかの正解にしばられない「解釈」の練習 』を再読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) November 17, 2021
唯一絶対の正解があった時代ではなくなってきているから、解釈はもっと重要になる。
これからは自分を赦せる人が、幸せになっていくのかもしれない。 pic.twitter.com/Zv4A6i2Y6T
片桐 はいり『わたしのマトカ』幻冬舎
幻冬舎出版、片桐はいりさん著の『わたしのマトカ』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) November 17, 2021
ライターコンサル中村さんにお薦めしてもらった一冊。行ったこともないフィンランドの情景が浮かんでくるのは、文章のうまさがあってのこと。
穏やかな気持ちでクスクス笑いながら読んだ。精神安定剤みたいな本。 pic.twitter.com/DfChnoFaf9
藤吉 豊、小川 真理子『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』日経BP
日経BP出版、藤吉豊さんと小川真理子さん著の『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) November 22, 2021
文章術の本を読んだことがなかったので、0から学ぶ気持ちで読んだ。気付かされる部分がたくさんあったので、足元を確かめられた感覚。
国語学年最下位だったことを思い出した。
近内悠太『世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学』 NewsPicksパブリッシング
NewsPicksパブリッシング出版、近内悠太さん著の『世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) November 29, 2021
鳥肌が立った本。本当に読んでよかった。
読んだ後だと、さんまさんの「生きているだけで丸儲け」という言葉の奥深さがに気づく。
必ず読み直す本。受け取れたことに感謝。 pic.twitter.com/ERkjymohn0
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