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多くは3の倍数で組み合わされて「カタチ」になります。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。


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杉田木工所 所在地


長くオーダーメイド家具の製作に携わっておりますが
ずっと不思議に思っていることがございます。

化粧板やベニヤ、集成材などのいろいろな
素材・材料を使ってオーダーメイド家具を「カタチ」に
していくわけですが、材料の規格が

3の倍数で構成されている材料が多い事。

建築の壁の中に入っている下地材の位置も必然的に3の倍数で
構成されている事が多い事。

必ずではないですけど。

建築の規格について、
誰かに聞いたこともありませんし、習ったこともありませんが
大学の建築系のところに行くと教えてくれるのかもしれませんけど。

なぜなのかと、普段から思っております。

よく仕入れます、化粧板は仕入れの発注をかけますと
3×6サイズや4×8サイズで生産されて
生産工場から出荷されて、代理店・卸売商社を経て、末端の
仕入れ事業所にやって参ります。

その化粧板たちを加工してオーダーメイド家具にするのですが
オーダーメイド家具の最終的なサイズも「3の倍数」に
収まっていることが多いように思います。

1958年に、家具屋杉田が生まれる10年前ですが、「尺貫法」と
いう土地や建物の計量を定めた法律が改正されまして、現在の
㍉や㌢や㍍を用いた数値表示に切り替わります。でも、

1寸が、3.0303センチで単位の呼び方が変わっただけで、「3の倍数」
は当時から変わりません。

尺貫法というは、もともと中国から日本に伝来されたモノらしく
それから、ずっと「3の倍数」を基準に、建物や家具は製作されてきた
ことになるのだろうと思います。

300㍉×300㍉の化粧板を18枚。
縦に6枚。横に3枚。並べて1枚にすれば3×6サイズになります。

300㍉×300㍉の化粧板を32枚。
縦に8枚。横に4枚。並べて1枚にすれば4×8サイズになります。

家具を製作したとして、家具の奥行きを300㍉。450㍉。600㍉
と定めることが多いように思います。270㍉とか510㍉とか
のサイズもあるにはあります。

でも、やっぱり、「3の倍数」が多いように思います。

オーダーメイド家具なので、サイズはお客様のご希望のサイズに
製作出来ます。

横幅・全長が、1,800㍉や2,400㍉で製作すれば、化粧板や
ベニヤの規格を卒なく使えるため、このサイズで製作して
不都合が無ければ、このサイズをお勧めします。

2,000㍉や1,100㍉を選択されても、余った化粧板やベニヤを
次の家具に使う事が、少なく。見積り的にもあまり差が無い
場合が多いです。

建物の壁に合わせる。
建物の壁から壁いっぱいに家具を納めたい。

となりますと、建物の壁から壁のサイズの基準に合わせること
になるのですが、やっぱり、1,800㍉の前後や2,400㍉前後に
なっていることが多いように思います。

あくまで、長年やってきた「印象」のお話ですけどね。

家具に引き出しが取り付くとして、最近はスライドレールが
引き出しに取り付いて、引き出しの出し入れをアシストする
タイプのオーダーメイド家具が多いです。

用意されているスライドレールのサイズも450㍉前後が
多いように思います。600㍉の引き出しも出来ますが
引き出しとして使いにくいと家具屋 杉田は、お客様には
お伝えしています。

やっぱり「3の倍数」です。

200㍉のスライドレールもありますが、引き出しを手前に
引っ張ると、すぐにブレーキがかかり、長く使って慣れれば
そういう引き出しとして使い手のお客様が認識するのか

もしれませんがお勧めできません。

外国製家具の修理依頼が時々あったり
大型量販店型の外国製家具メーカーさまの家具の
修正を頼まれることもあるのですが、規格が違う

という事をまざまざと認識致します。

外国は、インチ・フィートです。引き出しの奥行きも
日本製の家具とは違います。

取っ手やハンドルが付いている引き出しがあると、その
取っ手やハンドルを固定しているネジ・ビスのねじりの巻き方も
違います。㍉とインチは全然違うのです。

外国製の家具を日本の建築に合わせるのには無理が
あって、家具が外国製なら、壁もその規格に合わせないと
取り付かないし、長く使うと不具合が起こりかねません。

よくわからないですけど
日本の建築屋家具の材料は「3の倍数」が多いと思う事。

外国製の家具たちを日本で使おうとすると、いろいろと
不具合が多い事。

そんな印象を家具屋 杉田は、思っています。という事を
ちょっと書いてみました。

くり返しますが、
あくまで家具屋 杉田の「印象」のお話です。

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