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ミラノサローネ報告会に行って思った事。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

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杉田木工所LINE公式アカウント

先日、メラミン化粧板やポリエステル樹脂合板の
国内生産トップメーカーの"アイカ工業"の名古屋
ショールームで開催された「ミラノサローネ報告会」
に参加してきました。

イタリアのミラノという街でもう60年にわたって
開催されている家具の見本市でして、家具の流行り
トレンドの世界発信基地というインテリアの基準を
作っている場所。
と言っても言い過ぎでないぐらい
凄い場所なのであります。

毎年、アイカ工業さんの選抜スタッフメンバーが
現地視察に行って、見本市で見てきた内容を日本の
インテリアコーディネーターさんや家具屋 杉田のような
家具製作者向けに情報を提供してくれています。

内容的なモノは、杉田木工所Boo-logという
愛知県の三河エリアに特化した地域blogで書いていますので
ご興味があれば、そちらから見て頂ければと思います。

【メーカーに押されているオーダーメイド家具屋の領域】

イタリアのミラノというお洒落な街で開催された
家具のトレンドの紹介がメインの報告会なのですが
来年以降、アイカ工業さんから新発売される化粧板や
家具用扉、今どきのトレンドを加味した天板なども
展示されていて大変に勉強になりました。

勉強になった反面、メーカーさんが化粧板だけに
とどまらず、家具を「キャビネット」という名称で
製作、販売を手掛けているという事に
将来のオーダーメイド家具屋としてあり方に疑問と
「押されている」という危機感、不安を感じてしまいました。

2023年の01月に新発売される既製品の扉
2023年01月に新発売されるデジタル機器が
充電出来る機能を取り付けたテーブル天板

近い将来、真っすぐに直線で規格設計された
家具は、完全に既製品に凌駕されると思います。

扉が付いたり、引き出しが付いたり
オープン収納だったりと直線。直角に規格設計されて
家具が成立するのですが、オーダーメイド家具でなくても
メーカーが生産するキャビネットで充分賄える。
そんな気がします。

アイカ工業さん以外にも、国内には
メラミン化粧板やポリエステル樹脂合板を
生産しているメーカーさんもあるのですが、いずれも
「老舗」と言って良いと思うぐらい長く生産されていますが

アイカ工業さんに至っては、住環境トータルコーディネート
メーカーとして、メラミン化粧板やポリエステル樹脂の
生産のみにとどまらず、もう一段上のステージに
いらっしゃるメーカーさんだと思います。

写真も載せましたが
デジタル機器が充電出来る機能を付けた
テーブル天板は、今は、スマホやタブレットなどの
ワイヤレス充電ぐらいしか出来ませんが

ヨーロッパでは、ワイヤレスのポットで
お湯が沸かせる。とか天板のワイヤレス電気通電を
利用した家電の使い方がはじまっているそうで

アイカ工業さんも将来的には
今、ヨーロッパではじまっている事と同じことが
出来るようにしたいと、今後の発展性を定めて
開発を進めているそうです。

将来的には、家電から伸びている電気の線や
コンセントは無くなってしまうのかもしれません。

オーダーメイド家具屋の杉田木工所としましては
メーカーさんとは共存共栄、ウィンウインの関係で
今後も互換しながら、家具製作に邁進できたらと
考えています。

メーカーさんは、そんな事は全く考えてもいないと
思いますが。需要のあるものはすべて供給という
スタイル。あらたな便利なインテリア商材の開発。
そんな事に全神経を注がれるのだと思います。

【どんなに強いモノにも必ず、弱点がある】


弱 点

どんなに見た目凄いメーカーや会社さんでも
かならず、弱点や大きすぎるが、故の盲点が
絶対にあると家具屋 杉田は信じております。

盲 点

スモールビジネスだから、出来る事。
スモールビジネスだから、予定より早く動けたこと。
スモールビジネスだから、お客様に喜んでもらえた事。

そのような事柄に杉田木工所は
全集中をして、体現、具現していきたいと
考えることになった今回の「ミラノサローネ報告会」の
視察後の感想でありました。

正直、全身で、「押されている」。
まともに受けたのも事実です。

でも、逆に燃えると言いますか、
末端からの発想の転換も必ずあると
考えることになったのも事実です。

何一つとして、はっきりとしたモノは
ありませんが、少しずつ、一歩ずつ
前進していこうと思います。

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