岡崎信用金庫さんに言われまして「でんさい」セミナーを2時間受講しました。デジタル化へまた一歩。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
杉田木工所のメインバンクさんであります
「岡崎信用金庫」さんから
先日、利用申請の手続きを行いました
「でんさい」と呼ばれる
今後、主流になる電子債権ネットワークについて
オンラインセミナーが実施されるので
参加して欲しいと頼まれまして本日2時間
先週の金曜日1時間、来週の金曜日1時間と
計4時間の予定で予約を入れまして参加してきました。
先週と今週で合わせて3時間になりました。
簡単に言いますと、約束手形・小切手といった
「現金」の代わりに使われる「有価証券」たちが
今年の11月で取引上の手続きで絶対に通らないと
いけない「名古屋手形交換所」が
11月に「廃止」されるのに
伴いまして、紙ベースの約束手形・小切手
お金の流れをすべてデジタルで済ませようとする
あたらしいシステムであります。
あたらしくはじめようとしていると言いますか
創めてこれにせざる負えないと言いますか
政府が国を挙げて従来のやり方を新しいモノへ
変えようとしている金融システムです。
2013年から一般社団法人 全国銀行協会さんが
創設をして今日まで来たのですが、
ここに来て本格的に稼働させる
キャンペーンや講習会をバンバン打ちまして
一般化を目指すみたいであります。
いろいろと従来のやり方の中で当たり前だった
「有価証券」を発行するのに納税していた収入印紙や
取引先に「有価証券」を現金書留郵送していた郵送料が
要らなくなります。
「でんさい」を利用しても発行手数料や
電子債権の受取手数料が新たに掛かるようには
なってしまいますが、
収入印紙や郵送料を納めていた頃よりは
お安く手続きが出来るそうです。
「でんさい」以外にも
「でんさいファクタリングサービス」とかの
別の会社さんもあるようなのですが、
セミナーを聞いて終えた感想としましては
「でんさい」にだけ入れば、メガバンクさんや
銀行さん、信用金庫さん、
信用組合さん、JAバンクさんも
参加されるのでとりあえずは、全部の金融機関さんと
電子債権取引が出来るみたいです。
JAバンクさんも参加されるのは
画期的なシステムだと思います。
このサービスが杉田木工所で
本格稼働し始めますと、いよいよ集金日に営業の方が
杉田木工所に来所されて小切手や約束手形を渡して
領収証を受け取るという
取立業務がまったく無くなります。
少し寂しい感じもあるにはあるのですが...。
時代の流れなので仕方がないのかなぁと思います。
杉田木工所に導入するのは
家具屋 杉田が自分で行う手続きですので
なにも障害はありませんが
このような仕組みは相手もこちらと同等の
仕組みを持っていないと全く意味のないシステムなので
ファックスやメール、LINEといった
通信手段が出て来た時同様に
全員で同じレベル、同じ立ち位置が絶対であります。
セミナーの中でも、相手先に導入してもらうのに
大変苦労している実例も紹介がありました。
2022年11月に
「名古屋手形交換所」が「廃止」されるのですが
紙ベースの手続きは3年ほど維持されると
岡崎信用金庫さんは
言っておられましたが、家具屋 杉田は
紙ベースの手続き業務は、「でんさい」の普及次第で
もっと短期間で打ち切られると思ってます。
だから、早く「でんさい」の導入手続きに
踏み切りました。
税務署さんのイータックスなども
なかなか最初は普及しませんでしたが
今では、かなりの方がイータックスで
確定申告をされています。
「でんさい」も今後、かなりのハイペースで導入する
会社さんが増えるものと思います。
経理担当者ではないの会社員の方や、ご自身の日常に
金融機関との有価証券のやり取りが無い方には
なんの話なのか、さっぱり
見当もつかないお話だと思います。
個人事業主をはじめ、中小企業の会計・税務部門は
これから5年ほど、
なにかと大変な時代に突入いたします。
あまりに一気に進むので
目がまわりそうですが、がんばってここ5年を
乗り切りたい所存であります。
個人事業主のみなさま
デジタルという
「ビックウェーヴ」がやって来ておりますが
軽く乗りこなしてやろうではありませんか。
(強がりです)
大きな時代の節目に我々個人事業主は
立っております。
乗り越えられない試練は
神様はその人の人生に用意しないそうです。
必ず、乗り越えられると信じて
ここ5年ほどを突き進んで参りましょう。
ビックウェーヴさんよぉ。
杉田が相手だ。
「かかってきなさい。!」
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