Mac用ソフトの購入
Macを買ってみて分かったことは、Win/Mac両対応ソフトというものは実に少ないという事です。
両対応を謳うソフトの多くは比較的高額な物が多く、同じカテゴリの低価格なソフトウェアはWindows専用が多数派です。
Macは高価なソフトだけか?といわれれば、決してそんなことはないのですが……Windowsより選択肢が大幅に狭まる状況です。
1.まずは移行手段を考える
Windowsから移行、または同等の環境を構築して併用を目論む場合、選択肢としては
①Win/MacでAdobe CCに置き換える
②Windowsで使用しているものと機能的に似たソフトを導入する
③思い切って全部をOSSへ乗り換える
①は自営業などでWin/Mac両方要る人が実際にやってますが、必要なソフトの本数次第では個人にはかなりキツいものがあります。
②はソフトを探す手間は避けられませんが、Adobe CCコンプリートプラン半年分程度である程度揃う筈です。
③は不可能ではありませんが、それMac要らなくね?となります。
なので、②を選択しました。
2.App Storeには、有名な有料ソフトが多い
App Storeは、多数あるMac用ソフトウェアのうちの、一部しか載ってません。
商業ソフトはメーカー直営のオンラインストアでしか購入できないものもあり、
フリーソフトも、開発元のWebサイトからしかダウンロードできないものがあります。
しかし有名所のシェアウェアはかなりの数がApp Store経由で買え、アップデートも自動など、利点も多くあります。
実際、ソフトの購入はApp Store経由が殆どです。
3.App Storeで購入したソフト
1. Pixelmator Pro
所謂Photoshopキラーというよりは、Mac版PaintShop Proという方が正解に近い……かもしれません。
ペイントに必要な機能はもちろんRAWの調整を手軽に行なえる上、独自機能であるMLシリーズは自動で色々やってくれるので時短にはもってこいです。
2.egword Universal 2
Mac用のワープロソフトでは一太郎の代わりが務まるソフトは他になく、
非常に強力な反面値段は少々高めとなっています。
また、1万円以下で買えるソフトの中ではほぼ唯一まともに日本語処理ができるDTPソフトという面もあります。
3.Sound Studio
SOUND FORGE Audio Studioの代替です。
機能的に同等、SOUND FORGEより取っ付き易いUI、iZotopeやWavesといったプラグインも使えます。
4.Swift Publisher 5
Pagesやegwordではやりにくいと感じるけれど、InDesign、Cuark Xpressは流石に必要ない場合におすすめ。
日本語処理に多少不安がありますが、Affinity Publisherよりマシな感じですね。
5.LibreOffice Vanilla
Collabora Productivityがメンテナンスする、LibreOfficeの有償版です。
公式配布版と違ってLibreOffice本体と言語パックが統合されており、インストールから更新まで手間いらずとなってます。
何だかんだで出番が多いため、自動更新は重宝します。
4.App Store以外で購入したソフト
1.ACDSee 写真館 7 Mac用
WindowsでAcdsee 写真館2021 プロを使用していたのと、標準アプリの『写真』は融通がきかないことから購入。
値段はWindows用のProと同じですが、RAW現像にレンズ補正プロファイルがない、写真加工の各種フィルターがない、検索機能が一部搭載されていないなど、結構不満がありますが。
2.スーパーセキュリティ for Mac
WindowsにはDefenderという標準機能でウィルス対策などが備わってますが、Macにはそういった機能がないらしいぞ……ということでお守り的ではありますが、万が一でも人様に迷惑かけられないので。
5.おわりに
ソフトを選んでると感じるのが、Windows→Macで移行できる作業ばかりではないな、と。
特にモチベーションを保てるソフトがWindows専用だと中々に難しく、かといってM1 Macの快適さや軽快さと比べると……と、悩ましく感じる事が多いです。
上手くいかない世の中です。
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