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出前授業|5年生「たずねびと」戦争の間接体験を知る

🔳2023/11/10(金)

国語の授業で11歳の女の子が"たずねびと"のポスターをきっかけに戦争とその恐ろしさを知り、原爆で亡くなった方へ思い寄せる物語「たずねびと」を読んでいる5年生。

この日は昭和館語り部から星野達哉さんをお迎えして、戦争の間接体験についてお話を聞きました。

「杉六小のあるこのエリアも焼け落ちていました」と星野さん

講話の中では、幼少の頃にご家族を戦争で亡くしたという3名の方の実体験が語られました。

戦争で沖縄や異国へ行ったお父さんと遊んだ記憶がないこと。最初に送られてきたのは木の枝で、遺骨が手元に届いたのは戦死されたのち50〜70年だったということ。当時は戦死することが名誉であると考えられていたこと、、、など。

質疑応答の話題にも熱が入ります

また、杉六小校庭にあるかしの木についても、空襲に遭いながらも強く生き残った木であったこと、学校や地域の皆さんが大切に守り続けてきた杉六小のシンボルツリーであることがお話しの中で改めて触れられました。

忘れないって大事。かしの木を見つめながら時々星野さんのお話を思い出してみてくださいね。

授業終了後のひとコマ。担任の先生と星野さん

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