師走の早朝


ココ、コケコッコー。ニワトリの声。年末の冬の台所。私は、台所の記憶を探索していた。右には、玄関。正面には、部屋がある。左には、仏壇。ふすまにシミ。人影がある、、、消えた!えっ?悪寒。黄色のダスキンが揺れていた。冷たいすきま風が吹いている。ここには椅子がなく、年中コタツが出ていた。この季節はいい。いい加減な性格は治らない。青や黄色の電飾がチカチカするクリスマスツリー。赤と緑がほしいところ。これも年中ある。今は、ギリギリセーフにしておこう。カーチャンとエルコ(元スージー杉田、イニシャルはSS、サイズはLL)が話をしている。徹夜明け。私は、内職で使う針がねを補充に来ていた。仏壇に何か動物の絵が飾ってある。あれは、何の動物だろう。犬か?猫か?まさか、狸?、、、奇怪な。何だ!
「それは、お前が書いた自画像じゃないか」
嘘!!!うっそーーー!!!!なぜ仏壇に。「私が星型(五芒星)お守りを神社に届けてくるよ」「そうかい、悪いねぇ。1人は危険だからエルコと行きな」「空模様が怪しいね。急がないと」「私なら行けるよ」
黄色いダスキンは止まっている。
「おい!エルコ!寝てんじゃないよ!目を覚ませ!!」

神社に参拝に来る人はまだいない。

早朝の台所。すきま風。



これは詩です!

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★ナスカーチャンのアルカパーラーココからの創作。フ○○さんを読み過ぎて若干混じる。