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日本整形外科学会番外編1哲学的な何か、あと数学とか

フランケンとの対談
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主題1 「哲学的な何か、あと数学とか」について喋らせろ!
この本が良すぎた。フェルマーの最終定理の証明をめぐる数学者たちの物語。フランケンの通勤ラジオで知った。正直、フランケンの強いリコメンドがなければ、読まなかったと思う。俺にも喋らせろという熱量を生む本。

この本の裏テーマ「何かに打ち込めるものがある人生って(恐ろしいけど)素晴らしい。人間が生きるとはどういうことなのか。哲学的な何かを感じてほしい」著者

ここを喋らせろ1.フェルマーの最終定理が、ワンピースの価値観そのもの。

悪魔的超難問「フェルマーの最終定理」
nが3以上のとき、xのn乗+yのn乗=zのn乗を満たす、自然数x,y,zは存在しない。このシンプルな定理を、本当にそうなるということを証明しろと言われると、どんな歴史上の天才数学者も太刀打ちできない悪魔的超難問になってしまう。しかも、フェルマーは、プロの数学者ではなく、1600年頃のフランスの地方役人(法律家)であって、数学はただの趣味にすぎないものだった。。。
フェルマーの悪いクセが、数学の新しい証明を見つけても、その証明の美しさをひとしきりめでて満足すると、証明方法を書きつけたメモをゴミ箱に捨ててしまうような人間。
しかも、さらにたちが悪いことに、数学の大先生たちに「俺は、こういう定理を証明したけど、おまえらにその証明方法がわかるかな?」と挑発してしまう。
大先生たちが「だめだ。わからん。こんなアマチュアが証明できたなんて絶対ウソだ!」と言ってきたら「こんな問題もわからないのですが。それなら少しヒントを差し上げましょう。」と言って返す始末。
フェルマーの最終定理
フェルマーが当時読んでいた本のページの片隅に描かれた小さな走り書き。この命題について、真に驚くべき証明方法を私は発見した。だが、それを書くにはこの余白は狭すぎる。この定理の証明に、なんと350年かかる。その間、様々な数学学者の人生を翻弄する。最後どうなるのか?これは本を読んでほしい。後味の良い本。

フェルマーの最終定理は、ワンピースの世界観。フェルマーは、海賊王ゴールドロジャーだ。俺の財産か。欲しければくれてやる。この世の全てをそこに置いてきた。という世界観。

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