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第9回ニュータイプの時代4

フランケンとの対談
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主題3)博士の注目ポイント

第4章8
論理と直感
オールドタイプ ▼論理だけに頼り 、直感を退ける
ニュータイプ ▼論理と直感を状況に応じて使い分ける

過剰なもの。正解、モノ、データ、利便性、説得、競争
希少なもの。問題、意味、ストーリー、ロマン、共感、共創
過剰なものは「論理と理性」によって生み出される。希少なものは「直感と感性」によって生み出される。過剰なものとして挙げられているものが、かつては希少なものだった。
希少なものとされる、ストーリー、ロマン、共感といったもの。これはまさにワンピース的な価値観であり、それが時代に求められているもの。でも、今は時代の過渡期なので、ワンピース的価値観だけで生きていける人はまだ少ないのかも。時代のトレンドではあります。

第5章
ワークスタイル
モビリティについて
オールドタイプ ▼一つの組織に所属し 、留まる
ニュータイプ ▼組織間を越境して起動する

複数の組織と横断的に関わることの重要性。
そのために、リベラルアーツが必要になる(後述)

ここは、おそらくコモディティを抜け出すために必要なパーツになるのではないかと考えています。
大企業による寡占化と企業に依存しない個人(フリーエージェントなどのスモールプレーヤー)の台頭というトレンドは現在進行している二極化の双極と考えるべき現象。

7章19
リベラルアーツ

オールドタイプ サイエンス(問題解決)に依存して管理する
ニュータイプ リベラルアーツ(構想力)を活用して構想する

S T E M ( S c i e n c e =科学 、 T e c h n o l o g y =技術 、 E n g i n e e r i n g =工学 、 M a t h e m a t i c s =数学 )としてくくられる理数系学位を得た学生は総じて給与水準の高い職に恵まれている。ところが全米で最も優れている人物、つまり年収の上位10%に当たる人びとの専攻を見てみると、政治学、哲学、演劇、歴史といったリベラルアーツ系科目が突出して目立つようになる。
「役に立つ」の軸に沿って目盛りを高めるのはサイエンスの仕事であり、「意味がある」の軸に沿って目盛りを高めるのはアートの仕事。
医師の多くは、STEM寄りの価値観を持っている。30代後半から40代にかけて、リベラルアーツを学べは、成長が加速できる可能性があると思う。

ジョブズは、カリグラフィー(美しい書物という意味)の美しさを知っていたからこそ、なぜパソコンのフォントはこんなに醜いのか?という疑問を持てた。

組織の上層に行くほど仕事の重心は、問題の設定へと傾斜し、組織の下層になるほど問題の解消へ傾斜する。
リベラルアーツのリベラルとは自由という意味であり、アートとは技術のこと。リベラルアーツとは自由になるための技術ということ。

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