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第4回クリックモーメント_主題4
フランケンとの対談
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主題4 フランケンのポエム説教
この本って、最初に一回流して読んだときに、どこに注目するかが読者によって分かれる本だって、先生が言った。
その通りだと思う。
僕は本を斜に構えて読んじゃうタイプなので、認知行動学の細かいロジックに注目しちゃった。錯覚資産そのものについては、まあ、身もふたもないけど、そりゃそうでしょう。という程度だったのよ。
錯覚資産そのものに注目するようになったのは、やっぱりクリックモーメントとの関係を自分なりに考えたときかな。
まず、今までの流れでエッセンシャル思考とクリックモーメントにどう関与するのか、という考察をしておきたい。ふたつの本を通して解説したものは、「成功のチャンスが訪れるのは確率的なのだ。だから、トライする回数を増やして、チャンスが来たら掛け金を大きくしろ」というものだった。そこで、クリックモーメントの回で飛ばした章のことを思い出してほしい。
「複雑エネルギー」という言葉を通して、大きな流れに駆動されてクリックモーメントでつかんだチャンスはより大きな成功に導かれる、と書かれていた。残念ながら、何をいってるのかうまく説明できていなかったが。
その一つの答えがこの本で記されているハロー効果と三種のループがもたらす増幅だ。この本では「一定だったはず」のチャンスが訪れる確率が、一つの成功をもとに増幅されるすなわち「一定ではなくなる」と説いている。
そして、この主張が事実として定着していないのは、脳の機能により正しいと思えないから、すなわち「差別化された武器になる」と説く。
この理論にはやや自己矛盾があり、認識できない、知覚できない、を前に押し出すがゆえに、なぜそれを意識して自分だけその影響を受けずに武器に転じられるかという部分の言及で若干もにゃもにゃする。しかし、クリックモーメントをつかみ大きな錯覚資産を得た後であれば、この理論が正しいこと、すなわち、自分の成功が実力だけで構成されていないことに納得がいくはずだ。
この本では、錯覚資産のもたらす増幅効果を、ループの交点として表現した。では、このようなループは三つしかないのか?複数の人間がかかわるとこの図はどう変化するのか?一つの点を中心に真っ黒い鍵束のようにまとまっていくのか?
この答えを導くには、次の本が必要になる。
この本では、実力、という要素にすべてが構成されるという天動説的なパラダイムに、錯覚資産という地面を与えて地動説へのパラダイムシフトを演出して見せた。
では、個人の錯覚資産という地面が複数集まって構成される世界とはどのような姿をしているのか?
この地面を動かして見せるのが複雑系のスモールワールド、すなわちフラクタル理論だ。
ここで再びパラダイムが大きく変わる。
この世界ではもはや何かを中心に回転するという世界観すら必要とせず、まさに個が全、の宇宙観で見事に「個人のもつ環境」を保持したまま全てとのつながりを一枚の絵に落とし込む。
複雑系をもっとも簡単に表したのが橘玲の「読まなくていい本の読書案内」だ。あっさり読める。
この本はすごいんだよ。ポストモダンとリゾームというわけのわからない話をスッキリ話きる。迫力の一冊!
そのうちラジオでやろう。
この本って、最初に一回流して読んだときに、どこに注目するかが読者によって分かれる本だって、先生が言った。
その通りだと思う。
僕は本を斜に構えて読んじゃうタイプなので、認知行動学の細かいロジックに注目しちゃった。錯覚資産そのものについては、まあ、身もふたもないけど、そりゃそうでしょう。という程度だったのよ。
錯覚資産そのものに注目するようになったのは、やっぱりクリックモーメントとの関係を自分なりに考えたときかな。
まず、今までの流れでエッセンシャル思考とクリックモーメントにどう関与するのか、という考察をしておきたい。ふたつの本を通して解説したものは、「成功のチャンスが訪れるのは確率的なのだ。だから、トライする回数を増やして、チャンスが来たら掛け金を大きくしろ」というものだった。そこで、クリックモーメントの回で飛ばした章のことを思い出してほしい。
「複雑エネルギー」という言葉を通して、大きな流れに駆動されてクリックモーメントでつかんだチャンスはより大きな成功に導かれる、と書かれていた。残念ながら、何をいってるのかうまく説明できていなかったが。
その一つの答えがこの本で記されているハロー効果と三種のループがもたらす増幅だ。この本では「一定だったはず」のチャンスが訪れる確率が、一つの成功をもとに増幅されるすなわち「一定ではなくなる」と説いている。
そして、この主張が事実として定着していないのは、脳の機能により正しいと思えないから、すなわち「差別化された武器になる」と説く。
この理論にはやや自己矛盾があり、認識できない、知覚できない、を前に押し出すがゆえに、なぜそれを意識して自分だけその影響を受けずに武器に転じられるかという部分の言及で若干もにゃもにゃする。しかし、クリックモーメントをつかみ大きな錯覚資産を得た後であれば、この理論が正しいこと、すなわち、自分の成功が実力だけで構成されていないことに納得がいくはずだ。
この本では、錯覚資産のもたらす増幅効果を、ループの交点として表現した。では、このようなループは三つしかないのか?複数の人間がかかわるとこの図はどう変化するのか?一つの点を中心に真っ黒い鍵束のようにまとまっていくのか?
この答えを導くには、次の本が必要になる。
この本では、実力、という要素にすべてが構成されるという天動説的なパラダイムに、錯覚資産という地面を与えて地動説へのパラダイムシフトを演出して見せた。
では、個人の錯覚資産という地面が複数集まって構成される世界とはどのような姿をしているのか?
この地面を動かして見せるのが複雑系のスモールワールド、すなわちフラクタル理論だ。
ここで再びパラダイムが大きく変わる。
この世界ではもはや何かを中心に回転するという世界観すら必要とせず、まさに個が全、の宇宙観で見事に「個人のもつ環境」を保持したまま全てとのつながりを一枚の絵に落とし込む。
複雑系をもっとも簡単に表したのが橘玲の「読まなくていい本の読書案内」だ。あっさり読める。
この本はすごいんだよ。ポストモダンとリゾームというわけのわからない話をスッキリ話きる。迫力の一冊!
そのうちラジオでやろう。
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