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第2回「時間を大事にする」という言葉の意味 シンポジウム1 人生観についての対談しましょう。

フランケンとの対談
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書評というか、オススメ図書も1つ。

あれから、死にかけ体験を持つ人にすごく反響があった。
こういう話って、順風満帆だったり、若い人には逆に響きにくいのかも。

20年前に僕がこの話されて、響いたかっていうと、正直微妙。

「死ぬ瞬間の5つの後悔」
本当いい話。介護職で、患者さんの終末期に関わった著者が書いた本。

最後を迎えた人の後悔を元に、どう生きるべきって話が書いてある。
なんかもう、このラジオ聞いてる場合じゃ無い。

1、自分に正直な人生を生きればよかった
2、働きすぎなければよかった
3、思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
4、友人と連絡を取り続ければよかった
5、幸せをあきらめなければよかった

僕の寝言なんて、全部パクリだった。
ただこの本、あまり強調されてないけど、さらりとすごいことが書いてある。

「最後を迎えた人が大事にすることは、愛する人をどれだけ幸せにできたか、好きなことにどれだけ時間を費やしせたか。また、彼らに自分と同じ後悔をさせたくないと思っている。」

この最後の部分にはすごく共感できる。
ブログ記事書こうって思った程度には。

生きることの意味を解く書籍は山のようにある。
びっくりするほどある。

何がびっくりかって、こんだけあるのに今までほとんど気にしたことがない!内容もほとんど同じ!ホントもう、大丈夫かってほど同じようことが書いてある。じゃあ、全然売れてないのかっていうと、どれもびっくりするほど売れてる。

いったい、誰が読んでるんだ?と思って、ハタと気づいた。
ああ、僕だ。
僕みたいな人が、自分の人生に何か困難を抱えた人が、読むんだ。


だから今まで気がつかなかったし、みんな人生に同じ結論を持っているから、同じ内容でもいいんだ。
僕らは共通の認識を、それぞれの筆者が自分なりのやり方でそれを人に伝えようとしている、そのテイストを嗜んでいる。

だから、ピンとこない人にはピンとこない。
全部同じじゃん!ってなる。
多分余計なお世話なんだよ。

でもね、僕も余計なお世話って思ってただろうクチだからこそ、なおさら伝えたいんだろう。
さっき紹介した本にあった通り、同じ後悔をさせたく無いって誰もが思っていて、だから同じような本が山ほど出ているんだろう。

昔の僕みたいな人間に、文章で説得してもダメだ。
ダメな自信がある。

ロジックでは無く、インスピレーションに訴えかけるやり方じゃ無いと動かせない。

だから僕は視覚をキーワードに選んだんだけど、多分これもすでに試された方法なんだろう。
絵画にはそう言ったテーマで書かれたであろうものがたくさんある。

天使や光を題材にしたものには、何かすごくグッとくるものが多い。
その辺を集めるのは面白いかも。

僕が試すとすれば、動的な表現ができるプレゼンテーションか。

あるいは動画か。。

今話していて、急に思い出した。
ネバーエンディングストーリーだ。
世界が虚無に喰われる感じ。
小学生の時にみた映画が原風景か!パクリだ!
ヤベェ。
映画ネバーエンディングストーリー、すっごい古い映画だけど、多分今見ても楽しめるはず。ぜひ見てね。

3話告知!エッセンシャル思考

我々のメッセージの根底って、自力でひねり出したものも多いけど、ひねり出したメッセージを読んだことのある本などと照らしつつ展開する、あるいは、本で読んだことをトランスレーションすることにあると思う。

これは研究者の本能みたいな能力。

書評1つ取ったって、「こんなことが書いてありました」ってだけじゃあんまり意味ない。

本が持っているメッセージをどう咀嚼したか?というところに個性が出るだろうし、違う飲み込みかたをしたっていうのもまた面白い。

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