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第3回エッセンシャル思考_主題3

フランケンとの対談
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主題3 できる人は「ノー」という。
ピーター・ドラッカーはこう言っている。「できる人は『ノー』と言う。『これは自分の仕事ではない』と言えるのだ」

僕が今、一番重要に考えていることは、「自分がノーと言えない相手とは仕事をしない」ということ。ノーという選択肢のないオファーを僕は嫌う。30代の僕は、そんな仕事ばかりしていた。残りの人生は、そんな人達とはいっしょに仕事をしないと決めた。

実は、職場で起こるほとんどの事象に対して、「それは嫌だからやりません」といえたら、ほとんどは解決する。残業時間の問題、ブラック労働の問題などなど。これらを解決するためには、「それはノーです。」ということ、そして、「それでもやれというのなら辞めます」という強い意思。これは、実際口に出さなくても、態度を見たらわかる。

それをはっきりと言うためにも、経済的自由に到達することは重要だ。

フランケンからのコメント
コレは簡単では無いことをこの本はあんまりはっきり言わない。選べる立場にならないとエッセンシャル思考って役に立たないんじゃ無いかと思ったのが最初の感想だった。具体的な例がCEOとかの偉い人ばっかりで。会議に出ないで要約だけを聞く人のエピソードには、彼は優秀だったのでクビになることはなかった、てカッコ書きしてる。それって生半可でこれをやるとクビになるってことでしょう?偉くなってから読む本ちゃうんかなと。コレは誤解なんだけどね。ただ、今先生が指摘した「経済的自由が決断の幅を広げる」っていう解釈は賛成。それがエッセンシャル思考を実践するための有利な条件になってくるのは間違いない

好きな言葉がどんどんでてくるな。
本当に重要なことにイエスというために、その他のすべてにノート言うのだ。勇気とはプレッシャーに負けない品格である。

いつも心の中に、ノーという選択肢があるから、僕のYesは、本当のYesだ。
僕は、好きでも嫌いでもない、もしくは、なんとなく好きでは無いことに、最近はノーと言えるようになった。嫌いでないことにもノーと言う。これは、エッセンシャル思考のたまものだ。ノーに理由はいらないのだ。でも、Yesには明確な理由が必要だ。忘年会に参加しますか?僕の答えはノーだ。確かに忘年会にでたらそれなりには楽しい。でも、他にもっと優先すべきことがあるからノーを言う。

CHAGE and ASKAのASKAが、「人生は何をやるかではなく、何をやらないかだ」と言っていたことを高校生のときに心に響いた。

フランケンからのコメント
知らなかった、あすか先生、Say、Yesじゃなくて、Say、Noなんですか

やるべきことが多すぎると、時間とエネルギーのベクトルがどんどん拡散されていく。疲れるばかりですべてが中途半端になる。人は成功を求めることによって、人は失敗してしまうのだ。成功した人は何でもやろうとしすぎて、そもそも何をやっていたかを忘れてしまう。

最後にスティーブ・ジョブズのお話。
アップルにカムバックした際、アップルには解決すべき課題が山積みだった。そこで、ジョブズは、ミーティングで、我々が解決すべき課題を10個リストアップしようと提案した。20以上の意見がでたが、些細なことは切り捨てて、10個のリストが完成した。
そこでジョブズはこういった。
我々にできることは、最上位の3つまでだ。

フランケンからのコメント
やるべきことをやるために、断る、が大事ですね。
この本、やるべきことの決め方については方法論がほとんど書いてないんだけど、断る仕事の断り方については結構各論が書いてある。これも面白い。
逆プロトタイプ、とか。試しにやめて見て、支障なければやめる。
授かり効果、持ってなかったら金出してまで買うか。

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