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将来の暮らしを真剣に考えてみる ①

故郷の現状


    私の故郷は熊本県の観光名所大観峰の近くで、サーキット場のオートポリスがある大分県日田市上津江町。
    平成の大合併で村から町になったものの、私が子供の頃には1500人台だった人口は今は900人台に減少し、中学校と四つあった小学校は全て廃校になりました。

   今里帰りすると、私が子供の頃におじちゃんおばちゃんだった方が今もおじちゃんおばちゃんです。でも、私達の代わりの子供は殆どいません。

   私が子供の頃は、高校に進学するために日田市内に下宿していましたが、今は少ない子供が中学生になる時に家族で日田市内に引っ越すケースもあるそうです。

故郷の課題

    そんな故郷でも、住民の為に振興局や住民組織の振興協議会などが頑張ってくれています。
   しかし、その施策や企画は今の住民の為にはなっても、将来的に子供が増えたり他の地域からの転入促進には繋がりにくいと感じています。
    また、上津江町に日田市議会議員はいません。

    2023.6.22付けの西日本新聞デジタル版は・・


新聞の見出しにも『もう手遅れでは』の文字が

   そんな状況で、今のおじちゃんおばちゃんがいなくなったら上津江町という地域が無くなってしまう可能性があり、それはそれ程遠い未来ではないかもしれないのです。

    地域の人が子供を褒めてくれ怒ってくれ、社会全体で子育てをしていた環境は今の時代にも必要だと思い、現職警察官の時に子育て本を出版しました。

警察官退職時に再出版したもの

    でも今は、その故郷に育てるべき子供がいません。そして、少子高齢化と人口減少は多くの地域が抱える問題である事を、警察官として転勤する中で実感しました。
    また、どこの自治体もなかなか有効な手が打てない現実も・・・

    問題意識は、地域で生活する殆どの方が持っています。しかし人口は減り続け、新聞に書かれたように、多分もう有効な対策を講じるギリギリの段階に来ているのではないかと思います。

未来への希望の為に

   そうした状況を変えるのは政治であり行政です。
   しかし残念ながら、自民党の裏金問題やこれまでの行財政改革の状況を見ても、これらが自ら進んで自分事として有効な対策を講じてくれる期待はなかなか持てません。

   だから、政治や行政を変える為に、主権者たる住民(国民)が『自分(の行動)を変えなければならない』と思うのです。
   それができなければ、故郷は無くなってしまいます❗️

    『自分にできる事を必ず実行する』という強い想いを持って、皆さんと考えたいと思っています。

    これから続く投稿は、故郷を守る為に『将来の暮らしを真剣に考えてみる』というテーマにしました。
    みなさんからのコメントや直接のご意見も参考にしながら進めて行ければと思っています。

   どうぞ、よろしくお願いいたします。
    

    
    
    

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