完全母乳か完全粉ミルクか混合か
生まれてからすぐに悩む必要があるのが、赤ちゃんへのミルク問題。人間はもともと母乳で育てられていたが、ありがたいことに粉ミルクというものが出現して以来、我々は選択肢を持つことができるようになった。
持てる選択肢としては主に3つで、完全に母乳か完全に粉ミルクか母乳と粉ミルクの混合か。もちろん、生まれたばかりの時は母乳から始まるし、初乳によって得られるもの、得ないといけないものはあるんだけども、退院して家での育児が始まってからどうするか、というのが悩みどころである。正直、どれでも良いしそれはコストとライフスタイルなどに任せればいいというのが結論になる。
不安になって「完母 完ミ」とか「粉ミルク デメリット」とか調べてしまうことがあるが、本当に粉ミルクに無視できないほどのデメリットがあるのであれば恐らく国からの勧告も出るだろうしドラッグストアにあんなに並んでないと思うので安心してほしい、と思うがそこらへんは自分で調べるのが良いと思う。ただ、今これを書いている僕も含めだいたいWebに載ってる情報というのは素人が書いているだろうし本当にそれって正しいの?って思うのが良いとは思う。参考までに下記を見てみるのも良いと思う。
うちだと、1人目の娘は完ミだった。結果としては、粉ミルク代などはかかったものの、2人で分担してミルクをあげることができたので例えば深夜は僕があげることもできたし、奥さんが手を離せない時には僕があげることもできた。そのことで睡眠時間の確保も完母よりもできただろうしすごく良かったとも思う。
うちでは、以下のピジョンの調乳ポットを使っていたのだけど、ミルトンの消毒液から哺乳瓶と乳首を取り出し拭いて、粉ミルクを小さい頃だと40ml分、大きくなると240ml分を計量して哺乳瓶に入れてお湯を投入して人肌に冷ますというのをやっていました。が、非常にめんどくさかったです。それでも、70度ぐらいにずっと保温してくれてるのですごく良かったのでオススメだしうちでは次の出番をいまかいまかと箱の中で待ちわびているはず。
すやすや寝ている夜中ならまだしも、昼間のミルクの時間にお腹が空いて泣き始めてから「あー、ミルクの時間だ」と気付いてしまった時の罪悪感と焦った結果冷ましすぎてしまってミルクの飲む量が少なかった時の悲しさなどはなかなか辛いものがあった。
なので、もし可能であれば次回(あと2ヶ月ぐらいだけど)はお金で解決するという形で粉ミルクの計量〜お湯を入れるところまでを自動でしてくれる機械が存在するらしいので、海外から取り寄せてみようと思う。数万円かかるが、あの手間がなくなり僕も奥さんもハッピーになると思えばすごく価値があるし、1-2年しか使わないものなので、本当に良ければ卒ミルク以降は中古で友人や必要な人に譲ってしまっても良いしね。
話は戻るが、完母か完ミかみたいなところは宗教戦争みたいなものだと思っているので、片方にこだわりの持ってる人の話は半分にして聞くのが良いと思う。「母乳じゃないと愛情がなんちゃらでかわいそう」とかは「かわいそうと思っているのはあなたであってうちの赤ちゃんじゃありません」、ぐらいで良い。
別にミルクが良いという訳ではないが、僕は完ミで30歳まで生き延び身長も180cmを超え、陸上競技でもまぁまぁの成績を残しているんだけども、目の前でメリットデメリットとかでなく「完ミだと愛情が」とか「完ミだと栄養が」とか完ミを完全に否定されると「私は一体・・・」となってしまい、それを口に出してしまうあたりは完ミだったので性格がねじ曲がってしまったのかもしれませんね。
## 追記
完全に忘れていたけど、液体ミルクが2018年8月に解禁されました。簡単にいうと、常温保存できて乳首(吸い口)をつけるだけでミルクが完成!というものでミルクをサクッとあげられて良い。実はも何もないが、これは結構すごいことだと思うんだけども、日本では台風や地震などの災害でどうしても避難する必要があったりする。もしくは、停電やガス水道などが止まってしまうということに見舞われるかもしれない。そういった時に液体ミルクがとても強い味方で、きれいな水や煮沸消毒された哺乳瓶、温めるの熱源などが不要になる。うちで常用するかは分からないが、先日の台風・地震を見てガスボンベとコンロと共に液体ミルクも念のために準備しておこうと思う。
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