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フリッパーズ・ギターの歌詞の簡単な調査
・暫く待ってましたが誰もやっていないようなのでフリッパーズ・ギターの歌詞について勝手に調べてみました。
オリジナル・アルバム3枚+アルバム未収録4曲の計37曲の歌詞を調査した結果、
「〜さ」が使われる曲が12曲ありその数計68回
「〜だろう」が使われる曲が13曲で計25回
という報告。
・「〜さ」は2ndのうち10曲と「クラウディ」「スライド」で使用、意外な事に1stと3rdでは使われず。
一番多用されている曲は「ワイルド・サマー〜」の15回でしつこい位に。
一方「〜だろう」は1stでは和訳で1曲ですが2nd&3rd共に5、6曲と「ラブ・アンド・ドリーム〜」でも使用。
・つまりこの結果、「〜さ」「〜だろう」のどちらもよく使われてるアルバムは「カメラ・トーク」で、その中でも1曲で両方を使っている
「バスルームで髪を切る100の方法」
「偶然のナイフ・エッジ・カレス」
という曲がよりフリッパーズ的な歌詞なんだろう、というわけ。
心して聴いてみて欲しいのさー。
・昨日のフリッパーズ・ギターの歌詞問題で書き忘れ。
フリッパーズが解散してそれぞれ活動を始め、歌詞を書いていた小沢健二の「天気読み」では「〜さ」「〜だろう」が使われず、作詞をしていなかったはずのコーネリアスの「太陽は僕の敵」には「〜さ」「〜だろう」が多用されていたのは興味深いこと。
(2016年2月25、26日)
※ちなみに私が高校時代に友人とやっていたミニコミのフリッパーズ・ギター特集では
「フリッパリな気分で1日を過ごす100の方法」
というのを作って載せてました。
「バスルームで髪を切る」だの「雨の中大声で笑う」だの「突然恋をする」とかいうのを延々と100個並べるだけのやつ。
「フリッパリ」というのはフリッパーズ・ギター的な人達の事を呼び(ベレー帽、ボーダー、ホワイトジーンズ、黒リュック、サイドゴアジーンズetc)、確か本人達が冗談で言っていた言葉じゃなかったかなー?と。
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