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ミリアニ第一幕の感想とネタバレ感想

ミリオンライブアニメーションの映画館先行上映が始まりましたね
私は今日、舞台挨拶のLVがあったのでそれに合わせて視聴してまいりました
上の方にネタバレ一切なし、その後ネタバレしかない感想を上げています


尋常じゃなく良かった・・・!


ミリオンライブはそれこそミリシタが出て、半年くらいしてから参入した人間なので歴としては中堅あたりだと思います
その中堅ですら映画鑑賞中色んな感情が湧き出し、もう涙も涙。もはや10分に一回は泣いてるんじゃないのお前ってくらい涙
私は元々「担当の出番なんか二の次でいい!良いアニメを作ってくれ、新規を取れる良いアニメを作ってくれ!そんで好評だったら第二シーズンでうちの担当を扱ってくれ!」という人間だったのですが、まさかの「主軸を三人に絞りつつ、他のアイドルもしっかりキャラ立ちが崩れず良い仕事をしつつ内容自体が出色の出来」という化け物を見せられたのです
もはや第一幕の時点でシナリオについては降参の白旗をぶんぶん振り回す状況

懸念であった白組による3Dアニメーションのモデル。静止画で見た時は若干の違和感があったのですがもはや秒で違和感が消し飛びます。映画開始とともに吹き飛びます
これはでも主観が強く出るからな。私だけかな、と思って色々検索したところモデルについての不満一切目に入らず!
モデルの動きは3Dアニメーションの特色ゆえ非常に良く、若干苦手なはずの表情もコロコロ変わりアイドル自身が物凄く魅力的に見えます
元々好きだったアイドルたちなのですが今まで見せてこなかった部分が表情という武器を抱えて殴りかかってきます
もはや敵いません。全員可愛い・・・!
また、2Dも織り交ぜていて、幾つかは気付けるのですが恐らく全く気づけてない部分も多々ありそうです。かなり手が込んだ映像表現をしているかと思います
これは時間かかっても仕方ないわ、と鑑賞中感嘆していました

このアニメに至っては「今までミリオンに少しでも触れてきた人、ASが好きな人。アイドルというジャンルが好きな人は頼むから手を出してくれ、第一幕だけでもいいからー!」という気持ちで一杯です
どうせ一幕で引っかかったら二幕も見る羽目になるのです。娯楽なんか溺れるくらい抱えたほうが良いのです
一緒に沼で暮らそうよ!

総じて「ミリオンライブの事をとても良くわかっている」人たちで作られている気がします
この内容でコケるならもうなにやったって駄目だ!ってくらい良い出来で、バンナムの広報も頑張ってるし、俺らもTwitterなりなんなりで広報していかねばな、という気持ちでここまでしたためました

しかしこの動画が出た時は「どうなるものか・・・!」と思っていたのだけど、長い期間の間に全く違和感のないものにブラッシュアップしたのは凄いなぁって


さて。ここからは備忘録、という名の溢れ出る感情を書き連ねるネタバレタイムです



以降壮絶なネタバレ感想を赤裸々に述べます







演者がこぞって「泣いた。タオルを持っていけ」というが流石にアニメ4話分で泣きはせんやろー。演者さんたちは俺たちが抱えるよりも重いものがあるからな!と思いながら視聴開始である
開始直後は泣かなかった。未来が動いている!という感動はあるが、まだ泣きはしない
ASのライブである
号泣である。なんかわからないけど号泣である
あそこの涙はほんと未だに整理がついてなくてなんで泣いたのかわからない。俺たちのミリオンライブが生まれた瞬間だからかもしれない
未来が見て、感動を得たことに同調したのかもしれない
なおASライブが終わったあと、周りにスンスンしてる人が数人いたのでクリティカルで刺さる人がいる場面なんだと思う
なお、このライブで未来ちゃが渡されたチケットは確かAブロック3列45番だったと思うのだけど「Aの3?!この神席でライブにいけなくなったお孫さんかわいそうすぎるだろ!?」と思ったがその後の展開を見て「Aの3であの席に案内されてたらトラウマ物だった。お孫さん良かった!」となった。ただこの話をしてる人が今のところ見受けず、ライブ会場によってはそういう事あるの・・・?と若干不安になっていたりもする。もしくはスタンドとか書いてた・・・?

そして公園である。シリウス再現するんだろうお前!と思いながら見ていたのだがまたもや号泣である
未来は静香にとっての太陽だ。あんなん一生好きになるやつである
やりたいことが色んな事に邪魔されていたけれど、それを一気に取り払うヒーロー。春日未来はやっぱり生まれついたセンターなのだと思う
そしてTOPを歌ううちの青色の歌が上手すぎる・・・!
ゆったりと歌い上げる静香が本当に誇らしく「見ろよこれがうちの青だ」と誰に向けてかわからない自慢を心の中でした
二度目の間違いをする未来を正さなかったのは静香が「私達ならやれる」と思ったからだからだろうか
もしかしたら私の頭の中の未来ちゃがミスってただけで二回目は歌詞があってたかもしれない。もう一回見に行こうか
なおシリウス再現はしっかりなされた。ASライブの時点で「これはもう勝ち確では」と思っていたが間違いなくミリオンライブに愛を持って作ってくれてる、と確信を得た。どう転ぼうと全部通うと心に決めた一瞬である

そしてオーディションである
もう大号泣である
もはや今思い出して書き出してるだけで情景を思い出してしまい涙が出る
出だしの未来の歌声の不安定さたるや、新人だぁ!ぴょんすげえ!新人なのに声が弾んでいてこの子は良いな、ってなるのすげえ!
それに続く静香の歌声の不安定さたるや。お前の歌声が不安定だと絶対ダメなことになる!と展開を予想してしまいゾワッとした
そして予想のまま、大崩れする静香の表情がとても丁寧で絶望感がひしひしと伝わり、もはや私の中のPが胸中で「頑張れ静香・・・!」とエールを贈るような状況になる
そこを支えたのがこれまでの、そして寸前の未来の言動っていうのがね。もうね。太陽だよ、ヒーローだよ春日未来・・・!
翼も一緒に背中を押して、ソロとして静香が全力で歌い上げるところ、背筋がぞっとするくらい美しくてそりゃあ志保も目をみはるよ、って。あそこにジュリアがいれば面白かったろうなぁって思いながら滂沱の涙を流した
その後幻想Pが生まれた展開はちょっと面白かったけれど、内心「春日未来だからな!俺たちのセンターよ!それくらい見せる見せる!」という気持ちは確かにあった
そしてオーディション前の翼は美希の再来だなって
二話は終始静香の表情が秀逸だったね
翼にデートしてくださいね、と言われるプロデューサーを見る顔も最高だった

3話は緩やかに話が進んだ
面白いアイドルをメインに紹介がされていき、ここらへんで新規の人間に「騙して悪いがこれがミリオンライブでな」というものを見せつけ、見せつけ・・・見せつけるにしても初手、前門で奇っ怪なものを作るロコ。後門の白馬徳川まつりは見せつけ過ぎではなかろうか
なお私は「ゲッサン再現だー!」という気持ちでいっぱいになったし普通に笑ってしまった。あれ確か私物なんだっけ
そして、その後のまつり姫が本当に最高だった
漫画では本当に毎回最高の女っぷりを見せてくれるまつり姫
それを完璧に再現しており、やっぱ俺たちの姫は最高だよ!と言う気持ちでいっぱいになった
特に現場大臣がナチュラルに「まつり姫」と読んでいるのが凄かった
出会い頭きっと「姫なのです」「え、ひめ・・・?」「姫なのです」「そ、そうか。姫なんだな」という流れがあったんだろうなって
その第一印象からあそこまでの信頼関係が作れるところが徳川まつりの良さである
本当に人格者としての完成度が高い。そこが最高に好きだ

ロコのファーストインパクトや、一瞬で先輩を取り払われる百合子など面白い展開のなか著しく視聴者の心に残ったアイドルがひとりいた
茜ちゃんである
3Dアニメーションの恩恵を全身で受ける茜ちゃんである
下手すると全身の関節がバキバキになりかねない動きをする茜ちゃんである
オールタイムあれなら海美なんて目じゃないくらいインナーマッスルがすごそうな茜ちゃんである

とにかく動く。ハチャメチャに動く。なんならセル画に切り替わってまで動く。一人だけもはやカートゥーンアニメに足を突っ込んでいる
今までゲームなどでは「考え方が!考え方がうざい!」という立ち位置だったのだが完全に「そんなもんより動きがうざい!!!」
白組の総力を借りた茜ちゃんのウザ可愛さ。凄まじかった。あのウザさなのになんでちゃんと可愛いんだ茜ちゃん。恐ろしい
そして未来が年齢もひとつ上の百合子を呼び捨てしていた理由も丁寧に処理されていて「監督さん、本当に細かいところをきれいに処理していくすげえ人だ」と、またひとつ信頼を積み上げた
なおレッスン後のヘナヘナ百合子も漫画から来てるな!と

そして四話である
三話、四話は全体的にアイドルの紹介的な意味合いが大きかった
そう、うちの担当が!やっと!喋りました!
なおうちの担当は今のところ恐らくトップレベルで喋っておりません。次回に期待するよ!今SSRガチャやってるから引いてくれよな私爆死中だけど!
全体的に茜ちゃんの言動によりハチャメチャになっていくのだが、私はPの気持ちを考えてしまい心中穏やかではなかった
新人に37人任せるという暴挙。ブラックどころではない。むしろなんでチーフが13人なんだ。逆だろ・・・!でも逆にすると多分13人が暴動起こすもんな致し方ねぇや

地獄めいた状況が加速する最中に事故が起き、Pがみんなを集めてさてと言い、の状況
ここで桃子がヒールを担う。言ってることは至極真っ当だが非常に伝えかたが不味く「言ってることは一切間違えてねぇんだ。あとすげえ桃子これ言いそう」という納得感が凄く、これどうやって収めるんだ。と思ったらもはやファンサービスレベルのものを見せつけてきた
おろおろしながら声をかけるか悩む琴葉。大丈夫だよと琴葉の横に立つまつり
そして瑞希の独壇場
それを裏で聞いている奈緒。もう何もかもが最高だ

そしてこの時志保は桃子の意見に同意をしていたが、過剰な反応はしておらず、これがアニマスを経てきた志保なんだろうな、とうるっと来ていた
俺たちの知らない期間に志保と可奈は家族ぐるみの付き合いをするようになっている
見せてほしい、そのBlooming Cloverをよぉ!

でもこれ、最終的にはどこに収めるのか、という展開の中、今までさほど影響力を発揮できていなかったプロデューサーが動く
が!ここでのMVPは伊吹翼です!
未来とプロデューサーの話し合いは本当に聞いていてじんわり涙が出てくるようなもので、なんかもう思い出してもじわっと来る
この二人の会話は「春日未来。お前がミリオンライブの柱となれ!」と感じさせてくれる内容で、心の底からお前がセンターになるんだ。何しでかすかたまに不安だけど、謎に無限の信頼感がある。そんなセンターにお前はきっとなれる。そしてそれぴょんも全く一緒だな。君らほんと似てるんだな、って
あとここの未来ちゃ、尋常じゃなく可愛くなかった?惚れそうだったんだけど

MVPのおかげで話がまとまるが、やれることに絞って削ぎ落とすのではなく全部やろう、出来る限りやろう!っていうのは本当にミリオンライブっぽいなって
ちょっと泥臭い感じがあって、でもその先に光るものをいっぱい拾い上げていく感じが俺の好きなミリオンライブだよ、って

また、この時紗代子が反対組だったのは私の心にストンとハマっていた
熱血系猪突猛進キャラの紗代子ではあるが、あの時点ではそこに自信というものは備わっていない
事前にアイドルオーデで落ちまくっているというバックボーンもあるうえ、あまりにも成功体験が少なすぎる
「やれるようになるまでやれば出来る!出来なかったらもっと頑張る!」の精神に成功体験の骨子が入る前の、そんな少し弱い紗代子の内面があの一瞬で確認でき、とても良かった
むしろ自信がないからこそ努力を重ねるのだ。そこからの成長が美しいのだ。SSRのイラストめっちゃいいよね、紗代子好きです

演者さんたちが「タオル持ってけ」という情報を抱え、そこまで泣かないでしょーと思いながらもハンドタオルを持っていき、普通にダバダバになるくらいに泣いた
そこかしこからほぼほぼ常時スンスン鼻を啜る音が聞こえてきたので心の底から「いい映画だったな・・・あと二幕もあんの。生きねば」という気持ちでいっぱいになった
みんなも生きような。健康的に生きてアニメもライブも楽しもうな

最後に一つ

ガミP、ほんとにありがとう!




ということで見てきたのが15時からの舞台挨拶LV版だったのでその話も少し書き出します
てっきり映画開始前に舞台挨拶があると思っていたところ、映画終了後に舞台挨拶。あれは英断
なんせネタバレしても一切問題がない状況です、演者さんたちがどこそこで泣いた、等の話が出ました
特にあつきちの「みんなの幻想が見えたところで事前鑑賞時はちょっと面白かったが、初日に映画館で見た時は全然良かった」という話は「あそこは面白く感じてよかったんだな!」となったものです
また諏訪ちゃんだったかな、多分諏訪ちゃん。映画始まってなんかずっと涙が出てたという話や、お種さんがスタッフロールで一番泣いてしまった。という話も出ていました
またみんな確信に近いものを感じてはいたけれど、ぴょんきちから「二幕からは新曲もね」という言葉が出ていましたね
もうニ曲ももらってるのに良いのかい!という気持ちでいっぱいです

9/19に三枚も出すのかい!?
10/24に5枚も!?

Machicoのむちゃぶりの被害者はころあずで、ネタバレを一切せず二幕の宣伝をせよ。というものでした
なおころあずはかなーーーーーり際どい内容を口にし、最前にいた偉い人からストップが入るかどうかラインまで話していて、その内容は「ミリオンライブのロゴが生まれる流れがある」というものでした
たしかに、ぎりぎり、アウト・・・?くらいの内容で、その後三回目の舞台挨拶で同じような流れになった時に「ネタバレになっちゃうからやめる!」といっていたのですが、実際は全く問題のないもので完全にトラウマになっていましたね
ころあずの最初の挨拶で「Iよ」の部分を抜き出していたので、やっぱり二回目を修正しなかったのは心境の変化の表れじゃないかな、と。これは妄想Pですかね
以上で雑なレポートは終了します。一度くらいは東京で舞台挨拶みたいもんですねぇ。。。


最後の最後にもう一つ

ここのところアイマスブランドに暗雲が立ち込めているのも相まって、若干自分自身の背中が丸まっている感覚がありました
このアニメでボロボロと泣いてしまった理由の一つはやはり「まだまだ行ける」というミリオンライブへの信頼が強くなったからではないかと思っています
鑑賞後は背筋が伸びる感覚があって「うちのブランドにも凄いのが来たよ!」と屈託のない笑顔を浮かべれています
まさに鬱屈とした状況で自縄自縛な静香が、未来に出会い一気に視界がクリアになっていったような、そんな気持ちです
本当にスタッフのみなさん、キャストの皆さんありがとう!
スタッフロールに居なかったけれど坂上陽三さんに深い感謝を!

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