植田総裁記者会見 20231031
日銀植田総裁記者会見
■現在の物価上昇は、輸入物価上昇に寄るところが大きく、今後落ち着いていくと見ている。
■日銀としては、賃金上昇、価格転嫁による景気循環が良くなることを期待しているので、輸入物価上昇が主な原因である現在の物価上昇だけで、金融政策を変更することは無い。
▶中東、ウクライナ紛争が激化したらどうするのか。
■賃金上昇と価格転嫁の好循環が出来たかの判断は、データが出てからになるので、判断に時間がかかる。
▶早くて判断は来年後半かな?
■政府による、物価対策は一時的なものであり、日銀の金融緩和とは直接関係がない。
▶なぜそう言い切れるのか?
■円安対策としての、政策金利見直しは考えていない。
長期金利1%になったら、地銀のいくつかは債務超過になるだろう。
10-12月のち銀決算は要注意だと思う。
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