貿易のデジタル化について

貿易のデジタル化について、21年度通商白書に記載がある。
世界の貿易プラットフォームは以下の通り。IBMとR3の存在が大きいかな。

TradeLens IBM Maersk
Marco Polo R3 旧TradeIX
Bolero SWIFT Bolero
essDOCS essDOCS
Contour R3 CryptoBLT

MarcoPolo では、次の階層になっている
第3階層 業務アプリ 売掛金流動化など
第2階層 プラットフォーム
第1階層 corda

MarcoPolo社は、プラットフォームのAPIを公表して、業務開発ができるようにしている。
3階層が関係組織間でブロックチェーンで連携されることになるだろう。

電子貿易取引で期待できるのは、業務の合理化だけでなく、売掛金の流動化、電子支払い保証、サプライズチェーンファイナンスなどがあり、銀行を含む金融機関が関与することになる。

イギリスで承認された法案では、紙書類の電子化が実現されるが、資金の流動化は大きなテーマになるだろう。

9月20日から法律はスタートする。
貿易取引は、関係者が多い。政府の支援もあるプロジェクトが先行するだろう。

追記
TradeLens 、Marco Polo は、2023年8月22日現在、既に経営破綻しています。
実用か前に資金ショートのようです。

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