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ALI PROJECT『禁書』

はじめてALI PROJECTのライブに参加したのが
ちょうど10年前、2008年の9月25日だった。

参加したのはオリジナルアルバム『禁書』のリリース記念ツアー。

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以下、アルバムのタイトル曲「禁書」についてがっつりと!
【歌詞】【衣装】【ライブ映像】
主に三つの面からこの曲について語っていく!!



●愛書家の狂気を歌い上げる歌詞
ものすごーくざっくり言うと、
「書きまくり、読みまくり、果ては自身が本になりたい」といった内容。

ざっくりだとそうなるけど
実際ははるかに烈しい書物への渇望、
狂気、破滅に満ちた言葉がこれでもかと続く。

神々しく気の触れたその右手のペン先が
わたしの脳に物語を認めてく官能

作詞のアリカさんご自身が無類の本好きであり、
「この本がなければ生きていけない」と思うような本に
かつて幾度も出会ってきたからこそ。

活字貪り生きられればいい
扉あけるように次の表紙を
また開く

読んでも読んでも読み足りない…!
そんな叫びが聴こえてきそうな歌詞。
ちなみに私は以下の箇所がいちばん好き。

もうどうかこの魂
潰れるくらい凄絶な
たった一度きりの結末をください

※歌詞全文はこちら

●衣装:インチキ秘書ルック(歌詞カードより)

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エロかわいい!!!!

…失礼、興奮しました。

あのでもほんとにそう思わない?
真っ白なふとももがちらちらと見え隠れするその姿が尊い。
あまりの尊さに私ライブ中、美脚をガン見してた記憶しかない笑
カメラもちょいちょい脚を追ってるので見る人すべてが
同じ気持ちなのだと信じてやまない。笑

ちなみにこの衣装、ご本人いわく「インチキ秘書」だそう。
図書館なのに「司書」じゃないのはなぜなんだろ?

ともあれ、シンプルなシャツにミニスカと黒縁眼鏡、
ボリュームたっぷりのウェーブヘア。
アリカさんにいちばん似合うスタイルだと今でも思ってる。

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●ライブ映像:AVと書いてアリカビデオと読む
静画もいいけど動画はもっといいので是非ご覧いただきたい。
それがこの記事の本題といっても過言ではない。

ずいぶん前にYouTubeのはなくなってしまったので
ニコニコでしか観られないんですが、
このためにニコニコに登録する価値があると思う。

URLはこちら! 長さは4分56秒。歌詞、画面下についてます。

ちなみに検索は「禁書 遅刻」でどうぞ。

なにが遅刻かっていうと、
曲の開始が早すぎて歌い出しに間に合わないの。
そんなわけで、注目ポイントは最初と真ん中と最後!

【最初~30秒】
出てこない→走る→急ブレーキ→間に合わない→ふきだす
の流れがかわいい。袖や髪を整えながら歌うとこも好き。

【2:50~3:10】
眼鏡に添える手がセクシー。
そして「この一瞬を見逃すな!」なお宝映像。
撮影カメラの視線の惑い方がリアルです。
その気持ちわかる…! キャー!!

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(この記事のためにDVDスクショしました笑
 なのでニコニコより画質良しです!)

ちなみに歌詞の項で挙げたいちばん好きなフレーズ
(もうどうかこの魂~)がジャストここなの。
あの脚にこの歌詞、控えめに言って最高。
安西先生、マイクスタンドになりたいです…。

【4:00~ラスト】
流し目がセクシー! アリカさま眼鏡似合いすぎ。
歌の後のぼやきも好き。笑

以上!!

ちなみに歌い方、CD版とけっこう違うので
良ければ聴き比べてみてください。こちらは4分40秒。

禁書のサウンドはシンフォニックロックというのだそう。
今はもうめちゃくちゃお洒落でかっこよくしか聴こえませんが
正直、初めて聴いた時は違和感しかなかった。
歌詞からイメージした音とあまりにかけ離れてたんだもん。。

歌い方も癖が強いのでダメな人は全然ダメかも。
そんな感じで人を選ぶ曲だけど、
ハマれば10年保つ神曲なのでがっつり紹介してみたよ。
特に本好き、物書きの方々にはおすすめしたい。

最後はアリカさんの言葉@雪華懺悔録をお借りして締めくくります。

「共に甘やかな音の洪水に身を任せるのはいかが?
 けして万人にオススメできるものではございませんが。」

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