里山の再生9年目

菅小谷緑の保全地域は、平成22年3月27日に川崎市により緑の保全地域に指定されました。京王相模原線京王稲田堤駅から徒歩10分、周りを住宅地に囲まれた、面積約0.7ヘクタールのこじんまりとした里山です。
北東側は落葉広葉樹林、南西側が竹林になっています。落葉広葉樹林は、コナラ、ヤマザクラ、エゴノキ、ケヤキ、イヌシデなど、竹林は、マダケ、アズマネザサなどを中心とした植生となっています。
菅小谷緑の保全地域は、川崎市の「保全を図る斜面緑地」のBランクに評価されています。緑地周辺は市街化区域となっていて、緑地の西側と南側は住宅と隣接しています。
近隣住民により”菅小谷みどりの会”というボランティアが立ち上がり、月に一度、竹や木の伐採、笹や下草刈りなどの作業を行っています。

菅小谷map-1

菅小谷緑の保全地域保全管理計画書(案)_ページ_11

ボランティア活動がはじまって9年目になります。2019年にはこれまでの活動に対して川崎市から表彰されました。
当初の計画にはまだ半分にも達していませんが、地道に活動を続けていきたいと思います。

菅小谷緑の保全地域保全管理計画書(案)_ページ_15


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