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【プロセカ】 Sugarが「project SEKAI Professionally Test 2024 WINTER」を開催するまで。

記事をご覧の皆さん、こんにちは!
プロセカの譜面解説をしているSugarです!

Sugar
(Icon Design by Kinako)

今回の記事は、「『project  SEKAI Professionally Test 2024 WINTER』を開催するまでのお話」をメインに、お話をさせて頂きます。

今回の企画を制作するにあたって、Sugarが考えてたこと裏話などをお伝えできればと思いますので、最後までご一読いただけると幸いです。


↓それでは本編スタートです!↓


【 Chapter 1「“プロテス”を制作する経緯」】

Sugarが「project SEKAI Professionally Test」を制作する前から、そもそもプロセカで音ゲーの実力を測るゲームモードが少ないと思っていました。
プロセカに、「ランクマッチ」というものはあるとはいえど、それは対人戦のモードで、Sugarはこういう対戦型のゲームモードが様々な理由で苦手だったため、あまり気が乗らないモードでした…
そういう状況にあったSugarは、“1人でも実力が測れるものを何か、自分の手で作れないかな”と思い、色々模索した結果、「太鼓の達人」という和太鼓リズムゲームにあるモードの一つである、『段位道場』を模した企画をプロセカで作れるのでは、という結論に至りました。
『段位道場』とは、決められた課題曲の3曲を連続でプレイして、決められた条件をクリアするモードで、1人で挑戦する形となるので取っつきやすく、実力が測りやすいモードとなっていることもあり、これなら作れるのではないか、と思いました。
これをきっかけに、“プロセカ版段位道場”改め、「project SEKAI Professionally Test」を制作をするようになりました。
(実は「project SEKAI Professionally Test 2024 WINTER」の開催よりも前に作った非公開の段位(クラス)もあります…)


【Chapter 2「制作の途中にあった壁」】

そんな経緯があり、「プロテス」の制作を本格的に始めたSugarでしたが、制作する途中にも課題は多くありました
そもそも、「プロセカ」「太鼓の達人」は同じ音ゲーとはいえ、ゲームのシステム性が大きく異なったり、キャラクターやストーリー目当てで「プロセカ」を始めたという人(ライト層やエンジョイ層)が少なからず居るため、「太鼓の達人」の『段位道場』というゲームモード自体をやったことがない人が多いだろうなという予想は元々していました。
なので、一からこの『段位道場』というモードのゲームシステムを、やったことがない人にも分かりやすく説明する必要がありました。
そういう状況下にあったため、まずは「プロテス」の内容よりも、ゲームシステムを皆さんに理解してもらうべく、説明が必要な事項をまとめて一つずつ画像を作り、X(旧Twitter)の投稿にて、お伝えすることを最優先にして制作を進めました。
(無事、ゲームシステムの説明を投稿にてお伝えすることが出来ましたが、未だに説明が不十分だなと思うことが少しあったため、次シーズンにてゲームシステムや基本ルールをまとめた動画を制作し、掲載しました。)

ゲームシステムについて皆さまにお伝えすると同時に、「プロテス」の内容も裏で進めていました。


【Chapter 3「課題曲と合格条件の選定」】

「プロテス」を構成する要素として、“課題曲”“合格条件”があります。
ですが、特に“課題曲”を決める際は、かなり悩みつつ選定をしました…

各クラスの課題曲は、「楽曲」「譜面」に分けて、合わせて6つの観点で選定をしました。
まず「楽曲」は、3つの観点から客観的に判断して選定をしました。

1つ目は、『書き下ろし楽曲』
プロセカというコンテンツで企画を制作している以上、プロセカへの書き下ろし楽曲7ユニット分(その他タブの楽曲も含む)、バランスよく課題曲として1曲ずつ選定をしました。
(今シーズンは、「ARQETYPE」「「1」」「モア!ジャンプ!モア!」「Flyer!」「ワンスアポンアドリーム」「アイディスマイル」「NEO」が選ばれています~)

2つ目は、『カバーユニット』
様々な楽曲をカバーしている5ユニットのカバー楽曲が偏らないように、「ブロンズクラス」~「ダイヤモンドクラス」までの課題曲には、1ユニット1曲ずつ、カバーしている楽曲を選定しました。
(今シーズンは、「glow」「深海少女」「春嵐」「おこちゃま戦争」「フォニイ」の5曲が選ばれています~)

3つ目は、『楽曲の曲調』
特に3曲目の楽曲に言えることなのですが、最後を飾る楽曲ということで、ボスに相応しいと思われる曲調を重視して課題曲の選定をしました。
(特に「METEOR」「ARQETYPE」「千本桜」はこの観点を重視して選曲しました~)

続いて、「譜面」も、3つの観点から客観的に判断して選定をしました。

1つ目は、『譜面傾向』
各クラス内の課題曲で、出来るだけ譜面傾向が偏らないように選定をしました。
(ですが、「ゴールドクラス」では認識難系の譜面に偏ってしまったので、今後の課題として改善に努めます。)

2つ目は、『個人差』
全体的に個人差が出にくい譜面を中心に選定をしました。
認識難譜面を選ぶ際は、その中でも控えめな難易度にしました。
(ですが、「ダイヤモンドクラス」の3曲目に当たる「千本桜」が、こちらの想定よりも個人差が大きいことが判明したため、こちらも今後の課題として改善に努めます。)
(「ロウワー」なんて一生選べなさそうですね…w)

3つ目は、『総ノーツ数』
クラスが一つ上がる度、少しずつ総ノーツ数が増えるように全体のノーツ数を調整して、選定をしました。
(極端にノーツ数が少ない譜面もあったので、調整するのが大変でした…)

続いて、「合格条件」なのですが、かなり悩んだ末、『スコア』『[GREAT]の数』『[GOOD,BAD,MISS]の数』3つを合格条件として選定をしました。

1つ目は、『スコア』
合格条件の1つ目として、『スコア』の条件を設定させていただきました。
この条件に関しては、かなり疑問に思った方もいらっしゃると思います。
なぜ音ゲー面と直接的には関係の無い『スコア』という条件を設定したかというと、元々制作する上で、プロセカというコンテンツをよくやりこんでいる人に受けてほしいという想いがあったからです。
たとえ音ゲーが上手い人でもある程度、 “プロセカ” というキャラゲー面でのコンテンツもやりこんでほしいという願いがあったため、『スコア』というAC音ゲーにはほとんど無いような要素を取り入れ、AC音ゲーとの差別化を図るといった理由で1つの合格条件として、設定させていただきました。

2つ目は、『[GREAT]の数』
合格条件の2つ目として、『[GREAT]の数』の条件を設定させていただきました。
この条件は音ゲーの精度を取る力が試される条件で、プロテスのゲーム性に合った条件だったため、設定させていただきました。

3つ目は、『[GOOD,BAD,MISS]の数』
合格条件の3つ目として、『[GOOD,BAD,MISS]の数』の条件を設定させていただきました。
この条件は音ゲーの接続力が試される条件で、こちらもプロテスのゲーム性に合った条件だっため、設定させていただきました。


それでは、課題曲や3つの合格条件を様々な観点で選定したことを踏まえて、ここで一つずつ、「project SEKAI Professionally Test 2024 WINTER ver.」にて登場した各クラスの課題曲と合格条件を振り返っていきましょう。

「project SEKAI Professionally Test 2024 WINTER ver.」の課題曲一覧


【Chapter 4「各クラスの課題曲と合格条件について考えたこと」】

「ビギナークラス」の課題曲と合格条件

まずは「ビギナークラス」
課題曲に関しては、このクラスが1番下のクラスであるため取っつきやすさを重視し、人気曲を中心に選曲をしました。

1曲目は「Tell Your World」(EXPERT/Lv22)。
プロセカのチュートリアルで一度は聴く楽曲であるため、「ビギナークラス」の始まりに相応しいと思い、選曲しました。
この譜面の難易度はEXPERTの中でもかなり控えめで、入門的な譜面であるため、この譜面を採用しました。

2曲目は「シャルル」(EXPERT/Lv23)。
ボカロ曲をあまり聞かない人でも、一度は聴いたことがある楽曲なのではと考え、知名度が高い人気曲であるため、選曲しました。
この譜面は、EXPERTの基礎が学べる配置が多く、実力を付けやすい譜面であるため、この譜面を採用しました。

3曲目は「ロキ」(EXPERT/Lv24)。
2曲目の「シャルル」と同じく、ボカロ曲をあまり聞かない人でも一度は聴いたことがある楽曲なのではと考え、知名度が高い人気曲であるため、選曲しました。
この譜面は、EXPERTの基礎の配置に加え、16分の乱打譜面遊びがあり、配置の難易度が高いため、「ビギナークラス」の最後の壁として相応しいと思い、この譜面を採用しました。

合格条件である《スコア》は、1曲当たり最低50万点(Bランク)を取れれば、クリア出来るように設定しました。

合格条件の一つである《GREATの数》に関しては、「ビギナークラス」が適正の方が出す、GREATの数の見当が付かなかったのと、そもそもGREATに関する条件無い方が取っつきやすいだろうと考え、「ビギナークラス」では設定しませんでした。

合格条件である《GOOD,BAD,MISSの数》《GREATの数》と同じく適正の方が出す、GOOD,BAD,MISSの数の見当が付かなかったのですが、50未満であれば多くの方がクリア出来るだろうと考え、50未満に設定しました。

「ブロンズクラス」の課題曲と合格条件

続いて「ブロンズクラス」
正直このクラスが1番、難易度の設定が難しかったクラスでした…
このクラスの課題曲に関しては、“プロテス”のゲーム性を重視し、このクラスから少しずつ緊張感を持っていただいて挑戦する形にしたかったため、人気曲という要素は残したまま、少しだけ難易度が高めな楽曲を中心に選曲をしました。

1曲目は「深海少女」(EXPERT/Lv23)。
昔からの人気曲でボカロ曲が好きな人なら、一度は聴いたことがある楽曲なのではと考え、選曲しました。
(僕が深海少女好きだから入れたというのは内緒です)
この譜面は、Lv23にしては同時押しが絡んだ配置が多く、後半には16分も配置されているため、最初のウォーミングアップ実力の小手調べとして適しているため、この譜面を採用しました。

2曲目は「フォニイ」(EXPERT/Lv24)。
ここまでの課題曲の中では比較的新しい楽曲で、多くの方が一度は聴いたことがある楽曲なのではと考え、選曲しました。
この譜面は、Lv24らしい地力を求められる配置が多く、ある程度の体力もいる譜面であるため、この譜面を採用しました。

3曲目は「「1」」(MASTER/Lv27)。
ここでは、書き下ろし楽曲を課題曲にさせていただきました。
この企画をプロセカで制作している以上、プロセカへの書き下ろし楽曲は、課題曲に入れたいなという思いがあり、「ブロンズクラス」の最後の課題曲として相応しいと考え、選曲しました。
(ちなみに楽曲Lvの見直しにより、Lvが27になってしまったのは想定外でした...)
この譜面は、MASTER譜面らしい個性的なロング微縦連が配置されており、厄介な配置が多い譜面なので「ブロンズクラス」の最後の壁として相応しいと思い、この譜面を採用しました。

合格条件である《スコア》は、1曲当たり最低84万点(Aランク手前)を取れれば、クリア出来るように設定しました。

合格条件である《GREATの数》は、先述した通り、このクラスから少しずつ緊張感を持って挑戦してもらいたいという思いがあったため、《GREATの数》という条件を付けさせていただきました。
とはいえ、そこまで条件を厳しくする予定は無かったため、クリアのしやすさを重視し、200未満に設定しました。

合格条件である《GOOD,BAD,MISSの数》も、《GREATの数》と同じく、クリアのしやすさを重視し、40未満に設定しました。
(少し条件が緩すぎるかなとも思いましたが、多くの方に受けてほしいという思いがあったため、変更はしませんでした。)

「シルバークラス」の課題曲と合格条件

続いて「シルバークラス」
このクラスの課題曲に関しては、「ブロンズクラス」と同じく、“プロテス”のゲーム性を重視し、更なる緊張感を持っていただいて挑戦する形にしたかったため、課題曲の難易度を大きく上げ、MASTER譜面を中心に焦点を当てた選曲をしました。

1曲目は「glow」(MASTER/Lv26)。
この譜面はLv26らしいロングノーツを主体とした配置が多く、稀に出てくるリズム難が厄介な譜面で、BPMが低めでありながら精度を崩されやすく、精度を取る技術を試されるため、この譜面を採用しました。
(そもそも楽曲Lvの見直しでLvが26に下がると思ってませんでした…)

2曲目は「alive」(MASTER/Lv27)。
この譜面はLv27らしい階段配置微縦連16分トリルなどが配置されており、こちらもBPMが低めですが、地力を求められる配置が多く、正確に捌く技術を求められる譜面であるため、この譜面を採用しました。

3曲目は「アイディスマイル」(MASTER/Lv28)。
ここでは、書き下ろし楽曲を課題曲にさせていただきました。
この譜面は同時押しフリックが多く配置されており、体力集中力が問われる譜面なので、「シルバークラス」の最後の壁として相応しいと思い、この譜面を採用しました。

合格条件である《スコア》は、1曲当たり最低100万点(Aランク)を取れれば、クリア出来るように設定しました。

合格条件である《GREATの数》は、クリアのしやすさ緊張感をどちらも感じられる条件にしたかったため、140未満に設定しました。

合格条件である《GOOD,BAD,MISSの数》も、《GREATの数》と同じく、クリアのしやすさ緊張感をどちらも感じられる条件にしたかったため、30未満に設定しました。

「ゴールドクラス」の課題曲と合格条件

続いて「ゴールドクラス」
このクラスの課題曲に関しては、“プロテス”のゲーム性に慣れた方々が挑戦する状況を想定して、課題曲らしさを重視して楽曲を選曲をしました。

1曲目は「ワンスアポンアドリーム」(MASTER/Lv28)。
ここでは、書き下ろし楽曲を課題曲にさせていただきました。
この譜面は、元Lv26とは思えないような認識難配置が多く配置されており、認識難に惑わされずに譜面を捌く技術を求められるため、この譜面を採用しました。

2曲目は「Flyer!」(MASTER/Lv29)。
1曲目の「ワンスアポンアドリーム」と同じく、ここでも書き下ろし楽曲を課題曲にさせていただきました。
この譜面は、Lv29らしい16分+同時押しの配置や捌きやすい配置が多く、この譜面を稼ぎ曲にしてほしいなという願いがあったため、この譜面を採用しました。
(ですが、アウトロ強めの認識難配置があることを課題曲の選定時点では忘れており、結果的に認識難譜面に偏ってしまったクラスになったため、今後の課題として改善に務めます。)

3曲目は「METEOR」(MASTER/Lv30)。
この譜面は、同時押しが絡んだ配置や16分トリルなど体力を問われる配置が多く、アウトロでは怒濤のラス殺しがあるため、「ゴールドクラス」の最後の壁として相応しいと思い、この譜面を採用しました。

合格条件である《スコア》は、1曲当たり最低117万点(Sランク手前)を取れれば、クリア出来るように設定しました。

合格条件である《GREATの数》は、“プロテス”のゲーム性に慣れた多くの方々が挑戦すると考え、100未満に設定しました。

合格条件である《GOOD,BAD,MISSの数》も、《GREATの数》と同じく、“プロテス”のゲーム性に慣れた多くの方々が挑戦すると考え、25未満に設定しました。

「プラチナクラス」の課題曲と合格条件

続いて「プラチナクラス」
このクラスの課題曲に関しては、「ゴールドクラス」と同じく、“プロテス”のゲーム性に慣れた方々が挑戦する状況を想定して、課題曲らしさを重視した、より難しい楽曲を選曲をしました。

1曲目は「NEO」(MASTER/Lv29)。
ここでは、書き下ろし楽曲を課題曲にさせていただきました。
この譜面は、Lv29にしては難易度は控えめで捌きやすい配置が多く、この譜面は唯一の稼ぎ曲に出来るため、この譜面を採用しました。
(プロジェクトセカイが3周年を迎えたということもあり、記念として「NEO」を入れたかった思いもありました。)

2曲目は「おこちゃま戦争」(MASTER/Lv31)。
この譜面は、元Lv30らしい体力譜面で、それなりに地力を求められる配置も多いため、この譜面を採用しました。
(僕は体力譜面として丁度良いかなと思っていましたが、体感難易度が皆さんと僕で大きく異なっていたため、想定よりも難易度が高い課題曲になってしまったため、今後の課題として改善に務めます。)

3曲目は「ARQETYPE」(MASTER/Lv31)。
ここでは、書き下ろし楽曲を課題曲にさせていただきました。
この譜面は、BPMが240もある中でリズム難な配置や階段配置を多く捌かせる譜面で、アウトロではラス殺しとして相応しい、難解なリズム難配置があるため、「プラチナクラス」の最後の壁として相応しいと思い、この譜面を採用しました。
(ちなみに各クラスの課題曲の中で、1番最初に決めた楽曲がこの「ARQETYPE」でした。)

合格条件である《スコア》は、1曲当たり最低134万点(Sランク)を取れれば、クリア出来るように設定しました。

合格条件である《GREATの数》は、「ゴールドクラス」と同じく、“プロテス”のゲーム性に慣れた多くの方々が挑戦することと、このクラスの課題曲が全体的に難しいことを考え、60未満に設定しました。

合格条件である《GOOD,BAD,MISSの数》も、《GREATの数》と同じく、“プロテス”のゲーム性に慣れた多くの方々が挑戦すると考え、20未満に設定しました。

「ダイヤモンドクラス」の課題曲と合格条件

続いて「ダイヤモンドクラス」
このクラスの課題曲に関しては、最難関クラスである「マスタークラス」の前座として、リズムゲームの確かな実力“プロセカ”というコンテンツへのやりこみを測るため、高難易度楽曲を中心に選曲し、合格条件もより一層厳しくしました。

1曲目は「春嵐」(MASTER/Lv30)。
この譜面は、3鍵階段4鍵階段などの16分の非交互配置が多く、単純に地力を問われる譜面に加えて演奏時間が長く集中力も必要なので、この譜面を採用しました。
(ちなみにSugarはこの譜面が苦手です…)

2曲目は「モア!ジャンプ!モア!」(MASTER/Lv31)。
ここでは、書き下ろし楽曲を課題曲にさせていただきました。
この譜面は、まさしく体力譜面といった配置が中心で、物量が多く体力を問われやすい譜面なので、この譜面を採用しました。

3曲目は「千本桜」(MASTER/Lv32)。
この譜面は、初代大会決勝初見曲として登場した超認識難譜面で、ノーツを確実に取るエイム力運指を組む力が問われる配置が多く、楽曲の終盤には非交互の認識難配置フリック連打ラス殺しとして置かれているため、「ダイヤモンドクラス」の最後の壁として相応しいと思い、この譜面を採用しました。
(3曲目のラスボス感も意識して千本桜を選曲しましたが、肝心の譜面の個人差があまりにも大きく、「千本桜があるからあんまりやりたくないな…」と思われた方もいらっしゃったため、今後は個人差が小さい譜面を選曲するよう、改善に努めます。)

合格条件である《スコア》は、1曲当たり最低150万点を取れれば、クリア出来るように設定しました。
(ですが、皆さんのリザルトからこの条件[特に金合格]が想定以上に厳しいと感じ取れたため、今後の課題として改善に努めてまいります。)

合格条件である《GREATの数》は、「プラチナクラス」から「ダイヤモンドクラス」に上がる際に、大きな壁を作りたかったため、30未満に設定しました。

合格条件である《GOOD,BAD,MISSの数》も、《GREATの数》と同じく、「プラチナクラス」から「ダイヤモンドクラス」に上がる際に、大きな壁を作りたかったため、15未満に設定しました。

「マスタークラス」の課題曲と合格条件

最後に「マスタークラス」
このクラスの課題曲に関しては、プロテスの最難関クラスという立ち位置にあり、全クラスの中で1番リズムゲームの確かな実力“プロセカ”というコンテンツへのやりこみを測るため、「ダイヤモンドクラス」よりも難しい、高難易度楽曲を中心に選曲し、合格条件も更に厳しくしました。

1曲目は「テレキャスタービーボーイ」(APPEND/Lv31)。
ここで、3周年にて新設した難易度のAPPEND譜面を採用しました。
この譜面は、指押し力片手トリル交差運指などの地力がかなり問われる配置が多く、マスタークラスの登竜門として相応しいと考え、この譜面を採用しました。
(ですが、今回APPEND譜面を採用したことにより、手持ち勢の方々には苦戦を強いることになってしまったため、次シーズンでは手持ち勢向けの「マスタークラス」を制作しました。)

2曲目は「フューチャー・イヴ」(MASTER/Lv32)。
この譜面は、認識難指押し力など様々な力が問われる配置が多く、少し気を抜いてしまうと事故りやすいため、この譜面を採用しました。
(最後の課題曲に向かうに当たり、挑戦者の皆さんにはこの楽曲を通じて、少しずつ緊張感を高めてもらうという意図もありました…)

3曲目は「初音ミクの激唱」(MASTER/Lv34)。
プロテスの最難関クラスを誇る「マスタークラス」では、やはり他のクラスとは別格超高難易度にしておきたい思いがあり、今回はLv34を誇る「初音ミクの激唱」を「マスタークラス」のラスボスとして3曲目に設定させていただきました。
この譜面は、プレイヤーが持つ全ての力が問われる超高難易度譜面で、この曲に挑む時にはこの楽曲特有の緊張感をプレイヤーに与え、ラスボスとしての風格があるため、「マスタークラス」の最後の壁として相応しいと思い、この譜面を採用しました。

合格条件である《スコア》は、1曲当たり最低167万点を取れれば、クリア出来るように設定しました。
合格条件である《GREATの数》は、「ダイヤモンドクラス」と「マスタークラス」のクラス間で、圧倒的な差をつけた難易度としたかったため、15未満に設定しました。
合格条件である《GOOD,BAD,MISSの数》も、《GREATの数》と同じく、「ダイヤモンドクラス」と「マスタークラス」のクラス間で、圧倒的な差をつけた難易度にしたかったため、8未満に設定しました。


【Chapter 5「おわりに」】

いかがだったでしょうか…?
課題曲を決めてる時に思ったのですが、歌唱ユニットによってリズムゲーム面での得意不得意があるなと感じました~
例えばモモジャンはLv27-29辺りの楽曲が多く、少し癖のある譜面が多いため、技術を図りやすかったり、ワンダショはLv30-31辺りの楽曲が多く、必要な技術などがそれぞれ絶妙に異なる譜面が多いため、様々な地力が図りやすいので、課題曲として選曲しやすいなと思いました。
様々なこだわり考えを生かして、この企画を開催したということをご理解していただけたら嬉しいです!
また、Sugar自身、この企画がこれほど人気が出ると思ってなかったのですが、皆さんに楽しんでいただけた模様なので、とても嬉しかったです!
そして次シーズンにあたる、「project SEKAI Professionally Test」2nd -Bloom-現在開催中です!
次シーズンもプロテスに挑戦していただけたら幸いです。

これにて、この記事は終わりにしようと思います!
普段はX(旧Twitter)にて、プロセカの譜面解説をしておりますので、ぜひフォローしていただけると嬉しいです!

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!!
またお会いしましょう!!

Sugarより




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