決意と理念8

弊社でも例外なく、丁度スタイリストになる頃の入社2.3年目での離職が多い。
そして気づけば駅前の業務委託専門の美容室に
我が社の卒業生達(笑)が集まっている現実がある。
これが最近の大きな離職のパターンだ。
そして従来からあるもう一つの離職が、女性スタッフの結婚出産のタイミングでの離職だ。結婚では遠方に引っ越す事もある為ある意味仕方がない事だが、出産後も出産前と同様に、ハードな働き方をすることは基本的には難しい。
そこで、働き方の選択肢がなければ、それまでのキャリアを捨てて離職する人もいる。
我が社が狙っていくのは、これらの課題の解決策である。
私が理想とするのはこの課題を解決するための
ハイブリッドな政策だ。
具体的に言うと、働く女性達を支援できるシェアサロン事業となる。
長く美容の仕事に従事した女性達の、自由で生産的な仕事の場の提供だ。その実現のためには先述したシェアサロンという形態が好ましい。
個人事業主として勤務すれば時間、賃金的に自由度が高いからだ。
さらに今回のシェアサロンには託児所を設けようと考えた。
託児所があることで、小さなお子さんがいて時間的自由が効かないママさん美容師も働く自由度が広がるはずだ。
我が社の社員の中からの出産、そして同じ課題を抱えている地域のママさん美容従事者にも間口を広げていきたい。
このような想いで今回の事業計画を考えた。
そして、この事業の資金調達を補助金申請によって行おうと考えた。
ここからまた新しい挑戦が始まることになった。

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