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Life Story 4:どっちも向いてない?

社会人になって1年半が経った頃、「ITの仕事も、ネットワークビジネスも向いてないのでは・・・?」と思うようになった。

ITの仕事もネットワークビジネスも向いてない?

IT起業して成功できるかもしれない、という淡い期待だけで業界に飛び込んだが、正直ITという分野そのものに、それほど興味を持てなかった。
また、同僚たちはすごく優秀なのに、自分は情報に付いていくだけで必死。成果を挙げられない自分にコンプレックスを感じ、挫折感に打ちのめされていた。

そしてネットワークビジネスも向いていないと感じていた。
何より人を勧誘することが苦痛だった。先輩からは学生時代の卒業アルバムに片っ端から連絡をするよう教えられた。電話をしたらガチャ切りされたり、もう電話しないでくれと言われたのも辛かった。そして怖さで電話ができなくなった。

「今やっていることは、本当に自分のやりたいことなんだろうか?本当にこの道で、成功できるんだろうか?
一体自分は何がやりたいんだろう?何が向いているんだろう・・・?」

忙しさでくたくたになりながら、ふとした休憩時間に悩みが襲ってきた。


 営業スクールとの出会い

悩んでいたころ、ある営業スクールと出会う。
会員は紹介制で20代限定。そこでは営業力を中心に学び、起業する卒業生もいた。

営業力を身に付けて自信を持ちたいと思ったので、会員として参加して学び始めた。
どんどん学びが楽しくなり、やがて学んだことを他の会員に伝えるような役目も担うようになり、教える喜びも感じた。

そんな中、営業スクールの講師として働かないかとオファーを頂いた。

・・・ただでさえ忙しいのに、トリプルワーク!!?

さすがに、身体がもたない。
ITの仕事、ネットワークビジネス。営業スクール。どれも並行して続けることはできない。

う~ん、どうしよう?

私は営業スクールを選択した。
IT企業を退社。ネットワークビジネスも辞めて、営業スクールの講師になった。

➡ Life Story 5:営業スクール講師を続けるべきか?


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