女子にとって「わかる」は「ウケる」
昨日、見事noteデビューをした私ですが
早速「今日から内容のあるエントリを書くぞ〜」と意気込み、スタバでmacを開きました。ドヤ顔で。
7月クールのドラマがもうすぐ始まるから、私的注目ドラマを紹介しよう!
題名は「私がみるので、みんなもみるべきドラマ」にしよう!
と決め、書き進めていました。
しかし書いてるうちになんだか女子の共感文化についての私的見解を述べたくなってきたので、今日はそれについて書きます。
ドラマについては後日で。
ドラマが好きです。結構見ます。
今、プロフィールに「好きなものはドラマです。」と書き加えました。
この投稿の発言に説得力を持たせたいという下心が半分ですが
残りの半分は純粋にドラマが好きという気持ちからです。
どれくらい好きかというと、合コンで趣味を聞かれたら
「ドラマが好きで、よくみます。」と言うくらいです。
しかし、それよりも好きなのは
ドラマについて人と「ああだ」「こうだ」と話す時間です。
「今期はあのドラマがいい」だの
「あのセリフは刺さった」だの
「登場人物ではあの人と付き合いたい」だの
本当に文字通り、ドラマについて、ああだこうだ話すのが好きです。
仲の良い友達でももちろんいいですし、初対面の人でも楽しいです。
その会話自体がまず楽しいし、そこに見え隠れするその人の価値観を読み取るのも好きです。
さて、ここまで好きだとか楽しいだとか私の趣味を勢いよく発表しましたが
ここからはその勢いのまま、私の持論を発表します。
私は、好きなものは「コミュニティをつくる」ことでより楽しめると思っています。
同じものを好きな人が集まる。
そこで好きなものについて語り合う。
同じ趣味嗜好の人達の中でまた新しい「好き」を見つける。
そうやって、人と「好き」を共有することによって
より深く、長く好きなものを愛し続けられるのではないかなと思います。
あの石原さとみを落としたことで有名な前田祐二さんも著書でこうおっしゃっています。
コミュニティは、現代人が価値を感じる要素が詰まっている。
表層的なコンテンツ価値以上に、絆、すなわち、心への強い紐付きや、裏側にあるストーリーに価値を感じて人が消費する。
もちろん一人で楽しみたいという人もいるとは思いますが
多くの人は、好きなものを「人と共有したい」と思うのではないでしょうか。
特に女子は「共感」の生き物と言われています。
JKってめっちゃ「わかるwwwwww」って言いますよね。
言うまでもなく、wwwwはウケていることを表す記号です。
現状、JKは「わかる」ことにすごいウケてます。
そこに何のユーモアもなく「わかっている」だけなのに
信じられないくらいウケるんです。
私もよく「わかる」だけでウケるので
この気持ちもすごいわかるwwwwwんですが
これ女子特有のサービスウケるじゃなくて本当にウケてるんですよ。
私は人に笑ってもらうことが好きなので
人前では、必死こいて滑らない話とか自虐ネタとか話すんですが
それらのほとんどはややウケです。
なんならサービスウケるだったりもします。
しかし、みんなが「わかる」話をすると、結構ウケます。
一番ウケるのは、なんとなく感じてたけどうまく言葉にできなかったり、こんなこと他の人は感じてないだろうと思っていることが
お互いに「わかった」時です。
「あ〜それそれ!わかるwww」みたいな。
それが後ろめたいことであればあるほど、共犯意識が生まれてさらに盛り上がったりもします。
女子会で人の悪口が盛り上がってしまうことがあるのは
得てしてこんな心理から来ている気もします。
悪意100%ではなくて、ただ「共感」という目的を達成するための「手段」のような。
かと言って、気持ちの良いものではないですけどね。
心の赴くままに、のびのびと書いていたら
話がとっちらかってしまいました。
何が言いたかったかというと
こんなふうに、好きな物をより楽しませてくれて、手っ取り早くウケる手段にもなる「わかる」を便利に使い、そして大切にしていきたいなあっていうことでした。
あの…
我、女子代表ナリ!!
みたいなもの言いしてすみません。
noteに女子大生が比較的少ないことをいい事に
自分の「女子」という属性を振りかざしていく方針です。悪しからず。
※知的に見せるために無理やり引用した前田祐二さんの本はこれです。