I Cried Like A Baby

ー先週金曜の夜にあんたが去っちまった時、
   あたいは赤ん坊のように泣いたのさ。

「朝起きたら、彼氏(彼女)が居なかった」
とは良くあるブルースのお決まりの始まりではありますが…去られた恨み節から始まるこの情念のスローブルースは実は、強かな女の強さをコミカルに描いているもの。

ーでもね、
 アタイにはあちこちに人脈があるもんだでね。
 全てはOKなのさ。

その"人脈"とは…

殺し屋のいい男は、稼いだ報酬をあたいに全部持ち帰ってくるの / 木こりの彼もいいわよ、いつでもあたいを温めてくれる / 肉屋の男はスイートよ。毎日ステーキを運んでくれるの。お代はいらねえぜ、可愛いベイビーってね / 「家賃はいんねえがら、抱かせてくれ」って、大家の男が言うのよ/ 炭鉱夫の彼は聴いて驚く流れ、82歳よ… /

男に対し、常にQUEEN の風格を損なわないような女性像。講談のようなイメージを持って、淡々と歌い語れたらと考えています(笑)

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