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アメリカに来てちょっとした振り返り

 いろいろと書こう書こうと思って、伸び伸びになってしまっていました。お久しぶりです。東京2020オリパラでパラリンピックで日本に一時帰国したりなどでバタバタと過ごしていました。

 今これを書いている2021年11月の時点でアメリカのニューヨーク、ハワイ、今いるペンシルバニア州の理学療法士ライセンスを取得しています。特にペンシルバニア州は先生などから難しい難しいと言われていましたが、問い合わせをしたりしつつトライをしたら取得することができました。

 ただ、全体的にそんなにすんなりいったわけではなく。例えば、世界理学療法連盟の元会長さんがいて、もともと日本の大学院の修士課程で行っていたバイオメカニクスも行われているニューヨーク大学。ここの自国で免許を持っている人が入れるPost Professional Doctor of Physical Therapy courseに入りたかったのですが、落選。しかも2018年から2年連続で笑。
↓落ちた時のお返事の一部

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 その後は、カリフォルニアのロマリンダ大学に入りました。そこでは、将来的な働くためのビザ取得のために必要な単位を取得できるはずでした。そのうちのひとつが急に変更になり、取得できなくなりました。よって、別の授業でその不足単位がカバーされるように何回も交渉して、やっと修正をしてもらい、必要な単位の取得できました。ほんとに大変でした。。。
※無理矢理内容が違うのに内容を入れ込んでもらったとかではなく、かなり明白に私が不足していた単位の内容をその授業が含んでいたこと、入学時にも取れることを確認していたものが取れなくなったのはおかしいということで交渉しています。

 刻々と変わり続けるアメリカ理学療法士免許やビザの状況に関してを取りたいという方に最新の情報を提供していますが、そのやり取りの中、序盤の段階でもこういった様々な問題にぶち当たります。特に、2017年以降、ビザの部分に関する単位審査の要項が「博士課程での教育と同等」ということで、170単位を指定された項目からとらなければならなくなりました(それ以前は150単位で修士と同等を証明)。よって、かなり戦略を立てて単位を取得しないとお金も時間もものすごくかかってしまいます。

 2回ビザのための審査を受けていますが、どんどん値上がりしていて、その部分だけで40万円近くかかったり、ほんとにお金が溶けます。

 なんで途中でやめようと思わなかったのか?これは聞かれて言語化するのが難しかったのですが、たぶん、大変であっても「万策は尽きていない」と、多少なりとも次に進めるかもという希望があったからもしれません。

 せっかくペンシルバニア州ライセンスも取ったので、全米で有名なスポーツ施設の脳震盪や前庭リハなど神経系を中心にみるチームに応募してみましたが落選。基本的に外国籍の理学療法士にビザ発給はよほどでなければしないようですし、あったとしても応募多数の中で選ばれたかはわかりません。今後はエビデンスを基盤にしつつも時間をかけて個別性にも対応できるようなところで働きたいなと考えているところです。

 まとまりのないことを書いてみましたが、そろそろテスト勉強に戻ります。「試験や発表は成長できる最高の機会」。もうDoctor of Physical Therapyの学位もあって、今の修了後のMaster's degreeがかかっている!とかでもないので、目先の点数に捉われずに勉強続けます!

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