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初デートのような... ~協働事業「びびんこ」って?③(選考の流れ・サイトビジット)~

協働事業「びびんこ」では、毎年1~2団体と協働事業に取り組んでいます
現在、2023年1月から協働をスタートする協働先団体を決めるための選考を行なっています
 
選考の流れは、
1.申請書受付
2.申請団体へのヒアリング
3.書類・ヒアリング内容に基づく1次選考
4.1次選考通過団体とのプレ協働
5.2次選考(プレゼン)
 
選考の詳しい説明はこちらをご覧ください

今回は「2.申請団体へのヒアリング」についてご説明します

私たちはこの工程を「サイトビジット」と呼んでいます
その名の通り、申請団体の活動拠点にうかがい、直接お話をお聞きするというもの
例年申請締切後の8月にサイトビジットを行います
 
「サイトビジット」を行う理由は大きく2つ
 
まず1点目が、申請書だけでは読み取れない思いや活動を知るため
皆さんしっかりと申請書類を作っていただいているのですが、やはり書類だけでは感じ取れない・読み取れない部分が多くあると感じています
そこで、改めて申請書類に基づきながら、直接お話をお聞きする機会を作るようにしています
そうすることで、申請書類には書き切れていなった思いや願い、そして具体的な活動内容を理解していきます
 
2点目が、団体の雰囲気(代表者やスタッフの人柄や関係性)を感じるため
私たちの協働は、一般的には伴走型と呼ばれるスタイル
約1年間、協働先のみなさんと私たちメンバーが定期的なミーティングを繰り返しながら協働を進めていきます
そのため、私たちソシオファンド北も州との“相性”も重要になってきます

私たちメンバーを受け入れてもらえる余地があるかどうか
時には厳しい意見も交わされる協働を一緒に乗り越えることができる関係性が構築できるかどうか

もちろん、短い時間でのサイトビジットで“相性”を見極めることは難しいです
ただ、代表者やスタッフの方の人柄であったり、その関係性であったり、活動拠点に流れる空気間であったり
そういったところから、私たちとの“相性”を見るようにしています
 
「サイトビジット」は、多くの場合、申請団体と私たちソシオファンド北九州のメンバーが初めて会う機会になります
申請団体のみなさんにとっては、選考の一環ということで、かなり緊張するだろうなと感じています
 
実は私たちメンバーもけっこう緊張するんですよね
選考という手続き上、しっかりお話を聞かないと、そして“ 相性”を見極めないと、と考えてしまいがち
 
ただ一方で、その緊張には新たな出会いへの喜びや期待が含まれています
それは新たな人・団体との出会いであり、新たな世界・知識との出会いへの喜びと期待
普段の生活ではなかなか会うことも接することもないような分野の人たちや知識と直接会うことができる、これがサイトビジットの醍醐味だと感じています

サイトビジットには、申請いただいた団体の中から、この団体のお話を聞きたいと手を挙げて参加するメンバーがほとんど
申請書で興味を持って、「どんな団体なんだろう」「代表やスタッフの方はどんな方だろう」
そんなドキドキ、ワクワク感を持ちながらサイトビジットに向かいます
 
なんかちょっと初デートみたいですよね
 
申請団体の皆さんにも、ぜひサイトビジットを一緒に楽しんでもらえたらうれしいなと思っています
なかなかそんな気持ちになれないと思いますが...
 
今年もまたそんな初デートのようなサイトビジットが楽しみです

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